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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(R2.8)

2020-09-04 | 日如上人御指南

 

令和2年8月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 令和2年9月号 第895号 転載)

(大白法 令和2年8月16日 第1035号 転載) 

 

 本日は、八月度の広布唱題会に当たり、皆様方には諸事万端御繁忙のところを出席され、まことに御苦労さまです。
 広布唱題会については、新型コロナウイルス感染症によって長らく御信徒の方々の参加が見合わされておりましたが、このたび規制が緩和され、御信徒の方々も参加できるようになり、まことに御同慶の至りであります。
 されば、今回の規制緩和を機に、私どもは一日も早い回復を願い、挙宗一致・異体同心して、この苦難を乗り越えていかなければならないと思います。
 さて、大聖人様は『法華題目抄』に、
「今の代の世間の学者の云はく、只信心計りにて解心なく、南無妙法蓮華経と唱ふる計りにて、争でか悪趣をまぬかるべき等云云。此の人々は経文の如くならば、阿鼻大城まぬかれがたし。さればさせる解はなくとも、南無妙法蓮華経と唱ふるならば、悪道をまぬかるべし。譬へば蓮華は日に随ひて回る、蓮に心なし。芭蕉は雷によりて増長す、是の草に耳なし。我等は蓮華と芭蕉との如く、法華経の題目は日輪と雷との如し。犀の生角を身に帯して水に入りぬれば、水五尺身に近づかず。栴檀の一葉開きぬれば、四十由旬の伊蘭変ず。我等が悪業は伊蘭と水との如く、法華経の題目は犀の生角と栴檀の一葉との如し。金剛は堅固にして一切の物に破られざれども、羊の角と亀の甲に破らる。尼倶類樹は大鳥にも枝をれざれども、かのまつげにすくうせうれうちょうにやぶらる。我等が悪業は金剛のごとし、尼倶類樹のごとし。法華経の題目は羊角のごとくせうれう鳥の如し。琥珀は塵をとり磁石は鉄をすう。我等が悪業は塵と鉄との如く、法華経の題目は琥珀と磁石との如し。かくをもひて常に南無妙法蓮華経と唱へさせ給ふべし」(御書354)
と仰せであります。
 ただいま拝読申し上げた御文は、信心口唱の広大なる功徳について御教示あそばされているところの御文であります。
 そこで今、解りやすく、口語体にて申し上げますと、
「今の時代の世間の学者達は『ただ信心ばかりで、法門を理解しようとする心がなく、南無妙法蓮華経の題目を唱えるばかりで、どうして悪道に堕ちることを免れることができようか』と言っている。
 しかし、これら世間の学者は、法華経に説かれているところによれば、いわゆる有解無信、すなわち御法門についての理解はあるが、信心がない者であるから、これでは阿鼻大城に堕ちることは免れ難い。されば、たとえ法門の理解はなくとも、南無妙法蓮華経と唱えるならば、自然に悪道の果報を免れることができるのである。
 例えば、蓮華は太陽の光を受けて順々に開花していくが、別に蓮華に心があるわけではない。また、芭蕉は雷の音で生長すると言われているが、別に耳があるからではない。されば、我ら凡夫は蓮華と芭蕉とのように、無智・無識ではあるが、法華経の題目は日輪と雷との如く、その功徳は殊勝であるから、これを信じて妙法を唱える時は必ず利益を受けることができるのである。
 犀の生角を身に付けて水に入ると、水が身から五尺離れて濡れることがないと言う。香木の栴檀の一葉が開くと、四十由旬の広範囲にわたって悪臭を放っていた伊蘭の匂いが消え去ると言われている。我ら凡夫の悪業の臭気は、伊蘭と水とのようなものであり、法華経の題目は犀の生角と栴檀の一葉のようなものである。
 金剛石は堅固で、いかなるものをもってしても破ることはできないが、羊の角と亀の甲だけには破られると言う。五百台の車を陰に覆って、なお余りあるくらいに広大に生長するという尼倶類樹は、大きな鳥にもその枝は折られないが、蚊の睫に巣を作るという小さな鷦鷯鳥のためには枝が折られると言う。我らの悪業は金剛石の如く、尼倶類樹の如くである。法華経の題目は、羊の角や鷦鷯鳥のようなものである。
 琥珀はよく塵を取り除き、磁石は鉄を吸う。我らの悪業は塵と鉄との如く、法華経の題目は琥珀と磁石との如くである。
 かくの如く、法華経の題目は偉大なる功徳と勝れた能力を有していることを説かれているのである。されば各々、かく信じ、かく思いて、常に南無妙法蓮華経と唱えていきなさい」
と仰せられているのであります。
 すなわち、当文は譬えを挙げて、法華経の題目、すなわち本因下種の妙法の殊に勝れていることを示され、もって一生成仏のためには南無妙法蓮華経を信受することがいかに大事なるかをお示しあそばされているのであります。
 まさしく今日、新型コロナウイルス感染症によって、日本のみならず世界中が騒然としている時、私どもは当抄にお示しあそばされた広大無辺なる大御本尊の功徳を拝信し奉り、いかなる障害や困難が眼前に立ちはだかろうが、一途に妙法を信じ奉り、妙法広布に挺身していくことがいかに肝要であるかを知り、なお一層の精進を願うものであります。
 特に今、宗門は、いよいよ明年に迫った宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大慶事をお迎えするに当たって、法華講員八十万人体勢構築の実現へ向けて、全支部が僧俗一致・異体同心し、全力を傾注して大折伏戦を展開しております。
 大聖人は『如説修行抄』に、
「法華折伏破権門理の金言なれば、終に権教権門の輩を一人もなくせめをとして法王の家人となし、天下万民諸乗一仏乗と成りて妙法独りはむじょうせん時、万民一同に南無妙法蓮華経と唱へ奉らば、吹く風枝をならさず、雨土くれをくだかず、代はぎのうの世となりて、今生には不祥の災難を払ひて長生の術を得、人法共に不老不死の理顕はれん時を各々御らんぜよ、現世安穏の証文疑ひ有るべがらざる者なり」(同761)
と仰せであります。
 私どもはこの御金言を拝し、仏国土実現へ向けて、講中一結・異体同心して、力強く前進されますよう心から念じまして、本日の挨拶といたします。

