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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

御法主日如上人猊下「新年の辞」(R2)

2019-12-25 | 日如上人御指南

 

新 年 之 辞

(大日蓮 令和2年1月号 第887号 転載)

 立宗七百六十八年の新春を迎え、宗内僧俗御一同には、清々しく新年を迎えられ、決意も新たに、愈々の精進をお誓いのことと存じます。
 昨年宗門は、激動の中二十七年の長きにわたり、親しく御教導を賜った日顕上人の御遷化に逢い深い悲しみにくれましたが、我等一同、改めて、その広大なる御恩徳に衷心より拝謝し、御報恩謝徳申し上げるものであります。
 扨、本年は「御命題達成の年」であります。予て私共が御宝前に誓った令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢の構築まで愈々残り一年余。正しく本年度は御命題達成の総仕上げとなる大事な年であり、一支部も残すことなく全支部が万難を排し、折伏誓願を達成すべき誠に大事な年であります。
 大聖人は『如説修行抄』に、
「正像二千年は小乗・権大乗の流布の時なり。末法の始めの五百歳には純円一実の法華経のみ広宣流布の時なり。此の時は闘諍堅固・白法隠没の時と定めて権実雑乱の砌なり。敵有る時は刀杖弓箭(とうじょうきゅうせん)を持つべし、敵無き時は弓箭兵杖(きゅうせんひょうじょう)なにかせん。今の時は権教即実教の敵と成る。一乗流布の代の時は権教有って敵と成る。まぎ(紛)らはしくば実教より之を責むべし。是を摂折の修行の中には法華折伏と申すなり。天台云はく『法華折伏破権門理』と、良(まこと)に故あるかな」(御書672)
と仰せであります。
 私共は、この御金言を拝し、遠くは一天広布を目指し、近くは来たるべき令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の実現を目指し、講中一結、異体同心して大折伏戦を展開し、以って広大なる仏恩に報い奉ることが肝要であります。
 されば、宗内一同、『生死一大事血脈抄』の、
「総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此(じたひし)の心なく、水魚の思ひを成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱へ奉る処を、生死一大事の血脈とは云ふなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり。若し然らば広宣流布の大願も叶ふべき者か。剰(あまつさ)へ日蓮が弟子の中に異体異心の者之有れば、例せば城者として城を破るが如し」(御書514)
との御聖訓を拝し、猶一層の決意を固め、異体同心して誓願達成へ向けて、愈々精進されますよう心より願い、新年の挨拶といたします。

 


 

新年の辞

立宗七百六十八年の新春を寿ぎ奉る

 

(大白法 令和2年1月1日 第1020号 転載)

 

