日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H26.12)

2014-12-25 | 日如上人御指南

 

平成26年12月度 広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成27年1月号 第827号 転載)

(大白法 平成26年12月16日 第899号 転載)

 皆さん、おはようございます。
 本日は、本年度最後の広布唱題会に当たりまして、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年も既に師走に入り、いよいよ明年の日興上人御生誕七百七十年の佳節まで残り八十日余となりましたが、皆様方には折伏誓願達成を目指して、昼夜を別たず、僧俗一体となって御精進のことと思います。
 もちろん、このなかには既に法華講員五〇パーセント増の誓願を達成された支部もありますが、未達成の支部は、なんとしてでも明年三月の期日までには、必ず誓願を達成されますよう、心から願うものであります。
 そもそも、折伏は仏様から与えられた尊い使命であります。
 法華経法師品を拝しますと、
「善男子、善女人、我が滅度の後、能く竊に一人の為にも、法華経の、乃至一句を説かん。当に知るべし、是の人は則ち如来の使なり。如来の所遣として、如来の事を行ずるなり。何に況んや、大衆の中に於て、広く人の為に説かんをや」(法華経321)
とあります。
 「如来の使」とは、如来より遣わされた者、すなわち仏様の使者のことで、仏様の代理として振る舞う人のことであり、わずか一人のためにも妙法を説き、折伏を行ずる人は「如来の使」であると仰せられているのであります。
 「如来の所遣」とは、如来に遣わされる人の意で、「如来の使」と同じ意味であります。
 「如来の事を行ずる」とは、仏様が示された真実にして不変不滅の妙理を衆生に説くことでありまして、『法華文句』には、
「今日の行人は能く大悲有って、此の経の中の真如の理を以て衆生の為に説いて利益を得せしむ。亦如来の事を行ずと名づくるなり」(学林版文句会本中635)
と、このように釈されています。
 すなわち、たとえ一人のためにも妙法蓮華経を説くならば「如来の事を行ずる」ことになると仰せられているのであります。
 まさに、これらの御文を拝するとき、私どもは「如来の使」として、広布への大事な使命を帯びて、一人でも多くの人のために御本仏大聖人の妙法を下種し、折伏を行じていくことが、いかに尊くすばらしいことであるかを強く感ずるものであります。
 大聖人様は『唱法華題目抄』に、
「末代には善無き者は多く善有る者は少なし。故に悪道に堕せん事疑ひ無し。同じくは法華経を強ひて説き聞かせて毒鼓の縁と成すべきか。然れば法華経を説いて謗縁を結ぶべき時節なる事諍ひ無き者をや」(御書231)
と仰せであります。
 「毒鼓の縁」とは、既に皆様も御承知のように、毒鼓とは毒薬を塗った太鼓のことでありまして、涅槃経に、
「毒薬を太鼓に塗り、大衆のなかにおいてこの太鼓をたたくと、太鼓の音を聞こうとする心がなくとも、これを聞けば皆死んでしまう」
とあります。
 すなわち、たとえ法を聞いて、信じようとせず反対しても、妙法を耳にしたことが縁となって、やがて煩悩を断じて成仏できることを、毒を塗った太鼓を打つことに譬えているのであります。
 つまり、謗法の者に対して、強いて妙法を説き聞かせることは、結果的にそれが縁となって成仏に至ると仰せられているのであります。これを逆縁とも言うのであります。
 これは涅槃経に、
「一切衆生悉有仏性」
と仰せのように、一切衆生には皆、仏性が具わっており、正法を聞き、発心・修行することによって仏性が開かれ、成仏することができると示されているのであります。
 したがって、末法今時では順縁の衆生はもとより、たとえ逆縁の衆生であっても、強いて三大秘法の南無妙法蓮華経を聞かせることによって、正法と縁を結ぶことになり、将来、必ず救済することができるのであります。
 されば『法華初心成仏抄』には、
「とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし。信ぜん人は仏になるべし、謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり。何にとしても仏の種は法華経より外になきなり」(御書1316)
と仰せられているのであります。
 今、宗門は、明年三月の第二祖日興上人御生誕七百七十年、法華講員五〇パーセント増の達成へ向けて、僧俗一致の戦いを展開しておりますが、さらにその先には、平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の大目標が控えており、そのためにも、法華講員五〇パーセント増はなんとしてでも全支部が達成しなければなりません。
 そして、その達成の功徳をもって、さらに平成三十三年の目標へ向けて前進し、全支部全講員が等しく大御本尊様の御照覧を仰がれますよう、心から願うものであります。
 一方、それに引き替え、創価学会は、無惨にも本門戒壇の大御本尊に対する信仰を否定する、類なき大謗法を犯し、多くの会員を謀り、不幸に落としめようとしています。
 されば、私どもは創価学会員に対してその誤りを糾し、一人でも多くの人を救っていくことが肝要であります。
 私どもは、血脈正統の本宗に身を置く福徳を心から感謝するとともに、なお一層の精進と団結をもって破邪顕正の折伏を実践し、すべての支部が誓願を達成して、記念すべき第二祖日興上人御生誕七百七十年を晴れて迎えられますよう心から念じ、本日の挨拶といたします。

