日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H24.2)

2012-02-11 | 日如上人御指南

 

 

平成24年2月度 広布唱題会の砌

 

於 総本山客殿 

 

(大日蓮 平成24年3月号 第793号 転載)

 

 皆さん、おはようございます。
 本日は、二月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 昨年、宗門は僧俗一致・異体同心の団結と、身軽法重・死身弘法の大活躍によって、全国五百八十四支部中、九十九パーセントに当たる五百七十八支部が折伏誓願を達成し、今までにない大きな成果を挙げることができました。
 残念ながら、全支部達成とはいきませんでしたが、しかし、全国の達成数を合計すると誓願数を上回っており、大勝利であったと思います。
 これもひとえに、各支部の方々が僧俗一致・異体同心の団結と、誓願達成の強い思いを込めて、最後の最後まで全力を出しきって戦ってきた結果であり、心からお喜び申し上げます。まことにおめでとうございました。
 是非、この勝利を起爆剤としてさらに前進を重ね、本年度は必ず全支部が誓願を達成されますようお祈りいたします。
 さて、今月は宗祖日蓮大聖人様の御誕生の月であります。
 御承知のとおり、大聖人様は貞応元(一二二二)年二月十六日、安房国に御誕生あそばされました。
 大聖人様の末法御出現は、既に三千年の昔、釈尊が法華経において予証されており、如来神力品には、
「日月の光明の 能く諸の幽冥を除くが如く 斯の人世間に行じて 能く衆生の闇を滅す」(法華経516)
と仰せられているのであります。
 この神力品の御文は、末法の初めの五百年に上行菩薩、すなわち内証久遠元初自受用身の御本仏宗祖日蓮大聖人が御出現あそばされ、妙法蓮華経の五字をもって無明煩悩の闇を照らし、末法の一切衆生を救済あそばされることを明かされているのであります。
 その末法御出現の御本仏大聖人様が御所持あそばされるところの妙法とは、久遠の本法たる妙法五字であり、人即法、法即人の妙法蓮華経にして、人に約せば久遠元初自受用報身如来の再誕、末法御出現の御本仏宗祖日蓮大聖人様であり、法に約せば久遠元初の妙法であります。この人法一箇の妙法こそが、末法の一切衆生救済の根源の法であります。
 故に大聖人様は『御義口伝』に、
「今日蓮が唱ふる処の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり(中略)妙法の大良薬を以て一切衆生の無明の人病を治せん事疑ひ無きなり」(御書1732)
と仰せられているのであります。
 しかるに、世の多くの人達は一生成仏の正しい法を知らず、邪義邪宗の害毒によって正邪に迷い、その結果、謗法を犯し、苦悩にあえいでいるのが現状であります。
 されば『立正安国論』には、
「世皆正に背き人悉く悪に帰す。故に善神国を捨てゝ相去り、聖人所を辞して還らず。是を以て魔来たり鬼来たり、災起こり難起こる。言はずんばあるべからず。恐れずんばあるべからず」(御書234)
と仰せられ、今日の如き世の中の不幸と混乱と苦悩の原因は、すべて邪義邪宗の謗法の害毒にあることを明かされているのであります。よって、この不幸と混乱と苦悩の根源たる謗法を断たなければ、己れ自身の幸せも、世の中の平和も実現することはできないのであります。
 故に『立正安国論』には、
「早く天下の静謐を思はゞ須く国中の謗法を断つべし」(御書247)
と仰せられているのであります。
 さらに『南条兵衛七郎殿御書』には、
「いかなる大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし」(御書322)
と仰せられ、『曽谷殿御返事』には、
「謗法を責めずして成仏を願はゞ、火の中に水を求め、水の中に火を尋ぬるが如くなるべし。はかなしはかなし」(御書1040㌻)
と仰せられ、さらに『妙法比丘尼御返事』には、
「仏法の中には仏いましめて云はく、法華経のかたきを見て世をはぶかり恐れて申さずば釈迦仏の御敵、いかなる智人善人なりとも必ず無間地獄に堕つべし」(御書1262)
と仰せであります。
 これらの御文は、いずれも折伏についてたいへん厳しい御教示でありますが、しかし、それだけ私どもの成仏にとって、いかに折伏を行ずることが大事であるかを示されたもので、私どもはこの御金言をしっかりと受け止め、御金言のままに折伏を行じていくことが肝要であります。
 『如説修行抄』には、
「権実雑乱の時、法華経の御敵を責めずして山林に閉ぢ篭りて摂受の修行をせんは、豈法華経修行の時を失ふべき物怪にあらずや。されば末法今の時、法華経の折伏の修行をば誰か経文の如く行じ給へる。誰人にても坐せ、諸経は無得道堕地獄の根源、法華経独り成仏の法なりと音も惜しまずよばはり給ひて、諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ」(御書673)
と仰せであります。
「誰人にても坐せ、諸経は無得道堕地獄の根源、法華経独り成仏の法なりと音も惜しまずよばはり給ひて、諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ」との御金言を、私どもはよくよく心腑に染むべきであります。
 今、宗門は真の僧俗一致・異体同心の団結をもって、来たるべき平成ニ十七年・三十三年へ向けて前進しております。
 この時に当たり、一人ひとりが本年「実行前進の年」にふさわしく、一歩一歩、力強く折伏を実行し、折伏をもって来たるべきニ十七年・三十三年の目標へ向かって前進していただきたいと思います。
 広宣流布の戦いには、後退はもちろん、とどまることも、躊躇も無用であります。ただ「実行前進」あるのみであります。
 そのためには、まず唱題が大事であります。何年も連続して折伏誓願を達成している支部は、皆、講中挙げて唱題を行い、その唱題の功徳と歓喜をもって一丸となって折伏を行じ、大きな成果を挙げております。
 唱題と折伏との関係は、まさしく不即不離の関係にあります。
 どうぞ、皆様にはこれからも唱題に励み、折伏を行じ、必ず本年度の誓願を達成されますよう心から念じ、本日の挨拶といたします。