 立宗七百六十八年の新春を迎え、法華講大講頭・法華講連合会委員長星野浩一郎氏ほか全国法華講員御一同には、清々しく新春をお迎えのことと存じます。
 昨年、宗門は激動のなか二十七年の長きにわたり、法華講の発展と育成のために限りなく多くの御教導を賜った日顕上人の御遷化に逢い深い悲しみにくれましたが、私共一同、改めて、その広大なる御恩徳に衷心より御報恩謝徳申し上げるものであります。
 さて、本年は「御命題達成の年」であります。全国の法華講にとって、「宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年法華講員八十万人体勢構築」の総仕上げとなる誠に大事な年であり、すべての法華講支部は如何なる障魔が行く手を阻もうが万難を排し、異体同心・一致団結して、御宝前に固くお誓い申し上げた「法華講員八十万人体勢構築」の実現は、何としても達成しなければなりません。
 大聖人は『種々御振舞御書』に、
「仏滅後二千二百二十余年が間、迦葉(かしょう)・阿難(あなん)等、馬鳴(めみょう)・竜樹(りゅうじゅ)等、南岳(なんがく)・天台(てんだい)等、妙楽(みょうらく)・伝教(でんぎょう)等だにもいまだひろめ給はぬ法華経の肝心、諸仏の眼目(げんもく)たる妙法蓮華経の五字、末法の始めに一閻浮提(いちえんぶだい)にひろまらせ給ふべき瑞相(ずいそう)に日蓮さきがけしたり。わたうども(和党共)二陣三陣つヾきて、迦葉・阿難にも勝れ、天台・伝教にもこへよかし。わづかの小島のぬしら(主等)がをどさんを、をぢ(恐)ては閻魔王(えんまおう)のせ(責)めをばいかんがすべき。仏の御使(おんつか)ひとなのりながら、をく(臆)せんは無下(むげ)の人々なりと申しふくめぬ」(御書1057)
と仰せであります。
 この御文を拝する時、私共は大聖人の忍難弘通の御振舞を拝し、如何なる障魔が行く手を阻もうが、身軽法重・死身弘法の御聖訓を体し、何としても、法華講員八十万人体勢構築の誓願は達成しなければなりません。誓願は達成してこそ、価値があり功徳もあるからであります。
 『開目抄』には、
「つたなき者のならひは、約束せし事をまことの時はわするゝなるべし」(御書574)
と仰せであります。
 誓願達成の誓いも果たせず、「つたなきもの」として侮りを受けるか。晴れて誓願を達成して御本尊様の御照覧を仰ぐことができるかどうかは、これからの戦い如何に懸かっていることを忘れず、各講中共に尚一層の精進をもって、必ず誓願を達成されますよう心から念じ、新年の挨拶といたします。

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

http://www.nichirenshoshu.or.jp/

 

日蓮正宗教学研鑽所

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大日蓮出版

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青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm



御命題達成の年

2019-12-25 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R2.1月 第192号)  

 

 御法主日如上人猊下からの御命題である、
「令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までに、法華講員八十万人の体勢を築くこと。」(平成二十一年七月二十六日 七万五千名大結集総会の砌
とは、日蓮大聖人の御遺命である「広宣流布に向かって精進し、本門寺の戒壇建立を期せよ」との実現を推進するためにも重要な日蓮正宗僧俗の御命題となります。
 その実現を推進する絶対条件には、僧俗一致・異体同心の団結であります。その絶対条件を基礎とした、地道な折伏と育成により広布の人材が澎湃として輩出し、熾烈な広布の戦いに耐え得る強靭な講中組織を築き、世界広布への確固たる法礎を築くことにあります。
 御命題を達成して有終の美を飾り、もって御聖誕八百年の大佳節を晴れやかにお迎えしましょう。

 令和二年の年間実践テーマ

①勤行・唱題で歓喜の実践

 信心の基本となる仏道修行は朝夕の勤行と唱題です。日々不断の勤行と唱題こそが信心活動の原動力となり、また規律とメリハリのある充実した一日を送ることになります。
 昨今の天変地異の実相は、邪宗・邪義が跋扈し、謗法の害毒が蔓延していることが根本原因です。魔の所為により善悪の意識が欠落し、正邪の道理に暗い世の中を正しく進むには、毎日の勤行・唱題が欠かせません。
 御本尊の無量の功徳に浴し、法華講員として歓喜に満ちた日々の行動ができるよう、怠りなく勤行・唱題を実践しましょう。

②異体同心の折伏で広布へ前進

 折伏誓願目標達成の秘訣は、異体同心の団結にあります。異体同心は、宗祖大聖人との異体同心が根本であり、自分の心を仏法に任せ、広宣流布の一点に焦点を合わせること、つまり、折伏と育成の実践によって真の異体同心の団結は生まれます。
 講中全員が異体同心して唱題を重ね、共に折伏に動き、共に育成に歩く。その地道な浄業が広布への前進になります。ともどもに功徳の体験を語り合い、強盛なる信心を奮い起こして折伏を実践しましょう。
 なお、新入講者には御本尊御安置を推進してください。

