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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H30.8)

2018-09-05 | 日如上人御指南

 

平成30年8月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成30年9月号 第871号 転載)

(大白法 平成30年8月16日 第987号 転載)

 

 皆さん、おはようございます。
 本日は、八月度の広布唱題会に当たりまして、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年「行動の年」も既に八月に入りましたが、皆様には本年度の折伏誓願達成のため、また来たるべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の実現へ向かって、寸暇を惜しんで御奮闘のことと存じます。
 さて、大聖人様は『曽谷殿御返事』に、
「法華経の敵を見ながら置いてせめずんば、師檀ともに無間地獄は疑ひなかるべし。南岳大師の云はく『諸の悪人と倶に地獄に堕ちん』云云。謗法を責めずして成仏を願はゞ、火の中に水を求め、水の中に火を尋ぬるが如くなるべし。はかなしはかなし。何に法華経を信じ給ふとも、謗法あらば必ず地獄にを堕つべし。うるし千ばいに蟹の足一つ入れたらんが如し。『毒気深入、失本心故』とは是なり」(御書1040)
と仰せであります。
 この御文を拝する時、私どもの信心にとって恐るべきは謗法であり、自分自身の謗法はもとより、謗法を見ても、そのままにして折伏もせず、謗法を責めもしなければ、我々の成仏得道はおぼつかなく、改めて謗法厳誡の宗是をしっかりと守り、折伏を行じていくことが私どもの信心において、いかに大事であるかを知るべきであります。
 されば『阿仏房尼御前御返事』には、
「少しも謗法不信のとが候はゞ、無間大城疑ひなかるべし。譬へば海上を船にのるに、船をろ(粗)そかにあらざれども、あか(水)入りぬれば、必ず船中の人々一時に死するなり。なはて堅固なれども、蟻の穴あれば必ず終に湛へたる水のたまらざるが如し。謗法不信のあかをとり、信心のなはてをかたむべきなり」(同906)
と仰せられ、私どもが真の幸せを築くためには「蟻の穴」ほどの小さな謗法であっても許してはならないと、厳しく御教示あそばされているのであります。
 されば、宗門では古来、謗法厳誡を宗是として誡めているのであります。
 したがって、一生懸命に信心に励み、功徳を積んでいるようであっても、もし、わずかでも謗法があれば、今まで積んできた功徳もたちまちに消え失せてしまうのでありますから、謗法に対しては常に用心を怠りなくしていかなければなりません。
 そのためには、私どもは常に折伏を忘れず、謗法を破折し、妙法広布へ挺身していくことが最も肝要であります。
 特に今、宗門は来たるべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築へ向かって、僧俗一致して前進していますが、一人ひとりが謗法厳誡の宗是を堅く守り、謗法を折伏し、もって各支部ともに必ず誓願を達成されますよう心からお願いし、本日の挨拶といたします。


 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

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日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

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青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm




九月九日は経の一字のまつり

2018-09-05 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H30.9月 第176号)  

 

 九月九日は重陽と呼ばれ、「九」という陽の数が重なることからいわれており五節供の一つです。
 旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節供ともいわれています。菊の香りを移した菊酒を飲んだりして邪気を払い長寿を願うという風習がありました。日本には平安時代の初めに伝わり、宮中では観菊の宴が催されました。
 中国では奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なる九月九日をおめでたい「重陽の節供」としていました。

 さて当家におきまして宗祖日蓮大聖人は九月九日について『秋元殿御返事』に、
「九月九日は経の一字のまつり、戌を以て神とす。」(御書334)
と仰せであり妙法蓮華経の「経の一字のまつり」との教えであります。 

 さらに大聖人は『法華題目抄』に、
「経の一字は諸経の中の王なり。一切の群経を納む。」(御書355)
と仰せであります。妙法蓮華経の五字の経の字は一切経の王であり、そのなかに一切の群経、法華経以外の爾前諸経も納められているということであります。