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

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日蓮正宗教学研鑽所

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大日蓮出版

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青年僧侶邪義破折班

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第68世御法主日如上人猊下御指南(H26.11)

2014-12-03 | 日如上人御指南

 

平成26年11月度 広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成26年12月号 第826号 転載)

(大白法 平成26年11月16日 第897号 転載)

 皆さん、おはようございます。
 本日は、十一月度の広布唱題会に当たりまして、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年も既に十一月に入りましたが、いよいよ日興上人御生誕七百七十年の佳節まで残り百二十日余、皆様のなかには既に折伏誓願を達成された支部もありますが、いまだ誓願を達成されていないところも、講中一結・異体同心し、昼夜を厭わず誓願達成を目指して御精進のことと存じます。
 御承知の通り、一天四海広宣流布達成は御本仏大聖人様の御遺命であり、我らに課せられた最も大事な使命であります。
 法華経薬王品には、
「我が滅度の後、後の五百歳の中に、閻浮提に広宣流布して、断絶せしむること無けん。悪魔、魔民、諸天、竜、夜叉、鳩槃荼等其の便を得ん」(法華経539)
と仰せであります。
 すなわち、広宣流布は必ず達成すると仰せでありますが、しかし、広宣流布は我々の努力なしでは達成することはできません。
 そこに今、我々が大聖人様の弟子檀那として、一切衆生救済の慈悲行である折伏をなすべき大事な使命があり、責務が存していることを知らなければなりません。そして、その使命と責務を果たしていくところに、我ら自身もまた広大なる御仏智を被り、計り知れない大きな功徳を享受することができるのであります。
 そもそも、無上の悟り、すなわち菩提を求める心を起こすことを「発菩提心」と言いますが、菩提心とは仏に成ろうとする心を意味すると同時に、自らの悟りを求めることにとどまらず、一切衆生を済度せんとの願いを起こすことであります。
 故に、華厳経には、
「菩提心は善知識の如し、能く一切の生死の縛を解くが故に」
とあり、菩提心は一切の苦しみを免れて生死の苦海に没在せず、悪趣からも逃れて、速やかに成仏の境界に至る様々な功徳を生じますが、それはけっして自分自身のためのみにあらず、一切衆生を救済せんとする衆生済度のほうに向けられるが故に、これを持つ者が菩薩と呼ばれているのであります。
 つまり、菩薩とは自分の利益のみを求めるだけではなく、多くの人々に利益を施して済度する者を指しますが、すべての菩薩は初発心の際に四弘誓願、すなわち「衆生無辺誓願度」、一切衆生をすべて成仏に導き救うことを誓い、「煩悩無数誓願断」、一切の煩悩を断じ尽くすことを誓い、「法門無尽誓願知」、仏の教えをすべて学び知ろうと誓い、「仏道無上誓願成」、無上の仏道を修行して悟りを成就することを誓う、四つの大願を立てます。
 この四弘誓願の一番初めに衆生無辺誓願度を立てる理由について、大聖人様は『御講聞書』に、
「所詮四弘誓願の中には衆生無辺誓願度肝要なり。今日蓮等の類は南無妙法蓮華経を以て衆生を度する、是より外には所詮無きなり」(御書1862)
と仰せであります。
 すなわち、菩薩は自らの煩悩を断尽することなどよりも、まず一切衆生を救うという化他を第一に重んずることを本分としているからであります。
 されば、今、我ら地涌の菩薩の眷属たる者、この菩薩の本分を知って、いよいよ信心強盛に全力を傾注して衆生済度の折伏に励み、もって来たるベき明年の第二祖日興上人御生誕七百七十年の佳節に向けて、すべての支部が御宝前に誓った折伏誓願を必ず達成されますよう心からお願いし、本日の挨拶といたします。

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

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三大秘法とは戒壇の大御本尊

2014-12-03 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H26.12月 第131号)  

 三大秘法とは、「本門の本尊」「本門の戒壇」「本門の題目」のことをいいます。宗祖日蓮大聖人が説き顕された独自の教法であり、本宗宗旨の根本となります。ゆえに大聖人は『法華取要抄』に、

