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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H24.8)

2012-08-11 | 日如上人御指南

 

平成24年8月度 広布唱題会の砌

 

於 総本山客殿 

 

(大日蓮 平成24年9月号 第799号 転載)

 

 皆さん、おはようございます。
 本日は、総本山における八月度の広布唱題会に当たりまして、皆様には多数の参加、まことに御苦労さまでございます。
 特に、本日は第一回法華講中等部・高等部合宿に参加の中・高等部の皆さんには、総本山の広布唱題会に参加されましたことは、この上ない貴重な体験であったと思います。どうぞ、この良き思い出を胸に刻み、これからも大きく成長されますように、心から念ずるものであります。
 さて、先般、私は台湾へ行ってまいりました。宜蘭県にある妙照院の移転法要と、第四回台湾法華講総会に出席するためでありましたが、前回、台湾を訪問した時もそうでありましたが、台湾の方々のパワーというのは本当にすごいと感じました。
 台湾は、昨年は全体で百二十七パーセントという高い折伏達成率を挙げた上、全寺院が誓願を達成し、完全勝利をいたしました。
 今年は、私が台湾を訪問した時点で、既に全体で八十五パーセントを達成しており、本年も間違いなく、全寺院が誓願を達成するものと確信をしております。
 こうした台湾の良いところは、まず、みんなが明るいということであります。明るいから元気がある。元気があるから折伏が進む。この明るさと元気が、台湾の大きなパワーの源ではないかと感じた次第であります。
 もちろん、国内におきましても、既に本年度の折伏誓願数を達成した支部も数多くあります。
 先日、本年度の折伏誓願を達成した、ある支部の達成記念登山がありました。その支部の方々は、指導教師の指導よろしく、皆、一騎当千の方々でありますが、そのなかでも、昨年入信した高校二年生の女子学生が、本年既に十人を折伏したとのことでございます。場合によれば、今日ここに参加しているかも知れません。またもう一人は、これは成人の方でございましたけれども、その方も昨年入信して、既に本年、十人を折伏したとのことでした。いずれも、入信間もない方々であります。
 まさに、昨年入信した間もない方でも、この御本尊様以外には絶対に幸せになれる道はないと固く確信し、一人でも多くの人を救っていきたいという、そういう大きな慈悲の心があれば、たとえ入信間もない方でも折伏はできることを実証しているのであります。
 つまり折伏は、本気になってやろうと思えば、だれでもできるということであります。難しいことを言う必要はありません。「この御本尊様以外には、幸せになれない」と確信し、その確信を真心込めて相手に伝えていくことが、最も肝要なのであります。
 したがって、折伏が進んでいる支部に共通して言えることは、こうした御本尊様に対する絶対的な確信を持っていること、そして時を惜しまず行動する、そのパワーであります。
 私は、その元となっているのは何かといえば、まさしく唱題だと思います。したがって、今、申し上げました通り、折伏が進んでいる支部は唱題が盛んで、唱題と折伏が一体となって、大きな成果を挙げているのであります。
 その唱題について、大聖人様は『六難九易抄』に、
「此の経の題目は習ひ読む事なくして大なる善根にて候。悪人も女人も畜生も地獄の衆生も十界ともに即身成仏と説かれて候は、水の底なる石に火のあるが如く、百千万年くらき所にも灯を入れぬればあかくなる。世間のあだなるものすら尚加様に不思議あり。何に況んや仏法の妙なる御法の御力をや」(御書1244)
と仰せられています、すなわち、
「この経の題目、すなわち南無妙法蓮華経の題目は不可思議な力が具わっており、題目の意味を領解して唱えなくても、ただ、それを信じて唱えただけでも大きな善根、つまり功徳の元となる。悪人も女人も畜生も地獄に堕ちた衆生も、十界のあらゆる衆生が、その身そのまま仏に成れると説かれている。それはちょうど、水の底に沈んでいる石でも、鑚れば、鑚るというのは火打ち金と石とを打ち合わせますと火が出ます。そのことを言っております。鑚れば火を起こすように、また百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯を入れれば明るくなるようなものである。世間のかりそめのことでさえ、なお石が火を含み、闇が光となる不思議がある。ましてや妙法蓮華経の不思議な力においては、悪人も、女人も、畜生も、地獄の衆生も、すべて仏と成らないわけはない」
と仰せられているのであります。
 また『法華初心成仏抄』には、
「凡そ妙法蓮華経とは、我等衆生の仏性と梵王・帝釈等の仏性と舎利弗・目連等の仏性と文殊・弥勒等の仏性と、三世諸仏の解りの妙法と、一体不二なる理を妙法蓮華経と名づけたるなり。故に一度妙法蓮華経と唱ふれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音に喚び顕はし奉る功徳無量無辺なり」(御書1320)
と仰せであります。
 南無妙法蓮華経と唱え奉る一音、すなわち一声に、これほどまでの功徳が存しているのであります。まさに妙法の偉大なる力は、いかなる者でも、たとえ悪業を積んで地獄に堕ちた者でも、唱題によって等しく成仏得道に至らしめるのであります。
 されば、我々はこの偉大なる妙法をあらゆる人々に下種し、折伏し、もって即身成仏の本懐を得せしめていくことが、御本仏大聖人様の御仏意にかなう最善の方途であることを銘記しなければなりません。
 今、宗門は僧俗一致、総力を挙げて、来たるべき平成二十七年・三十三年の目標に向かって前進をしております。
 この時に当たり、我らは老若男女を問わず、全員が広布の使命に燃えて立ち上がり、唱題に唱題を重ね、その功徳と歓喜をもって、持てるすべての力を発揮して果敢に折伏を行じ、本年度は全支部が必ず折伏誓願を達成し、もって仏祖三宝尊に対し奉り御報恩謝徳申し上げられますよう心から念じ、本日の挨拶といたします。