③御講と登山の推進で人材育成

 毎月の御報恩御講は、仏祖三宝尊の広大な仏恩に報い奉る最重要行事です。信心の上から御講日を大事に考えることによって、生活が守られ良い循環が生まれます。
 また、総本山への登山は、本門戒壇の大御本尊に足繁く参詣することにより、無始以来の謗法による罪障が消滅して、身心ともに浄化されます。
 御講参詣者の増加、総本山登山者の増加によって、講中は明るく元気になります。そして参詣者・登山者の増加は、そのまま折伏活動者が実質的に増えていく人材育成の要となります。
 御講と登山の推進は、勧めた人も、参詣した人もともに大きな功徳を積む仏道修行です。信心活動に立ち上がるきっかけとなるよう、率先して講員宅に足を運び、声をかけ、講中一丸となって粘り強く推進しましょう。

 令和二年の年間方針『御命題達成の年』の意義と三項目の年間実践テーマの趣旨を心に刻み、布教区別僧俗指導会、同広布推進会、寺院の行事、法華講連合会や支部講中の諸活動に積極的に参加して、三項目の年間実践テーマを着実に実践することが大事です。
 もって、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節における「法華講員八十万人体勢構築」の御命題を名実ともに達成すべく、『御命題達成の年』の勇猛精進を誓いましょう。

 

宗祖日蓮大聖人『最蓮房御返事』に曰く、
「法華経の行者は信心に退転無く身に詐親(さしん)無く、一切法華経に其の身を任せて金言の如く修行せば、慥(たし)かに後生は申すに及ばず、今生も息災延命にして勝妙の大果報を得、広宣流布の大願をも成就すべきなり。」(御書642)


令和2年1月度行事予定

2019-12-25 | 正林寺行事予定
1月1日(水)午前0時、初勤行会
 
1月1日(水)午前9時、広布唱題会
 
1月1日(水)午前10時、元旦勤行会
 
1月2~3日、法華講新年初登山(総本山大石寺)
 
1月11日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
1月12日(日)午後1時、御講
 
1月13日(月)成人式
 
1月18日(土)午後1時15分、布教区別僧俗指導会(桐生・無量寺)
 
1月19日(日)午後1時、5時間唱題行
  
1月25日(土)午後7時、役員会
 
1月26日(日)第1回支部総登山(総本山大石寺)
 
※1月中は唱題行を毎日午後7時30分から行います。
 終了後、御指南集㉕を拝読いたします。
 

 

 


 

一、令和二年の年間方針・『御命題達成の年

二、令和二年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で歓喜の実践

 ②異体同心の折伏で広布へ前進

 ③御講と登山の推進で人材育成

 

富士年表(宗祖御在世)

 

富士年表(宗祖滅後)

 

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 

創価学会員のみなさんへ

 

創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す

 

創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す

 

 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

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第68世御法主日如上人猊下御指南(R1.12)

2019-12-21 | 日如上人御指南

 

令和元年12月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 令和2年1月号 第887号 転載)

(大白法 令和元年12月16日 第1019号 転載)

 