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

http://www.nichirenshoshu.or.jp/

 

日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

http://www.dainichiren.com/

 

青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm

 



第六十七世日顕上人御事蹟

2020-09-04 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R2.9月 第200号) 

 

 令和元年(2019)9月20日、総本山第67世日顕上人は御年96歳をもって御遷化あそばされ、令和2年9月20日には第1周御忌をお迎え申し上げます。第1周御忌法要は新型コロナウイルス感染防止のため総本山では代表者のみにて奉修されます。

 日顕上人の御事蹟について、御法主日如上人猊下は御本葬の砌に「歎徳文」を奉読の折、御披露あそばされました。また、日顕上人初七日忌御題目講の折、八木日照御尊能化より「追憶談」を遺弟代表の御立場から、御師範日顕上人をお偲び申し上げられました。
 『大日蓮』「奉悼特集号」に「御履歴」(第886号P83 R1.12)として奉載され、「追憶文」も掲載されました。『大白法』には「御本葬特集号」(第1015号 R1.10.16)に奉載され、『妙教』にも「奉悼特集」(第327号 R1.12)として偲ぶ様子を奉載されました。また「暁鐘別冊号」として『寂光』(第586号)の奉悼特別編集にも日顕上人を偲び奉り、常随給仕申し上げられた諸尊師の貴重な特別寄稿が掲載されています。
 さらに、日顕上人の御当職中と御引退後の御教導、御葬儀の様子が収められた写真集「御教えを胸に刻んで」が出版されました。

