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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H23.12)

2011-12-15 | 日如上人御指南

 

平成23年12月度 広布唱題会の砌

 

於 総本山客殿 

 

(大日蓮 平成24年1月号 第791号 転載)

 

 皆さん、おはようございます。
 本日は、本年度最後となる十二月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年「実践行動の年」もいよいよ十二月に入り、残りあと二十八日となりましたが、各支部ともに誓願を達成すべく、懸命に戦っているものと思います。
 お陰さまで、皆様方の昼夜を分かたぬ僧俗一致の戦いによって、現在、四百四十一の支部が誓願を達成し、達成率七十五・五一パーセントとなり、全支部達成へ向けて力強く前進しつつあることは、まことに喜びに堪えません。今の勢いをもってすれば、必ずや本年度は全支部が誓願を達成するものと、固く信じてやみません。
 皆様も御承知のとおり、折伏は今日の如き混沌とした世の中を救い、苦悩にあえぐ多くの人々を幸せに導く最善の方途であります。
 そもそも、折伏は地涌の菩薩の使命であり、一切衆生を救済する、最も尊い行業であります。
 日蓮大聖人様は『諸法実相抄』に、
「日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか」(御書666㌻)
と仰せでありますが、私ども本宗僧俗はこの御金言を拝し、地涌の菩薩の眷属として、末法濁悪の世の中にあって、一天四海本因妙広宣流布の願業達成を目指し、固い信念を持って一意専心、折伏に精進することが最も大事なことであることを、まずしっかりと自覚しなければなりません。
 その折伏に当たって、私達が心得うべき一番大切なことは何かといえば、それは御本尊様に対する絶対の確信であります。
 『如説修行抄』に、
「諸経は無得道堕地獄の根源、法華経独り成仏の法なりと音も惜しまずよばはり給ひて、諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ」(御書673㌻)
と仰せのように、諸宗・諸経は無得道、堕地獄の根源、不幸の因であり、御本尊以外に私達が幸せになる法は絶対にないとの強い確信を持って、人々に訴えていくことが肝要であります。
 されば『阿仏房尼御前御返事』には、
「信ずる者は成仏をとぐ、謗ずる者は無間大城に堕つ」(御書905㌻)
と仰せられ、信ずる者と謗ずる者との両極を明確に御指摘あそばされているのであります。
 私どもは、この御金言をよくよく拝し、御本尊様への強い確信に立って、正邪を判別して破邪顕正の戦いに臨んでいくことが大事であります。
 さて、法華経薬王菩薩本事品を拝しますと「十喩」が説かれています。
 十喩とは、法華経が諸経のなかで最高・最勝の教えであることを示すために説かれた、十種類の譬喩であります。
 すなわち、諸々の水のなかで海が第一であるように、諸々の山のなかで須弥山が第一であるように、諸々の星のなかで月天子・月が第一であるように、日天子・太陽が諸々の闇を除くように、諸王のなかで転輪聖王が第一であるように、帝釈天が三十三天の王であるように、大梵天王が一切衆生の父であるように、一切の凡夫のなかで阿羅漢・辟支仏などの聖者が第一であるように、声聞・縁覚のなかで菩薩が第一であるように、仏が諸法の王であるように、この法華経は諸経のなかの王であると説かれています。
 さらにこのあと、経文には十二の譬えをもって法華経の勝れた利益を説かれています。 十二の譬えとは、法華経は能く一切衆生を救い、諸々の苦悩を離れさせ、利益を与え、その願いを満たすことを、十二の譬えをもって説かれたものであります。
 すなわち、清涼の池が渇いた者を満たすように、寒い者が火を得たように、裸の者が衣を得たように、商人が商隊を組む時の主を得たように、子が母を得たように、渡りに船を得たように、病に医者を得たように、暗闇に灯を得たように、貧しい者が宝を得たように、民が王を得たように、賈客、これは貿易商人のことでありますが、賈客が海を得たように、矩が暗を除くように、この法華経は衆生の一切の苦、一切の病痛を離れ、一切の生死の縛を解く利益があると説かれているのであります。
 すなわち、法華経が諸経中王、最勝の教えであること、その功徳が広大無辺であることを「十喩」と「十二譬」をもって説かれているのであります。
 申すまでもなく、ここで法華経と仰せられているのは、文底観心の上から拝せば、法華経本門寿量品文底秘沈の南無妙法蓮華経のことであります。つまり、文底秘沈の南無妙法蓮華経こそ最勝・最尊の法なるが故に、その功徳もまた「十二譬」に説かれているように、計り知れないほど広大なものがあることを示されているのであります。
 故に『聖愚問答抄』には、
「此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に、功徳として来たらざる事なく、善根として動かざる事なし」(御書408㌻)
と仰せられ、『内房女房御返事』には、
「妙法蓮華経と申し侯は一部八巻二十八品の功徳を五字の内に収め候。譬へば如意宝珠の玉に万の宝を収めたるが如し。一塵に三千を尽くす法門是なり」(御書1490㌻)
と仰せられ、妙法蓮華経の功徳の広大なることを、あらゆる願いをかなえる「如意宝珠の玉」に譬えて示されているのであります。
 私どもは、これらの御金言を心肝に染めて、一日も早く、また一人でも多くの人々に、強い確信を持って三大秘法の大御本尊を持ち、南無妙法蓮華経と唱え奉る功徳により、いかなる人でも、煩悩と業に苦しむ我が身を、法身・般若・解脱の三徳と開き、現当二世にわたり、真実の幸福境界を成就することができることを心を込めて説き、折伏を行じていくようにしなければなりません。
 では、その強い確信に立つためにはどうすればよいのか。それは勤行・唱題にしっかりと励んでいくことであります。御本尊に真剣に祈り、相手を思う真心と強い確信が命の底から涌き上がってきた時、その燃えるような一念の慈悲の言葉は、必ず相手の心を揺さぶらずにはおかないのであります。
 要は、唱題の功徳と歓喜をもって折伏に打って出る、これが折伏達成の秘訣であります。
 大聖人様は『妙法尼御前御返事』に、
「法華経の名号を持つ人は、一生乃至過去遠々劫の黒業の漆変じて白業の大善となる。いわうや無始の善根皆変じて金色となり侯なり」(御書1483㌻)
と仰せであります。
 どうぞ皆様には、御本尊様を受持信受する絶対の功徳を固く信じ、本年も残りわずかとなりましたが、いまだ誓願を達成されていない支部はなんとしてでも誓願を達成され、既に達成した支部は新たなる下種先を開拓し、次の戦いに備え、いよいよ御精進くださるよう心からお願いを申し上げ、本日の挨拶といたします。
 