 本日は、本年度最後の広布唱題会に当たりまして、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年「勇躍前進の年」も、いよいよ残り一月となり、皆様には本年度の折伏誓願達成のため、さらには来たるべき令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年をお迎えするに当たり、全支部が御宝前に誓った折伏誓願を達成すべく、講中一結・異体同心して、昼夜を分かたず御奮闘のことと存じます。
 申すまでもなく、法華講員八十万人体勢の構築は、私どもが御宝前に固く誓った目標であり、全国すべての支部が一支部も残すことなく、なんとしてでも達成しなければならない、今、最も大事な目標であります。
 そのためには、私ども一人ひとりが、改めて御本仏宗祖日蓮大聖人の弟子檀那としての自覚と誇りと、いかなる障魔も恐れない断固たる決意をもって真剣に唱題に励み、その功徳と歓喜をもって立ち上がり、身軽法重・死身弘法の御聖訓のままに、講中の総力を結集して、破邪顕正の折伏を行じていくことが肝要であります。
 大聖人様は『聖愚問答抄』に、
「抑仏法を弘通し群生を利益せんには、先づ教・機・時・国・教法流布の前後を弁ふべきものなり。所以は時に正像末あり、法に大小乗あり、修行に摂折あり。摂受の時折伏を行ずるも非なり。折伏の時摂受を行ずるも失なり。然るに今世は摂受の時か折伏の時か先づ是を知るべし。摂受の行は此の国に法華一純に弘まりて、邪法邪師一人もなしといはん、此の時は山林に交はりて観法を修し、五種六種乃至十種等を行ずべきなり。折伏の時はかくの如くならず、経教のおきて蘭菊に、諸宗のおぎろ誉れを擅にし、邪正肩を並べ大小先を争はん時は、万事を閣いて謗法を責むべし、是折伏の修行なり。此の旨を如らずして摂折途に違はゞ得道は思ひもよらず、悪道に堕つべしと云ふ事、法華・涅槃に定め置き、天台・妙楽の解釈にも分明なり。是仏法修行の大事なるべし」(御書402)
と仰せであります。
 まさしく、摂受・折伏とあるなか、像法過時の如き摂受ではなくして、末法は折伏をもって正規とします。されば、御文には「邪正肩を並べ大小先を争はん時は、万事を閣いて謗法を責むべし、是折伏の修行なり。此の旨を知らずして摂折途に違はゞ得道は思ひもよらず、悪道に堕つべしと云ふ事、法華・涅槃に定め置き、天台・妙楽の解釈にも分明なり。是仏法修行の大事なるべし」と仰せられ、末法の仏道修行にとって、いかに折伏が大事であるかを御教示あそばされているのであります。
 よって『南条兵衛七郎殿御書』には、
「信心ふかき者も法華経のかたきをばせめず。いかなる大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし」(同 322)
と仰せられているのであります。
 すなわち、どのような大善を作り、法華経を千万部も書写し、一念三千の深遠なる御法門を会得した人であったとしても、法華経の敵を責めなければ、すなわち折伏をしなければ、得道、つまり成仏することはできないと厳しく御教示あそばされているのであります。
 まさにこの御文は、いかに自分では信心強盛で、仏道修行に励み、教学にも精通し、深く仏法を極めていると思っていても、所詮、正法正義を誹謗する邪義邪宗の謗法をそのままにしておいて、破折し、折伏をしなければ、成仏はできないと仰せられているのであります。まことにこの御金言は重く、私どもはこのお言葉を全身全霊で受け止め、深く心に刻みつけて、けっして忘れてはなりません。
 されば、続いて、
「朝につかふる人の十年二十年の奉公あれども、君の敵をしりながら奏しもせず、私にもあだまずば、奉公皆うせて還ってとがに行なはれんが如し」(同 323)
と仰せられ、朝廷に仕える人が、十年、二十年と長年にわたって奉公に励んでも、主君の敵を知りながら上に報告もせず、己れ自身もその敵を責めなければ、長年にわたる奉公の功績も皆、消えてしまい、かえって罪に問われるようなものであると仰せられているのであります。
 したがって、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人の弟子檀那であれば、謗法の害毒によって苦しんでいる人達を見て、折伏もせず、謗法を責めようともしなければ、大聖人様の御本意に違うことになり、正しい信心の実践とはならないのであります。大聖人様の教えのままに、正しい信心の道に連なってこそ、一生成仏も初めてかなうのであります。
 大聖人様は『唱法華題目抄』に、
「末代には善無き者は多く善有る者は少なし。故に悪道に堕せん事疑ひ無し。同じくは法華経を強ひて説き聞かせて毒鼓の縁と成すべきか。然れば法華経を説いて謗縁を結ぶべき時節なる事諍ひ無き者をや」(同 231)
と仰せであります。
 「毒鼓の縁」については、再三申し上げていることでありますが、毒薬を太鼓に塗り、大衆のなかにおいてこれを打てば、聞こうとする心はなくても、これを聞けば皆、死んでしまうように、法を聞こうとせず信じようとしなくとも、やがて煩悩を断じて得道できることを、毒を塗った太鼓を打つことに譬えているのであります。
 すなわち、一切衆生には皆、本来的に仏性が具わっております。正しい教えを聞き、その縁に触れ、発心・修行することによって、仏性が仏性としての用きを示し、成仏することができるのでありますから、順縁の衆生はもとより、たとえ逆縁の衆生であったとしても、三大秘法の南無妙法蓮華経を聞かせることによって正法と縁を結ばせ、将来、必ず救済することができるのであります。
 されば、私どもは一人ひとりがこの御金言を拝し、大聖人御聖誕八百年をいよいよ明後年に迎えた今、いかに折伏が大事であるかを銘記され、講中の一人ひとりが、断固たる決意をもって大折伏戦を展開し、もって全支部が必ず折伏誓願を達成され、晴れて御聖誕八百年の大慶事を迎えられますよう心から念じ、本日の挨拶といたします。

