東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲刈り体験準備、稲刈機による稲刈り

2010年10月23日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 小学校の稲刈り体験期日が迫っているため、いちいちカマで稲刈りなどしていられません。5年前(最後に使ったのは2005.11.16)に使っていた稲刈機を再び使うことにしました。この機械を使うと、あっと言う間に稲刈りが済んでしまいます。ちょっと味気ないのですが時間は待ってくれないので仕方ありません。この稲刈機は9年前(2001.9.24にいただく)に近所の農家からのご好意でいただいたものです。

                 10年ほど前、近所の農家からいただいた稲刈機


 鈴木牧場に永い間ほこりをかぶっていましたが、ガソリンを入れると保管方法が良かったのか一発でエンジンがかかりました。ただ、タイヤがパンクしていたのは痛い故障です。しかし、パンクを直している時間がありません。パンクしている状態で鈴木牧場から田んぼまで自走しました。

      田んぼを回るように稲刈り               稲刈りが終わった田んぼ
 

 小学生が稲刈り体験する田んぼをぐるっと一周数株分だけ稲刈りしました。数株分の隙間があると最初稲刈りがスムーズに進みます。網が張ってある内側を稲刈機を動かしたので、機械が網に引っかかります。網を避けながらの稲刈りでした。

                 防鳥網に引っかかりながらの稲刈り


 今回の稲刈りで小学生に脱穀体験させる分量の稲束を確保することができました。あらたに竹竿を立てて今回刈り取った稲を架けて干しました。稲刈り体験まで、あと24日の一日しか準備日がないので、朝からずっと作業しどおしでした。

    刈り取って干した稲束と稲刈機           脱穀体験に使うスペースを確保
 

 雨が降りそうだったため、干した稲束の上にビニールを架けておきました。こうすると、少々の雨が降っても濡れません。濡れたとしても、晴れた日には乾きやすくなります。この時期は、晴れの日が続くよう祈る日々です。

          雨に濡れないように、稲束の上にビニールを被覆

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