 日顕上人は、昭和54年(1979)7月、御先師日達上人のあとを紹継あそばされて(大日蓮 第403号 S54.9)、御登座以来、27年にわたり一宗を御統率あそばされ、一天広布を目指し、僧俗一同に対し親しく御教導くだされました。謹んで御報恩謝徳申し上げます。
 御在職中は、特に、正信会問題(大日蓮 第427号 S56.9)、また創価学会問題(大日蓮 第540号 H3.2)に対しましては、宗祖日蓮大聖人、第二祖日興上人以来の本宗の血脈相伝に基づく宗是をもって厳しく対処され、正邪を警醒された御英断に対し奉り、法華講の皆さんは心から感謝申し上げることが大事です。

 さらに、宗祖日蓮大聖人第700遠忌(大日蓮 第429号 S56.11)をはじめ、地涌6万大総会(大日蓮 第582号 H6.8)、宗旨建立750年慶祝記念特別大法要(大日蓮 第676号 H14.6)等を奉修あそばされ、奉安堂建立(大日蓮 第681号  H14.11)、客殿再建(大日蓮 第627号 H10.5)をはじめ山内の整備を計られました。一方、東京に富士学林大学科(大日蓮 第508号 S63.6)を設立され、御尊体を教壇にお運び下さり、当家甚深の御法門である「三大秘法義」を御講義あそばされるなど、未来広布の竜象育成のために、親しく御教導あそばされました。
 また『寿量品説法』をはじめ、『観心本尊抄講話』『百六箇種脱対見拝述記』等を著され、「此の経は相伝に有らざれば知り難し」(御書92)と「極理を師伝」(御書1884)された当家甚深の御法門を御教示賜りました。

 そして、毎月第1日曜日の広布唱題会(大日蓮 第684号 H15.2)は、日顕上人の御発案のもとに行われるようになりました。支部総登山(大日蓮 第552~3号 H4.2~3)も、日顕上人の御発案によります。
 日顕上人は御退座1ヶ月前の広布唱題会の砌に、
「過去遠々劫以来の我々の謗法罪障は、今日の我々一人ひとりの命に具わっております。これを浄化していくためにも『是好良薬』を正しく拝し、受けて、これを行っていくこと、すなわち唱題行が大切であります。」(大日蓮 平成17年12月号 第718号)
と御指南であり、広宣流布を御祈念させて頂く広布唱題会には、是好良薬を身口意の三業にわたり唱題の功徳により謗法罪障は消滅され浄化されていきます。

 平成17年(2005)12月12日、血脈相承を第68世日如上人へ法燈を譲られ、同月15日に管長推戴会議を経られて本宗管長の職に就かれました。(大日蓮 第719号 H18.1)
 御退座後も血脈の不断に備えられた御立場から、平成時代まで宗門の僧俗を温かく見守りくださいました。

