日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H28.1)

2016-02-03 | 日如上人御指南

 

平成28年1月度 広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成28年2月号 第840号 転載)

(大白法 平成28年1月16日 第925号 転載)


  宗旨建立七百六十四年「折伏躍進の年」あけましておめでとうございます。
 宗内僧俗御一同には、すがすがしく「折伏躍進の年」の新春を迎え、決意も新たに、いよいよの精進・御奉公をお誓いのことと存じます。
 皆様も既に御承知の通り、宗門は昨年三月七日・八日の両日、第二祖日興上人御生誕七百七十年奉祝大法要を宗内僧俗代表の出席のもと厳粛に奉修申し上げ、次いで同月二十二日より三十一日までの十日間、奉祝記念法要ならびに法華講員五〇パーセント増達成記念大会を全国各支部の指導教師ならびに御信徒が集い、厳粛かつ盛大に奉修申し上げることができました。
 これもひとえに、全国の皆様方の御尽力の賜物と心から厚く御礼を申し上げます。
 さて、本年は「折伏躍進の年」であります。
 「躍進」とは、辞書によれば「目覚ましい勢いで進出すること、飛躍的に進歩・発展すること」とあります。
 すなわち、本年度は各支部ともに、平成三十三年・法華講員八十万人体勢構築へ向けて、いかなる困難や障害が競い起きようが強盛な信心のもとにこれらを乗り越え、折伏を実践し、もって大躍進すべき大事な年であります。
 そのためには、各講中ともに異体同心・一致団結して、全員参加の折伏戦を勇猛果敢に展開することが肝要であります。
 されば、大聖人様は『生死一大事血脈抄』に、
「総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく、水魚の思ひを成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱へ奉る処を、生死一大事の血脈とは云ふなり。然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり。若し然らば広宣流布の大願も叶ふべき者か」(御書五一四)
と仰せられ、また『異体同心事』には、
「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶ふ事なしと申す事は外典三千余巻に定まりて候。殷の討王は七十万騎なれども同体異心なればいくさにまけぬ。周の武王は八百人なれども異体同心なればかちぬ。一人の心なれども二つの心あれば、其の心たがいて成ずる事なし。百人千人なれども一つ心なれば必ず事を成ず」(同一三八九)
と仰せられています。
 これらの御文を拝してお解りのように、広布の戦いは、異体同心の団結がなければならないことが明らかであります。
 されば、中国の故事にも「天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず」とあり、天のもたらす幸運は地の利には及ばない、その地の利も人の和には及ばないと言われているのであります。
 つまり、法華講員八十万人体勢構築の実現へ向けて、講中が一丸となり、異体同心して果敢に折伏を行じていくことが勝利の秘訣であり、異体同心の団結に欠けると、そこに隙間を生じ、様々な障害が起こり、魔が蠢動して三障四魔が競い起き、講中の団結を乱し、誓願達成の妨げとなるのであります。
 故に『弁殿御消息』には、
「なづきをくだきていのるに、いまゝでしるしのなきは、この中に心のひるがへる人の有るとをぼへ候ぞ」(同九九八)
と仰せられ、「なづき」つまり、脳髄を砕くほどに真剣に祈りに祈っても、その験がないのは、そのなかに「心のひるがへる人」すなわち、異体異心の者がいるからであると仰せられているのであります。
 されば、我々の誓願達成への戦いは、一人ひとりが異体同心の御聖訓を心肝に染め、心を同じくして、一致団結した折伏戦を展開していくことが極めて肝要となるのであります。
 しかし、この異体同心とは、ただ単にみんなが仲良くすることではなくして、大聖人様の御聖意を拝し、自分の心を御本尊様に任せ、広宣流布の一点に焦点を合わせて実践行動を同じくしていくことであることを、しっかり肝に銘じていかなければなりません。
 崇高な広宣流布という目的達成のために、心を同じくして折伏を行じていくところに、真の異体同心があり、異体同心のあるところ、必ず大御本尊様の御照覧のもと、誓願を達成することができるのであります。
 どうぞ、皆様にはこのことを銘記され、誓願達成を期していよいよ御精進くだされますよう心から念じ、本日の挨拶といたします。


 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

http://www.nichirenshoshu.or.jp/

 

日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

http://www.dainichiren.com/

 

青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm


富士の立義いささかも

2016-02-03 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H28.2月 第145号) 

 日蓮正宗では毎年2月7日に第二祖日興上人の祥月命日に当たる日には興師会が奉修されます。
 昨年、平成27年3月8日に日興上人御生誕770年をお迎えし奉祝申し上げました。

 日興上人は御年35歳の時、宗祖日蓮大聖人(聖寿59歳)から、
「本因妙の教主本門の大師日蓮謹んで之を結要す。
 万年救護写瓶の弟子日興之を授与す云云。」(御書1685)
唯授一人の直授結要付嘱を授与されました。 