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

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第68世御法主日如上人猊下御指南(R1.11)

2019-12-05 | 日如上人御指南

 

令和元年11月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 令和元年12月号 第886号 転載

(大白法 令和元年11月16日 第1017号 転載)


 本日は、十一月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年「勇躍前進の年」も、いよいよ十一月に入り、残りあと二月、全国の各支部ともに総力を結集して、本年度立てた折伏誓願を達成すべく、寸暇を惜しんで折伏に励んでいることと思います。
 この広布への戦いにおいて、最も大事なことは、すべての支部が一支部も漏れることなく、たとえいかなる困難・障害があったとしても、あらゆる障魔を打ち払い、御宝前に誓った折伏誓願は必ず達成することであります。
 有名な上杉鷹山の書葉に、
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」
という書葉があります。
 「折伏は、折伏をすれば必ず折伏できる」とは、ある人の言葉でありますが、とにかく、まず折伏の行動を起こすことであります。いくら考えても、座していたのでは折伏はできません。とにかく、立ち上がり、動くことであります。
 大聖人様は『土篭御書』に、
「法華経を余人のよみ候は、口ばかりことばばかりはよめども心はよまず、心はよめども身によまず、色心二法共にあそばされたるこそ貴く候へ」(御書 483)
と仰せであります。この御文の通り、真剣に唱題に励み、大御本尊様への絶対の確信と、断固たる決意を持って折伏に打って出れば、必ず折伏はできます。
 『如説修行抄』には、
「今の時は権教即実教の敵と成る。一乗流布の代の時は権教有って敵と成る。まぎらはしくば実教より之を責むべし。是を摂折の修行の中には法華折伏と申すなり。天台云はく『法華折伏破権門理』と、良に故あるかな」(同 672)
と仰せであります。
 さらに、同じく『如説修行抄』に、
「権実雑乱の時、法華経の御敵を責めずして山林に閉ぢ篭りて摂受の修行をせんは、豈法華経修行の時を失ふべき物怪にあらずや」(同 673)
と仰せであります。私どもは一人として「法華経修行の時を失ふべき物怪にあらずや」との侮りを受けるようなことがあってはなりません。
 そもそも、末法は摂受・折伏とあるうち、折伏をもって正規といたします。されば『御講聞書』には、
「今末法は南無妙法蓮華経の七宇を弘めて利生得益有るべき時なり」(同 1818)
と仰せられているのであります。
 末法は折伏をして、初めて「利生得益」があるとの御金言は、まことに大事であります。過去遠々劫から積み重なる様々な罪障も、一切衆生救済の慈悲行たる折伏を行ずることによって、仏様の化を受け、自他共に成仏することができるのであります。
 よって『法華初心成仏抄』には、
「仏になる法華経を耳にふれぬれば、是を種として必ず仏になるなり。されば天台・妙楽も此の心を以て、強ひて法華経を説くべしとは釈し給へり。譬へば人の地に依りて倒れたる者の、返って地をおさへて起つが如し。地獄には堕つれども、疾く浮かんで仏になるなり。当世の人何となくとも法華経に背く失に依りて、地獄に堕ちん事疑ひなき故に、とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし。信ぜん人は仏になるべし、謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり。何にとしても仏の種は法華経より外になきなり」(同 1316)
と仰せであります。
 「毒鼓の縁」とは既に皆様もよく御承知の通り、毒薬を太鼓に塗り、大衆のなかにおいてこれを打てば、聞こうとする心はなくても、これを聞けば皆、死するように、法を聞こうとせず信じようとしなくとも、やがて煩悩を断じて得道できることを、毒を塗った太鼓を打つことに譬えているのであります。
 一切衆生には皆、仏性が具わっております。正しい法を聞き、発心・修行することによって、やがて成仏できるのであり、末法今時では順縁の衆生はもとより、たとえ逆縁の衆生であったとしても、三大秘法の南無妙法蓮華経を聞かせることによって、正法と縁を結ばせ、将来、必ず救済することができるのであります。
 されば、私どもは一人ひとりがこの御金言を拝し、末法においていかに折伏が大事であるかを認識し、講中一結・異体同心して、すべての支部が御宝前にお誓い申し上げた折伏誓願を必ず達成すべく、真剣に唱題に励み、その功徳と歓喜と勇気を持って、身軽法重・死身弘法の折伏を行じ、もって全支部が折伏誓願を達成され、一生成仏を計られますよう心からお祈りし、本日の挨拶といたします。 

