正林寺御住職指導(H21.1月 第60号)
いよいよ待望の立正安国論正義顕揚七百五十年の大佳節を迎える年です。
「正義顕揚」とは、「立正安国論」に説示される立正安国破邪顕正の実践により、宗祖日蓮大聖人のご理想を実現することです。そして、僧俗一致の大折伏戦を展開して御命題を達成する意味があります。
平成21年の年間実践テーマは三項目です。
①五十万総登山の達成
②七万五千名大結集総会で広布へ出陣
③全講員が勤行唱題と折伏の実践
以上の実践テーマは「地涌倍増・大結集・総登山」の御命題達成に直結する大切な指針となります。
第六十八世御法主日如上人猊下は、
「立正安国の原理を掲げ、本因下種の妙法をもって一切衆生救済と仏国土実現を目指していくのが地涌の菩薩の実践行であります。」(御指南集① 19㌻)
と仰せであり年間テーマを実践する大事な御指南であると拝します。
本年の年間実践テーマの内容は、
①五十万総登山の達成
本宗僧俗は、一人も漏れることなく総本山へ登山参詣して、宗祖大聖人に御報恩謝徳申し上げ、広大なる功徳を積むため、講中において具体的に総登山の実施計画を立てて推進し、必ず五十万総登山の達成に尽力することです。五十万総登山は、立正安国論正義顕揚七百五十年の大佳節における一年間を通じて、総本山大石寺への登山参詣者人数を総集計します。
②七万五千名大結集総会で広布へ出陣
七万五千名大結集総会は、総本山において宗門未曽有の壮挙であり、宗史に燦然と輝く未来広布ヘ向かっての一大出陣式です。大結集総会の成功を御祈念し、法華講の精鋭として広布の陣列に連なるよう精進しましょう。さらに、大結集
総会の砌の新たな御指南に基づいて出発し、広布推進活動を展開いたします。
③全講員が勤行唱題と折伏の実践
御命題達成の鍵は、全講員が真剣な勤行唱題と折伏実践以外にはありません。
僧俗一体となって不断の折伏戦を展開し、地涌の眷属たる人材を育成して、必ず地涌倍増を実現しましょう。
以上、年間方針の意義と実践テーマの趣旨を深く心に刻み、慶祝記念事業の完遂に向けて勇猛精進いたしましょう。