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

   

日蓮正宗公式HP

 

大日蓮出版 

http://www.dainichiren.com/


厄は転じて幸いとなる

2012-02-01 | 御住職指導

 

正林寺御住職指導(H24.2月 第97号)

 世間一般で厄年の認識は、人の一生のうち、厄にあうおそれが多いため忌み慎まねばならないとする年とされています。
 数え年で男性は25・42・61歳、女性は19・33・37歳とされています。特に男性の42歳と女性の33歳を大厄とされ、その前後の年も前厄・後厄とし恐れ慎む風潮があります。
 厄年の方に心得てほしい日蓮大聖人の教えがあります。
 大聖人は『四条金吾殿女房御返事』に、
「三十三のやくは転じて三十三のさいはひとならせ給ふべし。七難即滅七福即生とは是なり。年はわかうなり、福はかさなり候ベし」(御書757)
と仰せです。プラス思考・善知識として厄年を心得ていくように御指南です。故に厄年を忌み嫌うのではなく人生の絶好の転換期として前向きに考えることです。

 また大聖人は『経王殿御返事』に、
「わざはひも転じて幸ひとなるべし。あひかまへて御信心を出だし此の御本尊に祈念せしめ給へ。何事か成就せざるべき。」(御書685)
とも仰せです。厄年に関わらず人生どのような災いも幸いに変わり、心して強盛に御本尊へ御祈念していけば何事も成就しないわけがなく、必ず叶うのであると諭されています。
 さらに大聖人は『十字御書』に、
「法華経を信ずる人はさいわいを万里の外よりあつむべし。」(御書1552)
と御本尊を信じる人は幸いを集めることができると仰せです。
 大聖人は『弥源太入道殿御消息』に、
「今生の禍、後生の福なり。」(御書1255)
と御本尊を信じ題目を唱えると今世での禍は来世の福となることを御教示です。


平成24年2月度行事予定

2012-02-01 | 正林寺行事予定
◎2月1日(水)午後7時30分、御経日。
 
◎2月3日(金)午後7時30分、節分会。
 
◎2月4日(土)午後7時30分、座談会。
 
◎2月5日(日)午前9時、広布唱題会。
 
◎2月5日(日)午後5時、青年部会(伊勢崎・常行寺)。 
 
◎2月6日(月)午後7時30分、支部唱題会。 
 
◎2月7日(火)午後7時30分、興師会。
 
◎2月8日(水)午後7時30分、支部唱題会。
 
◎2月11日(土)午後7時30分、御逮夜御講。

◎2月12日(日)午後1時、御報恩御講。

◎2月13日(月)午後7時30分、支部唱題会。

◎2月15日(水)午後7時30分、支部唱題会。

◎2月16日(日)午後7時30分、御誕生会。

◎2月18日(土)午後7時、役員班長会。

◎2月19日(日)午後1時30分、群馬地方部総会(玉村町文化センター)。

◎2月20日(月)午後7時30分、支部唱題会。

◎2月22日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)。

◎2月25日(土)午後7時30分、座談会。

◎2月27日(月)午後7時30分、支部唱題会。

◎2月29日(水)午後7時30分、支部唱題会。


 

 

一、平成二十四年の年間方針・『実行前進の年』

二、平成二十四年の年間実践テーマ

 ①家族そろって勤行・唱題

 ②全講員で折伏実践

 ③新入講者と共に支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 
 
 あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同
 


正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

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