「秘法何物ぞや。答へて曰く、本門の本尊と戒壇と題目の五字となり。」(御書736)
と仰せであります。

 日寛上人は『観心本尊抄文段』に、
「弘安二年の本門戒壇の御本尊は、究竟の中の究竟、本懐の中の本懐なり。既に是れ三大秘法の随一なり、況んや一閻浮提総体の本尊なる故なり」(御書文段197)
と御教示のように、本門戒壇の大御本尊が三大秘法随一の究極の御法体であり、一閻浮提総与の大御本尊であります。
 また日寛上人は『依義判文抄』に、
「三大秘法を合すれば則ち但一大秘法の本門の本尊と成るなり。故に本門戒壇の本尊を亦は三大秘法総在の本尊と名づくるなり」(六巻抄82)
と一大秘法である「本門戒壇の大御本尊」が三大秘法総在の御本尊であることを御指南であります。この一大秘法は全世界に「本門戒壇の大御本尊」しか存在しません。 

 故に「本門戒壇の大御本尊」の建立がなければ、大聖人の三大秘法の御化導は成就されず、末法濁悪の一切衆生は仏道を成就することができません。大聖人の出世の本懐は三大秘法総在の「本門戒壇の大御本尊」の建立にあります。
 日興上人が『日興跡条々事』に、
「日興が身に宛て給はる所の弘安二年の大御本尊」(御書1883)
と記される「弘安二年の大御本尊」こそ、大聖人から日興上人が身に宛て給わった究竟の御本尊が本門戒壇の大御本尊であります。 

 御歴代上人の書写された御本尊には、「奉書写之」と認められております。本門戒壇の大御本尊の御内証を、代々の御法主上人が唯授一人金口の血脈をもって書写されたことを示しています。 

 現在、本門戒壇の大御本尊は総本山大石寺の奉安堂に厳護されております。
 大聖人は『三大秘法抄』に、
「霊山浄土に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべき者か」(御書1595)
と仰せであり、また『日蓮一期弘法付嘱書』に、
「富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり」(御書1675)
と御遺命のように、広宣流布の暁には大聖人の御遺命である本門寺の戒壇建立の実現があります。この御遺命を心に刻み、時の御法主上人猊下の御命題を着実に成就させていくところ、未来に一天四海広宣流布の実現があります。
 また日寛上人は『文底秘沈抄』に、
「三大秘法随一の本門戒壇の本尊は今富士の山下に在り」(六巻抄64)
と御指南であり、さらに、
「富士山は是れ広宣流布の根源なるが故に。根源とは何ぞ、謂わく、本門戒壇の本尊是れなり」(六巻抄68)
と富士大石寺に安置される本門戒壇の大御本尊は広宣流布の根源である事を御教示であります。

 大聖人の出世の本懐である本門戒壇の大御本尊を拝する御開扉は、御法主上人猊下の御許可のもと日蓮正宗の僧俗だけが内拝を許されます。大聖人は『阿仏房御書』に、
「信心強盛の者に非ずんば見する事なかれ。出世の本懐とはこれなり」(御書793)
と大聖人からの御指南を堅持するため日蓮正宗以外の方は拝する事が許されていません。

 以上の伝統を護持しながら全世界への広宣流布が現実と成るまで、日蓮正宗の僧俗が根本と拝していく御本尊が「本門戒壇の大御本尊」であります。

 なお補足として、『日興跡条々事』の偽作説が、まことしやかにささやかれている現実があり、信じている方がいます。偽作説を主張する方には、第五十九世日亨上人の『富士宗学要集』に収録の『富士史料類聚』「第二僧俗譲状置文及び官憲文書等」(富要8巻17~18頁)を確認頂き、さらに高橋粛道御尊師の著書『日蓮正宗史の研究』の「日興跡条々事」(278~291頁)を一読され、偽作説を改められることを望みます。


平成26年12月度行事予定

2014-12-03 | 正林寺行事予定
◎12月1日(月)午後7時30分、御経日
 
◎12月3日(水)午後7時30分、唱題会。
 
◎12月6日(土)午後7時30分、支部活動者会。
 
◎12月7日(日)午前9時、広布唱題会。
 
◎12月8日(月)午後7時30分、唱題会。
 
◎12月10日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)。
 
◎12月13日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎12月14日(日)午後1時、御報恩御講。
 
◎12月15日(月)午後7時30分、唱題会。
 
◎12月17日(水)午後7時30分、唱題会。
 
◎12月19日(金)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)。 
 
◎12月20日(土)午後7時、役員・班長会。
 
◎12月21日(日)午後1時、年末大掃除。
 
◎12月22日(月)午後7時30分、唱題会。
 
◎12月23日(火)敬台院殿第350回遠忌法要(総本山大石寺)。
 
◎12月24日(水)午後7時30分、唱題会。
 
◎12月27日(土)午後7時30分、支部活動者会。
 
◎12月28日(日)折伏活動日。
 
◎12月29日(月)午後7時30分、唱題会。
 
◎12月31日(水)正月準備。 
 
 


 

一、平成二十六年の年間方針・『折伏貫徹の年』

二、平成二十六年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で誓願達成

 ②全講員で折伏実践

 ③明るい笑顔で支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同


正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

末寺の年中行事

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お天気情報他

日蓮正宗の仏具店

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【本日の御聖訓】(メール配信)

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