 徒弟の末席に加えさせて頂いた拙僧は、所化学衆の頃、日顕上人の謦咳に触れて賜った心に残る御言葉に、「正直」(法華経124)の二文字があります。日顕上人の徒弟でいらっしゃる諸尊師の心の中にも残り心の財ともなる「正直」との御言葉であります。
 この「正直」について、日顕上人は「第二十六回寺族同心会大会の砌」に、
「宗門の将来を担う者は何といっても現在の学衆であり、あるいは白衣小僧、衣小僧であります。こういう者達を本当に正しく訓育していかなければ、宗門の将来はまことに寒心の至りということにもなるのでございます。
 私は既に何回もあらゆる機会にお話しを申し上げておりますが、この所化、小僧等の訓育の最も基本の精神としては、法華経に『正直捨方便』とある、その『正直』ということを徹底して述べております。(中略)私はこれからの社会に日蓮正宗の僧侶として立っていく上において、どんなにだまされても、そのために悪人から足をすくわれても、そんなことは構わないと思うのです。そうしても、こうしても這い上がり立ち上がって正法、正義を本当に正しく持っていくところの僧侶が数多く出来て、それが本当の異体同心の団結をもつところに、大聖人の御理想たる世界広宣流布の本当の力が顕われてくると私は思うのでございます。」(大日蓮 昭和59年7月号 第461号)
との、御言葉であります。末法時代は有作ではなく、無作であり本未有善であるがゆえに宿縁深厚を重んじ下さった、厳しくも世界広布を見据えられ「仏宝・法宝は必ず僧によりて住す」(御書268)との御指南に秘められた令法久住のため、若き竜象に期待あそばされた日顕上人の御言葉と拝します。
 若き竜象の大切な学び舎は「蘭室の友に交はりて麻畝の性と成る」(御書248)との場所である、竜象が輩出される大石寺の大坊であり、富士学林大学科であります。大坊では諸先輩から薫陶を受けて、山法山規を身口意の三業にわたり僧侶としての振る舞いを身に付け、大学科では「信行学」を錬磨していく大事な学び舎となります。
 その学び舎は、宗開両祖の御在世当時を重んじ下された、門弟の育成・談所(学問所)に存すると拝します。まさしく、末法に相応しい「富山(ふさん)の蘭室」(六巻抄143)であり「富山の竜象」といえるでしょう。
 御信徒の方には、所化・小僧さんに接する時には礼儀(マナー)があります。第二祖日興上人は『日興遺誡置文』に、
「若輩(じゃくはい)たりと雖も高位の檀那より末座に居(お)くべからざる事」(御書1885)
と御指南であり、第九世日有上人は『化儀抄』に、
「貴賎道俗の差別なく信心の人は、妙法蓮華経なる故に、何れも同等なり然れども竹に上下の節があるがごとく其の位をば乱せず僧俗の礼儀有るべきか」(聖典973)
と御指南であります。富山の竜象である所化・小僧さんに接する時、御信徒の方には礼儀正しく九思一言を心がけ粗暴な言動は慎みます。その礼儀正しい振る舞いが六根清浄の功徳を積ませて頂く貴重な仏縁となり一生成仏へとつながります。また十四誹謗に注意するため「若実若不実(にゃくじつにゃくふじつ)」(御書1047)を心得ることが大事です。上から目線の言動は厳に慎むべきであり、顕正会員が主張する「無智・無道心(無行)」などとの発言は言語道断であります。
 大聖人は『出家功徳御書』に、
「身は無智無行にもあれ、形(かたち)出家にてあらば、里にも喜び、某(われ)も祝著(しゅうじゃく)たるべし。」(御書1372・拡大版下巻1372)
と、さらに『新池御書』には、
「僧をも恭敬せず、供養をもなさず、自慢して悪見をなす。これ恐るべし、恐るべし。」(御書1457・拡大版下巻1457)
とも御指南であります。
 些細なことでも依正不二の原理となる法界(五陰・衆生・国土)へ影響するため弁えることが大切です。はたして、台風10号(ハイシェン)等の発生は、仏法的に何が原因しているのでしょう。
 富山の竜象である所化・小僧さんのなかには、すでに「仏宝・法宝は必ず僧によりて住す」と御指南である末法万年尽未来際を見据えられて、未来の御法主上人猊下が令法久住のために控えられて御座すとの、法華講員の心得として堅持することが重要です。その心得を堅持させて頂くところに、血脈の尊崇と外護の精神が養われていき、一天四海広宣流布への盤石な僧俗一致・異体同心があります。
 また富山の竜象である所化・小僧さんは、さらに修行を重ねて教師となり、やがて末寺の住職・主管として赴任地で御信徒とともに僧俗一致・寺運興隆に努めていきます。その末寺においても大事な心得があります。大聖人は『秋元殿御返事』に、
「師檀となる事は三世の契(ちぎ)り」(御書335)
との御指南を、よくよく寺院外護の上から拝すべきです。それは寺院の住職(師)が、初代から始まり2代3代と続いていき、10代20代~100代と末法万年尽未来際まで寺院外護の意識を堅固するためには肝心な法華講員の心得であるからです。御信徒(檀)の立場において住職との因縁は、凡智では計り知れない三世にわたる御縁があります。
 日蓮正宗の住職として拝命させて頂くには、必ず富山の竜象である所化・小僧さんの時期を修行した僧侶が寺院の住職として、時の御法主上人猊下より辞令を賜り、地域広布のために精進されます。