御法主日如上人猊下過去の御指南

   

日蓮正宗公式HP

 

大日蓮出版 

http://www.dainichiren.com/


真心からの御供養

2011-12-01 | 御住職指導

 

正林寺御住職指導(H23.12月 第95号)

 御供養とは、仏法僧の三宝に報恩の真心から財物などを供えることをいいます。
 日蓮大聖人は真心からの御供養について『王日殿御返事』に、
「仏は真に尊くして物によらず。昔の得勝童子は沙の餅を仏に供養し奉りて、阿育大王と生まれて一閻浮提の主たりき。貧女の我がかしらをおろして油と成せしが、須弥山を吹きぬきし風も此の火をけさず。」(御書1545)
と御供養の精神と果報について仰せです。「仏は真に尊くして物によらず」と御教示のように、仏様には真心からの御供養が尊く品物の上下や量によらず、志した人の仏祖三宝尊に対し奉る報恩感謝の気持ちからさせていただく精神と真心が何よりも大切で本当の功徳善根を積むことができます。
 また大聖人は『白米一俵御書』に、
「凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり。」(御書1544)
と清浄で純粋な志の大事さを仰せです。

 真心からの御供養は総本山の護持と寺院の発展、宗門全体の繁栄をもたらす基盤ともなります。さらに大聖人の仏法の興隆をはかり、正法の灯を永く伝え、未来に向かって広宣流布を推進していくための大きな力となります。

 第二祖日興上人は『日興跡条々事』に、
「大石寺は御堂と云ひ墓所と云ひ日目之を管領し、修理を加へ勤行を致して広宣流布を待つべきなり。」(御書1883)
と第三祖日目上人に譲られております。現在の御影堂大改修事業はこの御譲状のもと御法主日如上人猊下が「修理を加へ勤行を致して広宣流布を待つべきなり」との御相承を伝受されての大改修事業と拝します。宗祖日蓮大聖人の御影を御安置申し上げる御影堂を後顧の憂いなく改修し、お護り申し上げることは法華講衆の尊い使命です。
 今回の御影堂大改修事業に当たる特別御供養は日蓮正宗の僧俗、法華講衆だけがさせていただける有り難く末代まで語り継がれ大きな誇りとなる御供養です。

 なお補足として、『日興跡条々事』の偽作説が、まことしやかにささやかれている現実があり、信じている方がいます。偽作説を主張する方には、第五十九世日亨上人の『富士宗学要集』に収録の『富士史料類聚』「第二僧俗譲状置文及び官憲文書等」(富要8巻17~18頁)を確認頂き、さらに高橋粛道師の著書『日蓮正宗史の研究』の「日興跡条々事」(278~291頁)を一読され、偽作説を改められることを望みます。



平成23年12月度行事予定

2011-12-01 | 正林寺行事予定
◎12月1日(木)午後7時30分、御経日。
 
◎12月3日(土)午後7時30分、座談会。
 
◎12月4日(日)午前9時、広布唱題会。
 
◎12月5日(月)午後7時30分、支部唱題会。
 
◎12月7日(水)午後7時30分、支部唱題会。
 
◎12月10日(土)午後7時30分、御逮夜御講。

◎12月11日(日)午後1時、御報恩御講。

◎12月12日(月)午後7時30分、支部唱題会。

◎12月14日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)。  

◎12月17日(土)午後7時、役員班長会。

◎12月18日(日)午後2時、婦人部唱題会、終了後寺院清掃。 

◎12月19(月)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)。

◎12月21日(水)午後7時30分、支部唱題会。

◎12月24日(土)午後7時30分、座談会。
 
◎12月26日(月)午後7時30分、支部唱題会。
 
◎12月28日(水)午後7時30分、支部唱題会。
 
◎12月31日(土)正月準備。

 

 

一、平成二十三年の年間方針・『実践行動の年』

二、平成二十三年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で広布へ前進

 ②折伏実践で御命題達成

 ③全講員で支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 
 
 あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同
 


正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

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