 この大聖人の御指南は、釈尊法華経『法師品第十』に説かれた、
「我が所説の諸経 而も此の経の中に於て 法華最も第一なり」(法華経325)
と、また『薬王菩薩本事品第二十三』の、
「諸の小王の中に、転輪聖王最も為れ第一なるが如く、此の経も亦復是の如し。衆経の中に於て、最も為れ其の尊なり。(中略)此の経も亦復是の如し。諸経の中の王なり。(中略)諸の経法の中に最も為れ第一なり。能く是の経典を受持すること有らん者も、亦復是の如し。一切衆生の中に於て、亦為れ第一なり。(中略)此の経も亦復是の如し。一切の諸の経法の中に於て、最も為れ第一なり。」(法華経534)
と説かれた「此の経も亦復是の如し。諸経の中の王なり」との文証に依ると拝します。 

 さらに第六十七世日顕上人は「経の一字は諸経の中の王なり」(御書355)の「王」について、
「この『王』という字は、横に三本の線を書いて、真ん中を一本の線で貫くのです。これは、一代経のすべてを貫き、すべてに通じておるということであります。この王という字の横に三本あるのは、上から天地人、すなわち法界を意味しております。この天地人の三才をすべて貫いておるというところに、王という意味が存するのであります。法華経はその意義において、あらゆる経々をことごとく貫いて『一切の群経を納む』ということです。」(妙法七字拝仰 下巻265)
と御教示であります。

 

 しかし残念ながら他宗の多くは、法華経最第一との釈尊の金言を破り、釈尊が末法に望まれたこととは違う仏教思想が信じられています。それは法華最第二最第三と主張する真言宗の大日経最第一との僻見を信用する人が多く、また般若心経などの写経が流行るために、諸経の中の王である法華経最第一との大事な釈尊の遺言が白法隠没している現実があります。

 大聖人は弘安元年九月九日に御述作の『兵衛志殿御書』に、
「人王八十一代安徳天皇と申す大王は天台の座主明雲等の真言師等数百人かたらひて、源右将軍頼朝を調伏(じょうぶく)せしかば、還著於本人(げんじゃくおほんにん)とて明雲は義仲に切られぬ。安徳天皇は西海に沈み給ふ。人王八十二・三・四、隠岐法皇(おきのほうおう)・阿波院(あわのいん)・佐渡院(さどのいん)、当今已上四人、座主慈円僧正・御室(おむろ)・三井(みい)等の四十余人の高僧等をも(以)て平将軍義時を調伏し給ふ程に、又還著於本人とて上(かみ)の四王島々に放たれ給ひき。此の大悪法は弘法・慈覚・智証の三大師、法華経最第一の釈尊の金言を破りて、法華最第二最第三、大日経最第一と読み給ひし僻見(びゃっけん)を御信用有りて、今生には国と身とをほろ(亡)ぼし、後生には無間(むけん)地獄に墮ち給ひぬ。」(御書1270)
と、三身相即ではない真言密教の法身仏である大日如来を尊ぶ姿は、法華経最第一の釈尊の金言を破る罪障にあたることを仰せであります。また依正不二の原理から国土世間が乱れる原因には、法華経を奉るべきところを軽視して、第六の文底の教主釈尊ではなく、三時(正法・像法・末法)弘教の次第を知らない多くの人が他仏を尊ぶことにあります。

 大聖人は『唱法華題目抄』に、
「今法華経は四十余年の諸経を一経に収めて、十方世界の三身円満の諸仏をあつめて、釈迦一仏の分身の諸仏と談ずる故に、一仏一切仏にして妙法の二字に諸仏皆収まれり。故に妙法蓮華経の五字を唱ふる功徳莫大(ばくだい)なり。」(御書230)
と仰せであり、
 さらに第六十八世御法主日如上人猊下は、
「すべての仏は妙法の二字に全部、具わっているということになるのです。」(御書要文1-101)
と御教示であります。先の大日経や般若心経などの四十余年の諸経は、法華経の一経に収められ、特に妙法の二字に諸仏が全て収まっているとのことであります。そのことを多くの方々が認めて、究極の法華経である本門の本尊、本門戒壇の大御本尊に本門の題目を唱えるところ、国土世間の乱れをも沈静化できることを確信致します。