 まさに、日顕上人におかせられては、宗内僧俗に対し、甚深の御慈悲を垂れ給い、種々御教導くだされましたことに対し奉り、心から深謝申し上げますとともに、その広大なる御恩徳に報い奉るため、僧俗一致・異体同心して、なお一層の自行化他にわたる信心と令法久住・広宣流布に励むことが肝要であります。

 去る8月29日、慶祝記念局常任委員会におきまして検討がなされ、御法主日如上人猊下の御裁可を賜り、9月7日(月)から12月15日(火)まで「百日間唱題行」を実施することになりました。
 実施される目的は、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年における「法華講員八十万人体勢構築」の御命題達成を目指して、宗内全僧俗が寺院あるいは各家庭において、1日2時間の唱題を百日間行ない、その功徳と歓喜をもって、コロナ禍や異常気象による災害など眼前に立ち塞がる数多の難局を乗り越え、折伏の大前進をはかるために行われます。
 趣旨をよく理解されて寺院での参加を希望される方は、御来寺の際には「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を遵守していただき、健康に不安のある方、体調の優れない場合は参詣を控えられ、御自宅で唱題を行われますようお願いいたします。
 日顕上人の第1周御忌の月から唱題行が実施されますことに際し、実施される目的と同時に、未来広布を御祈念させて頂き、是好良薬を身口意の三業にわたり唱題の功徳により謗法罪障も消滅させ浄化させて頂くことができるように精進しましょう。
 さらに、竜口法難から750年になり、大聖人が発迹顕本あそばされて御本仏の御振舞へと御化導を移行なされてから750年経過する重要な月でもあります。「百日間唱題行」では、大聖人の御振舞に対し奉る御報恩の一念心をも堅持させて頂き、末法万年尽未来際まで正法厳護の意識を心肝に染めましょう。
 正像二千年時代が過ぎて、末法時代に入り968年が経過しました。32年後は末法に入り1000年になります。その先の2000年・3000年~9000年乃至末法万年尽未来際まで時の御法主上人猊下に信伏随従申し上げる信行に、異流義(創価学会・顕正会等)と一線を画す、法華講衆の確固たる揺るぎない信心があります。その確固たる揺るぎない信心には、富山の竜象である所化・小僧さんと接する時に法華講員の心得が大切になります。それが「竹膜を隔つ」(御書655)、つまり「竹に上下の節があるがごとく其の位をば乱せず僧俗の礼儀有るべきか」であります。
 「常住此説法」との御本仏の御振舞は、末法万年尽未来際まで御化導あそばされることを拝し奉ります。その御振舞は出世の御本懐として本門戒壇の大御本尊が在す御姿となり、三宝一体との重要な意義が存します。さらに、大聖人は『生死一大事血脈抄』に、
「過去の生死・現在の生死・未来の生死、三世の生死に法華経を離れ切れざるを法華の血脈相承とは云ふなり」(御書514)
と御指南の如く、大聖人から日興上人へと受け継がれた唯授一人の血脈相承(法華の血脈相承)により、大御本尊の冥の照覧による御威光に照らされて絶対に断絶することなく、末法万年尽未来際までも一切衆生を救済するために、信仰の寸心を改めて尊崇申し上げられるところ、三世間の浄化・仏国土実現と真の広宣流布があることを確信するものであります。
 最後に、日顕上人の「正直」(法華経124)との御言葉には、法華経流布の末法万年尽未来際を見据えられた大事な意義が存することを改めて拝し奉ります。

 

宗祖日蓮大聖人『日女御前御返事』に曰く、
「此の御本尊も只信心の二字にをさまれり。以信得入とは是なり。日蓮が弟子檀那等『正直捨方便』『不受余経一偈』と無二に信ずる故によ(因)て、此の御本尊の宝塔の中へ入るべきなり。たのもしたのもし。如何にも後生をたし(嗜)なみ給ふべし、たしなみ給ふべし。穴賢。南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり。信心の厚薄によるべきなり。仏法の根本は信を以て源とす。」(御書1388)