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

   

日蓮正宗公式HP

 

大日蓮出版 

http://www.dainichiren.com/


法四依

2012-08-01 | 御住職指導

 

正林寺御住職指導(H24.8月 第103号) 

 「法四依」とは、仏道修行をする上でよりどころとすべき四つの法のことです。
 四つの法とは、『涅槃経』に、
「仏の所説の如く、是の諸の比丘、当に四法に依るべし。何等をか四と為す。法に依りて人に依らざれ。義に依りて語に依らざれ。智に依りて識に依らざれ。了義経に依りて不了義経に依らざれ(国訳一切経涅槃経部1ー142頁)
とあるように、一に依法不依人、二に依義不依語、三に依智不依識、四に依了義経不依不了義経の四つを法四依といいます。

 「依法不依人」(法に依って人に依らざれ)とは、仏の説いた法そのものをよりどころとして、人によってはならないということです。仏法の勝劣浅深の判定は、釈尊が説いた経文を根本とすべきであり、他の人師・論師の所説を用いてはなりません。
 末法においては、日蓮大聖人が説かれた御書を根本とすることが大切であり、さらに下種の妙法の極理は、御書を心肝に染め、血脈相伝の御指南を拝することにより正しく信解することができ、血脈への信順こそ「依法」の姿です。

 「依義不依語」(義に依って語に依らざれ)とは、仏説の実義・真義をよりどころとして、経文の表面上の語句にとらわれてはならないということです。
 大聖人の仏法にあっては、御書の語句の表面的意味(一往・付文)にとらわれるのではなく、血脈相伝の深義・意義(再往・元意)をよりどころとして御書を拝すべきです。

 「依智不依識」(智に依って識に依らざれ)とは、仏の真の智慧をよりどころとして、人の浅い知識や経験則によってはならないということです。
 大聖人の御仏意を信じ、血脈付法の御法主上人の御指南に信伏随従していくことが大切であり、己の我見や浅識と世間の識者によって仏の教えを推し量ってはなりません。

 「依了義経不依不了義経」(了義経に依って不了義経に依らざれ)とは、仏の真実の経である法華経をよりどころとして、法華経以外の方便の諸経をよりどころとしてはならないということです。

 末法においては、本門戒壇の大御本尊を信じ奉り、御法主上人の御指南に随順していく信心の中に「法四依」が具わっています。


平成24年8月度行事予定

2012-08-01 | 正林寺行事予定
◎8月1日(水)午後7時30分、御経日。
 
◎8月4~5日、中高等部合宿登山(総本山・大石寺)。

◎8月5日(日)午前9時、広布唱題会・寺院清掃。

◎8月6日(月)午後7時30分、支部唱題会。
 
◎8月8日(水)午後7時30分、支部唱題会。
 
◎8月11日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎8月12日(日)午後1時、御報恩御講。

◎8月15日(水)午後1時、盂蘭盆会。 

◎8月18日(土)午後7時、広布推進会(桐生・無量寺)。

◎8月19日(日)午後2時、婦人部唱題会・役員・班長会。

◎8月20日(月)午後7時30分、支部唱題会。

◎8月22日(水)午後7時30分、支部唱題会。

◎8月25~26日支部総登山(総本山・大石寺)。

◎8月27日(月)午後7時30分、支部唱題会。

◎8月29日(水)午後7時30分、支部唱題会。 


 

 

 

一、平成二十四年の年間方針・『実行前進の年』

二、平成二十四年の年間実践テーマ

 ①家族そろって勤行・唱題

 ②全講員で折伏実践

 ③新入講者と共に支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 
 
 あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同
 


正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

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