 日興上人が授与された『百六箇抄』には、
「白蓮阿闍梨日興を以て総貫首と為し、日蓮が正義悉く以て毛頭程も之を残さず、悉く付嘱せしめ畢んぬ。」(御書1702)
と大聖人が日興上人に毛頭程も残されず、すべての教えを授けられたとの御指南であります。
 さらに『百六箇抄』に、
「上首已下並びに末弟等異論無く尽未来際に至るまで、予が存日の如く、日興が嫡々付法の上人を以て総貫首と仰ぐべき者なり。」(御書1702)
と御指南のように、日興上人から後に付嘱された嫡々付法の上人を異論無く尽未来際に至るまで、予が存日の如く仰ぐべきことを御示しであります。
 そして、大聖人は日興上人が「結要付嘱の大将と定むる者」と仰ぐべき由縁を『百六箇抄』に、
「又弘長配流の日も、文永流罪の時も、其の外諸所の大難の折節も、先陣をかけ、日蓮に影の形に随ふが如くせしなり。誰か之を疑はんや。」(御書1702)
と五老僧とは異なり、影の形に随ふが如く師弟相対された常随給仕の御振る舞いをもってしても疑う余地がないことを仰せであります。「弘長配流の日」とは伊豆配流のことであり、「文永流罪の時」とは佐渡流罪のことであります。
 大聖人御入滅の時『身延山付嘱書』に
「釈尊五十年の説法、白蓮阿闍梨日興に相承す。」(御書1675)
と最期に御遺命あそばされました。
 
 さて「富士の立義いささかも」とは、日興上人が『日興遺誡置文』に、
「富士の立義聊も先師の御弘通に違せざる事。」(御書1884)
と遺誡あそばされたお言葉です。富士門流の宗義は少しも先師日蓮大聖人の御弘通せられた御法門に相違してはならないとの御指南であります。
 その後、富士の立義は「日興が嫡々付法の上人を以て総貫首と仰ぐべき者なり。」と日蓮大聖人の御指南に随従されて『日興跡条々事』に、
「日興が身に宛て給はる所の弘安二年の大御本尊は、日目に之を相伝す。本門寺に懸け奉るべし。」(御書1883)
と大聖人から相承された究竟の大御本尊は第二祖日興上人から第三祖日目上人へと受け継がれました。
 さらに約四百年後、第二十六世日寛上人が『文底秘沈抄』に、
「而して後、法を日目に付し、日目亦日道に付す、今に至るまで四百余年の間一器の水を一器に移すが如く清浄の法水断絶せしむる事無し、蓮師の心月豈此に移らざらんや、是の故に御心今は富山に住したもうなり。」(六巻抄65)
と御示しであります。
 
 富士の立義が正確に伝えられている処に、弘安二年の大御本尊である本門戒壇の大御本尊が在すのであります。つまり『百六箇抄』に、
「日興が嫡々相承の曼荼羅を以て本堂の正本尊と為すべきなり。」(御書1702)
と御教示であります。
 
 現在は第六十八世御法主日如上人猊下に相承あそばされ、総本山大石寺の奉安堂に正本尊である大御本尊が厳護されております。 
 
 日興上人は御年37歳の時、大聖人が『日蓮一期弘法付嘱書』に、
「日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す、本門弘通の大導師たるべきなり。国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。事の戒法と謂ふは是なり。就中我が門弟等此の状を守るべきなり。」(御書1675)
と御示しのように法体の血脈の上から「血脈の次第 日蓮日興」との富士の立義はいささかも先師日蓮大聖人の御弘通に相違せず、法水は断絶することなく清浄に総本山富士大石寺に伝えられております。
 
 末法の五濁悪世の様相が明白な現代、日蓮正宗の血脈相承に群盲象を評する見解や一水四見沙羅の四見が惑乱していても、日蓮正宗総本山大石寺は富士の立義いささかも先師日蓮大聖人の御弘通に違背していないことは厳然であります。
 群盲象を評する輩に対して大聖人は『立正観抄』に、
「当世の学者は血脈相承を習ひ失ふ故に之を知らず。相構へ相構へて秘すべく秘すべき法門なり。」(御書770)
と御示しであり、さらに『御義口伝』にも、
「秘すべし秘すべし、唯授一人の相承なり、口外すべからず。」(御書1796)
とも仰せであります。
 以上のお言葉を拝信申し上げていくことが富士の立義には大切であります。

 さらに『日興跡条々事』の偽作説が、まことしやかにささやかれている現実があり、信じている方がいます。偽作説を主張する方には、第五十九世日亨上人の『富士宗学要集』に収録の『富士史料類聚』「第二僧俗譲状置文及び官憲文書等」(富要8巻17~18頁)を確認頂き、さらに高橋粛道御尊師の著書『日蓮正宗史の研究』の「日興跡条々事」(278~291頁)を一読され、偽作説を改められることを望みます。


平成28年2月度行事予定

2016-02-03 | 正林寺行事予定
◎2月1日(月)午後7時30分、御経日。

◎2月3日(水)午後7時30分、節分会。

◎2月6日(土)午後7時30分、支部活動者会。

◎2月7日(日)午前9時、広布唱題会・興師会。

◎2月10日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)。

◎2月13日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎2月14日(日)午後1時、御報恩御講。

◎2月16日(火)午後7時30分、御誕生会。

◎2月20日(土)午後7時、役員・班長会。
 
◎2月21日(日)午後1時、群馬地方部総会(高崎・勝妙寺)。

◎2月26日(金)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)。 

◎2月27日(土)午後7時30分、支部活動者会。

◎2月28日(日)午後1時、5時間唱題行。
 


 

一、平成二十八年の年間方針・『折伏躍進の年』

二、平成二十八年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏実践

 ②家族みんなで御講参詣

 ③新入講者と共に支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同


正林寺法華講員手引書

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法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

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