 


令和2年9月度行事予定

2020-09-04 | 正林寺行事予定
9月1日(火)午後7時30分、御経日
 
9月5日(土)午後7時、活動対策会議
 
9月6日日)午前9時、広布唱題会
 
9月6日(日)午後2時、広布推進会(高崎・勝妙寺)
 
9月7日(月)午前9時、百日間唱題行開始
 
9月12日(土)午後7時30分、御難会・御逮夜御講
 
9月13日(日)午後1時、御講
 
9月17日(木)午前10時、第67世日顕上人第一周御忌法要
 
9月19日(土)午後7時、役員会(寺報「正林」発送準備)
 
9月20日(日)午後1時、五時間唱題行
 
9月22日(火)午後1時、秋季彼岸会
 
※9月7日(月)から12月15日(火)まで「百日間唱題行」です。寺院では午前9時からです。
 
 
 
寺院に参詣される皆様へ
ご理解・ご協力をお願いいたします。
 
①◆自分の平熱を知りましょう
   ◆マスクを持参してください
   ◆発熱・咳がある方は参詣をご遠慮ください
      ※平熱+1度以上ある場合は、自宅待機でお願いします。
 
②◆3つの密を避けるため、お寺の中は定期的に換気しております
 
③◆参詣人数の調整にご協力ください
   ◆参詣の際には名簿に記入してください
      ※万一感染が起きた場合に、同席していた参詣者に連絡いたします。
 
④◆玄関、受付、ロビー、堂内における人との間隔は、四方を2m程度あけてください
 
⑤◆受付は透明ビニールなどで遮蔽することがあります
 
⑥◆読経・唱題中にも、マスクを着用してください
    ◎夏場のマスク着用時は水分補給にも留意してください
 
※御来寺の際には「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に遵守していただき、健康に不安のある方、体調の優れない場合は参詣を控えられ、健康と安全を第一に行動することも時として未来の活動につなげるための大切な信心修行となります。
今後の感染状況により一段と厳格に対応する場合もございます。
 
 

お知らせ

2020年8月29日

添書登山の御開扉ならびに

総本山への参詣再開についてのお知らせ

 今般、休止している添書登山の御開扉等、総本山への参詣について、下記の通り再開することになりました。
 登山参詣の注意事項に則り、御開扉1週間前までに、手続きをしていただきますようお知らせいたします。

添書登山の御開扉再開

9月12日(土)から

土・日・月・火曜および祝日の13時30分

※当分の間、布教講演会、一泊登山はありません
※9月12日以降の御開扉について、既に承認されている御開扉申請(添書)は有効とし、そのままご使用いただけます。

1.9月11日まで、総本山の諸行事への参詣はできません
2.9月12日からは、客殿で奉修する丑寅勤行、唱題行および、日中の御影堂への参詣ができます。(3密を防ぐため人数制限あり)
宝物殿は土・日・月・火および祝日に、通常どおり開館します。
3.9月12日以降も、当分の間、御影堂での7日、13日、15日の御講、御難会等、また六壷の夕勤行は、感染症対策のため参詣はできません
(六壷で奉修する塔婆供養のお経は、通常通り受け付けます。)

※状況により、変更がある場合は改めてお知らせします。

以 上

https://www.nichirenshoshu.or.jp/jpn/taisekiji.html

 

 
 
 
 

 

一、令和二年の年間方針・『御命題達成の年

二、令和二年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で歓喜の実践

 ②異体同心の折伏で広布へ前進

 ③御講と登山の推進で人材育成

 

富士年表(宗祖御在世)

 

富士年表(宗祖滅後)

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 

創価学会員のみなさんへ

 

創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 


あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す

 

創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す

 

 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

末寺の年中行事

お天気情報他

日蓮正宗の仏具店

リンク

 

【本日の御聖訓】(メール配信)

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