 

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)


 

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日蓮大聖人の御遺命(ごゆいめい)

2019-12-05 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R1.12月 第191号)  

 

 信心では、宗祖日蓮大聖人の御遺命を心肝に染めることが大切です。

 御遺命を常に意識した信心は、世法の不幸をもたらす悪縁・邪義から翻弄されることなく、地に着いた正しい信心を全うすることができます。それはまた、広宣流布への大事な使命にも欠かすことのできない、大聖人の御遺命を心中に染めて広宣流布を推進していくことでもあります。

 御遺命とは、後代の者に遺言として命令指示することです。
 大聖人は御入滅直前に教示された「二箇相承書」を拝すると、後代の弟子信徒に対する重大な御遺命として、二つあります。

①「血脈相承に随順せよ」
②「広宣流布に向かって精進し、本門寺の戒壇建立を期せよ」
との二つであります。

 ①「血脈相承に随順せよ」との御遺命

 『日蓮一期弘法付嘱書』に、
「日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す、本門弘通の大導師たるべきなり。(中略)就中我が門弟等此の状を守るべきなり。」(御書1675)
と仰せられ、さらに『身延山付嘱書』には、
「釈尊五十年の説法、白蓮阿闍梨日興に相承す。(中略)背く在家出家共の輩は非法の衆たるべきなり。」(御書1675)
と教示されています。
 すなわち二箇の相承書の双方に、大聖人から日興上人への唯授一人の血脈相承に随順すべきことを厳命されています。
 この御教示は、相伝書である『百六箇抄』にも、
「日興が嫡々付法の上人を以て総貫首と仰ぐべき者なり。」(御書1702)
と仰せられていることからも明らかです。時の御法主上人猊下は、日蓮大聖人の御遺命を正しく護持あそばされた総貫首との尊い御境界であります。その御境界から時々に応じた適切な御指南を、日蓮正宗の僧俗にくださり成仏へと導いていただくことができます。つまり、自行においての御遺命と拝します。

 ②「広宣流布に向かって精進し、本門寺の戒壇建立を期せよ」との御遺命

 『日蓮一期弘法付嘱書』の、
「富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。(中略)事の戒法と謂ふは是なり」(御書1675)
との御文や、『三大秘法抄』の、
「最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべき者か。(中略)事の戒法と申すは是なり」(御書1595)
との御文に明らかです。それは「富士山は広宣流布の根源」との意識を大切にすることであります。その実践となる総本山への登山は、広宣流布への決意表明でもあります。つまり、化他行においての御遺命と拝します。