 故に大聖人は『如説修行抄』に、
「法華折伏破権門理の金言なれば、終に権教権門の輩を一人もなくせ(攻)めを(落)として法王の家人となし、天下万民諸乗一仏乗と成りて妙法独りはむ(繁)昌せん時、万民一同に南無妙法蓮華経と唱へ奉らば、吹く風枝をならさず、雨土くれをくだ(砕)かず、代はぎのう(義農)の世となりて、今生には不祥の災難を払ひて長生の術を得、人法共に不老不死の理(ことわり)顕はれん時を各々御らん(覧)ぜよ、現世安穏の証文疑ひ有るべからざる者なり。」(御書671)
と仰せの、如説修行を信仰の寸心を改めて実践するならば「吹く風枝をならさず、雨土くれをくだ(砕)かず」との様相、常寂光土の実現があるでしょう。

 その「吹く風枝をならさず」とは、心地よい風で国土世間を諸天善神の加護により台風や竜巻が起こらない現世安穏が実現し、「雨土くれをくだ(砕)かず」とは、私達が住む衆生世間は、山が削られて森が荒れ果てることがなく、川の水が汚されて土砂災害のない現世安穏の実現です。この国土世間と衆生世間の現世安穏実現に、五陰世間の現世安穏の実現があるでしょう。それが「今生には不祥の災難を払ひて長生の術を得、人法共に不老不死の理(ことわり)顕はれん時」との実現と拝します。

 

 そして大聖人は三世間にわたる現世安穏の実現する絶対条件として、法華経を奉るべきことを御指南であり、建治三年九月九日に御述作の『松野殿御返事』に、

「今に始めぬ御志、申し尽くしがたく候へば法華経・釈迦仏に任せ奉り候。先立ってより申し候、但在家の御身は余念もなく日夜朝夕南無妙法蓮華経と唱へ候ひて、最後臨終の時を見させ給へ。(中略)法華経はかヽるいみじき御経にてをは(御座)しまいらせ候。」(御書1169)
と、余念なく日夜朝夕に題目を唱えて今世を全うするように仰せであります。

 

 台風が多く発生する時期でもある九月には「九月九日は経の一字のまつり」との上から以上のことを心得て、法華経が諸経の中の王であり法華最第一であることを、毎年むかえる九月九日には確認すべき大事な日になるでしょう。

 その意義の上から、さらに法華経には文上と文底との異なりがあることを、大聖人が発迹顕本あそばされる御振る舞いの上から、九月九日の三日後に当たる九月十二日の竜口法難の御難会という重要な行事が日蓮正宗の寺院において奉修されます。
 そこに佐前佐後といわれる御法門の異なりが生まれ、佐前においては上行菩薩としての御振る舞いを、佐後においては末法の御本仏としての御振る舞いを、大聖人が「余は二十七年なり」(御書1396)との出世の御本懐を遂げられるまでに、法華経の行者としての尊い御振る舞いが存します。

 


宗祖日蓮大聖人『異体同心事』に曰く、
「異体同心なれば万事を成(じょう)じ、同体異心なれば諸事叶ふ事なしと申す事は外典三千余巻に定まりて候(中略)日本国の人々は多人なれども、同体異心なれば諸事成ぜん事かたし。日蓮が一類は異体同心なれば、人々すくなく候へども大事を成じて、一定(いちじょう)法華経ひろまりなんと覚へ候。悪は多けれども一善にかつ事なし。」(御書1389)

 

 

 


平成30年9月度行事予定

2018-09-05 | 正林寺行事予定
◎9月1日(土)午後7時30分、御経日
 
◎9月2日(日)午前9時、広布唱題会
 
◎9月8日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
◎9月9日(日)午後1時、御講
 
◎9月12日(水)午後7時30分、御難会

◎9月15日(土)午後7時、役員会
 
◎9月16日(日)午後2時、壮年部対象広布推進会(沼田・浄蓮寺)
 
◎9月18~19日、寛師会(総本山大石寺)

◎9月22日(土)支部活動者会

◎9月23日(日)午後1時、秋季彼岸会

◎9月24日(月)午後1時、五時間唱題行

◎9月27日(木)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)

◎9月29日(土)支部活動者会

◎9月30日(日)第三回支部総登山会(総本山大石寺)

 

 

 


 

一、平成三十年の年間方針・『行動の年

二、平成三十年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏達成

 ②みんなで声がけ御講参詣

 ③支部総登山で育成推進

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載


創価学会員のみなさんへ

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す


創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す


 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

末寺の年中行事

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お天気情報他

日蓮正宗の仏具店

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