 大聖人の御遺命には、①「血脈相承に随順せよ」と②「広宣流布に向かって精進し、本門寺の戒壇建立を期せよ」との二つであり、日蓮正宗にて公式な御遺命になります。

 以上の御遺命とは異なる顕正会の浅井会長が主張する「国立戒壇」は、現在、日蓮大聖人の御遺命ではありません。正しい御遺命を御書の文証から確認しましょう大聖人は『聖愚問答抄』に、

「文証無からんをば捨てよ」(御書389・拡大版上巻389)
と、御書に文証として明らかに存在しない「国立戒壇」は、捨てるように仰せではないでしょうか。浅井会長が諸会合で拝読している御書拡大版を拝借されて、顕正会員は御自身の目で直接、御文証を確認すべきでしょう。

 時折、顕正会員の主張に「宗門(日蓮正宗)は御遺命を捨てた」との発言があります。それは、一時期、宗門も当時の世情を鑑みて、特に、第五十九世日亨上人・第六十四世日昇上人・第六十五世日淳上人から「国立戒壇」の御指南を賜りました。その御指南の真意は、大聖人が『太田左衛門尉御返事』に仰せの、

「強(あなが)ちに成仏の理に違はざれば、且(しばら)く世間普通の義を用ゆべき」(御書1222・拡大版下巻1222)
との御指南から、当時、「本門寺戒壇建立」(法説)との本来あるべき御遺命の表現を、調熟誘引のため「戒壇」に関して、世間的に通じ理解しやすい普通の義を用いた意味から「国立戒壇」(譬説・因縁説)の文言を使用された時がありました。

 しかし、日達上人は「今後は使用しない (※趣意)」(大日蓮 昭和45年7月号)と御指南あそばされました。この時に「且く世間普通の義を用ゆべき」との誘引期間に終止符を打たれ、弾訶・淘汰の時をお示し下されたと拝します。当然ながら、大聖人の「文証無からんをば捨てよ」との御指南からは、仏法の道理に適ったことではないでしょうか。

 僭越ですが、つまり「本門(寺)戒壇の大御本尊」であり「国立戒壇の大御本尊」ではないからです。本門戒壇の大御本尊に、「国立」との文字はありません。『上野殿御返事』に、「南無妙法蓮華経に余事をまじ(交)へば、ゆヽしきひが(僻)事なり」(御書1219・拡大版下巻1219)と。「本門(寺)戒壇」は随自意、「国立戒壇」は随他意であると拝します。

 顕正会員の皆さんは、「国立戒壇」に固執し「本門戒壇」を軽視する浅井会長の言葉ではなく、大聖人の「文証無からんをば捨てよ」との仰せを敬虔に拝して、国立戒壇に対する認識を再確認され信仰の寸心を改めるべきです。そして、国立戒壇を捨てる不安や恐怖から、捨てる勇気が必要でしょう。捨てたとしても成仏はできます。それは、日蓮正宗に入信する時の御授戒文に「邪法邪師の邪義を捨てて」と、大聖人も『当体義抄』に、

「邪法邪師の邪義を捨てヽ」(御書701・拡大版上巻701)
と御指南であります。顕正会浅井会長の国立戒壇に執着する邪義を捨てることが必要です。むしろ捨てることが求められ、捨てることができなければ、利根(りこん)等による臨終の相がよく見えても一生成仏はできず、十二因縁の上から未来世に過去遠々劫の罪障を持ち越した人生が待ち受けています。「国立戒壇」(譬喩蓮華)から「本門寺戒壇」(当体蓮華)を目指す信心に改めるべきです。

 それでも捨てることに戸惑いがある顕正会員はいるでしょう。そのことを御照覧あそばされて、日顕上人は「国主此の法を立てらるれば」(御書1675・拡大版下巻1675)との『一期弘法抄』の御文について「国主立戒壇」(近現代における戒壇問題の経緯と真義107)と呼称を御教示されたと拝します。

 一日も早く顕正会を脱会して日蓮正宗の正しい御遺命のもと、まずは自らの罪障消滅を日蓮正宗の寺院で願い、正しい御遺命を心肝に染めて精進すべきです。

 さらに、日蓮正宗法義研鑚委員会の「顕正会破折Q&A」を熟読されて、お世話になっている浅井会長や側近の幹部、多くの顕正会員を救済する尊い使命があり、今生の恩愛を皆捨てて仏法の実の道に入ることになります。顕正会員の救済に、本当の御遺命「本門寺戒壇建立」の実現があることを確信すべきでしょう。

 そして、浅井会長や側近の幹部を改心させる救済力が、現役の顕正会員や元顕正会員に重要な使命があることを確信しています。

 最後に、法華講員の皆さんには、日蓮正宗の公式な御遺命となる①「血脈相承に随順せよ」と②「広宣流布に向かって精進し、本門寺の戒壇建立を期せよ」とを心に留めて、御法主日如上人猊下の御命題に向けて、本年を最後まで諦めずに精進しましょう。そこに「富士の立義」が存します。

 本来「戒壇」に関する詳細は、宗門の聖域となるため軽々に論じることは慎むべきことであり、時の御法主上人猊下のみ「戒壇」に関する内容を発令する権限をお持ちであります。その上から何時どのような時に御指南下さるかを渇仰恋慕して心待ちにする姿勢が大切です。それが法華講員の心の財となります。信徒の立場から「戒壇」に触れる場合、越権行為ともなり厳密には計我謗法につながりかねません。

  『御本尊七箇之相承』に、
「師の曰わく、深秘なり、代代の聖人悉く日蓮なりと申す意なり。」(聖典379)
と、第九世日有上人『化儀抄』に、
「手続の師匠の所は、三世の諸仏高祖已来、代代上人のもぬけられたる故に、師匠の所を能く能く取り定めて信を取るべし」(聖典974)
と御指南であり、時の御法主上人猊下を尊崇申し上げる基本的な心得るべきことです。

 なお補足として、『百六箇抄』の後加文について疑問をお持ちの方は、「創価学会『ニセ本尊』破折100問100答」の問56(※百六箇抄)を確認頂き、また「創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す」に御指南の「第五項『百六箇抄』の相伝を疑い、すべての後加文を軽侮する独断・慢心の妄説を破折する」を一読され、後加文を敬虔に拝されることを望みます。

 

宗祖日蓮大聖人『四条金吾殿御返事』に曰く、
「法華経に云はく『若し善男子善女人、我が滅度の後に能く竊(ひそ)かに一人の為にも法華経の乃至一句を説かん。当に知るべし是の人は則ち如来の使ひ如来の所遣(しょけん)として如来の事を行ずるなり』等云云。法華経を一字一句も唱へ、又人にも語り申さんものは教主釈尊の御使ひなり。」(御書620)

 


令和元年12月度行事予定

2019-12-05 | 正林寺行事予定
12月1日(日)午前9時、広布唱題会・御経日

12月7日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
12月8日(日)午後1時、御講
 
12月11日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)

12月14日(土)午後7時30分、支部活動者会
 
12月15日(日)午後1時、5時間唱題行

12月19日(木)折伏活動者会(前橋・覚王寺)

12月21日(土)午後7時、役員会

12月22日(日)午後1時、年末大掃除

12月27日(金)午後4時、総本山第六十七世日顕上人百箇日御忌御逮夜法要

12月28日(土)午前10時、総本山第六十七世日顕上人百箇日御忌御正当会

12月28日(土)午後7時30分、支部活動者会

12月31日(火)正月準備
 

 

 


 

一、令和元年の年間方針・『勇躍前進の年

二、令和元年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏推進

 ②講中一結で御講参詣

 ③登山参詣で育成推進

 

 

富士年表(宗祖御在世)


富士年表(宗祖滅後)


 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載


創価学会員のみなさんへ


創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す


創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す


 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

末寺の年中行事

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お天気情報他

日蓮正宗の仏具店

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