日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H26.9)

2014-10-03 | 日如上人御指南

 

平成26年9月度 広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成26年10月号 第824号 転載)

(大白法 平成26年9月16日 第893号 転載)

 皆さん、おはようございます。
 本日は、九月度の広布唱題会に当たりまして、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年も既に九月に入り、明年三月の日興上人御生誕七百七十年、法華講員五〇パーセント増の誓願達成まで、いよいよ残りあと六ヵ月となりましたが、皆様方には昼夜を厭わず御精進のことと拝察いたします。
 皆様も既に御承知の通り、折伏は一切衆生救済の大慈悲行であります。
 それだけに、善事をなさんとすれば必ず魔が蠢動するように、我々が善事中の善事である折伏を行じていけば、あらゆる障魔が競い起き、我らの前に立ちはだかることは必定であります。
 しかしそれは、
「此の法門を申すには必ず魔出来すべし。魔競はずば正法と知るべからず」(御書986)
と仰せのように、私どもが大聖人様の正しい仏法を弘通しているからでありますから、むしろ、
「難来たるを以て安楽と意得べきなり」(同1763)
と仰せられているように、我々の信心でしっかりと受け止めていくことが肝要であります。
 と同時に、折伏は摂受と異なり、邪義邪宗の謗法を破折し、謗法の害毒がいかに恐ろしいかを教え、正法に帰依せしめるための末法の教化法でありますから、もとより楽な折伏などはありません。
 さればこそ、我々はまず一人ひとりが真剣に、唱題に唱題を重ね、その功徳と、いかなる障魔にも微動だにしない確固たる不動の信念と決意をもって、邪義邪宗の謗法の害毒によってむしばまれ、塗炭の苦しみに喘ぐ多くの人々を、一人でも多く救っていかなければなりません。
 そもそも謗法は、五逆罪と並び、仏法における最も重い罪であります。必ず地獄に堕ちると定められているのであります。
 すなわち、五逆罪とは、御承知の通り、父を殺し、母を殺し、阿羅漢を殺し、仏身より血を出し、和合僧を破るの五罪でありますが、『呵責謗法滅罪抄』には、この五逆罪のうち、一逆罪だけを犯しても、なお一劫という極めて永い間、無間地獄の苦しみを受けると仰せられております。
 これに対しまして、謗法はこの五逆罪よりもその罪は重く、心では思っていなくても、顔かたちで嫉みの色を表したり、戯れにも正法を謗ることがあれば、あるいはまた、法華経を嫉み謗るのではなくとも、法華経を信ずる者を軽蔑するようなことがあれば、一劫はおろか、無数劫の間、無間地獄に堕ちると、経文には説かれているのであります。
 よって、五逆罪とこの謗法を比べると、
「五逆と謗法とを病に対すれば、五逆は霍乱の如くして急に事を切る。謗法は白癩病の如し、始めは緩やかに後漸々に大事なり。謗法の者は多くは無間地獄に生じ、少しは六道に生を受く。人間に生ずる時は貧窮下賎等、白癩病等と見えたり」(同711)
と仰せのように、五逆罪とこの謗法とを病に譬えれば、五逆罪は霍乱、すなわち霍乱とは暑気あたりの病、夏に起こる日射病などの急性の病気を指し、五逆罪を犯した者はこの日射病のように急にその報いを受けますが、謗法は白癩病のように、初めはさほどではなくとも、次第次第に重くなり、やがて大事に至るのであります。
 また、謗法の者は、だいたいは無間地獄に堕ち、まれに六道に生まれる者もいますが、たとえ人間に生まれても必ず貧困であるとか、貧しい境遇にあるか、もしくは不治の病となる果報を必ず受けることになると仰せられているのであります。まさに、謗法恐るべしであります。
 故に『十法界明因果抄』には、
「樫貪・偸盗等の罪に依って餓鬼道に堕することは世人知り易し。樫貪等無き諸の善人も謗法に依り亦謗法の人に親近し自然に其の義を信ずるに依って餓鬼道に堕することは、智者に非ざれば之を知らず。能く能く恐るべきか」(同208)
と仰せられているのであります。
 したがって、謗法はそのままにしておきますと、ますます不幸の原因を増し、無惨な結果を必ず招くことになるのであります。
 故に『曽谷殿御返事』には、
「謗法を責めずして成仏を願はゞ、火の中に水を求め、水の中に火を尋ぬるが如くなるべし。はかなしはかなし。何に法華経を信じ給ふとも、謗法あらば必ず地獄にをつべし。うるし千ばいに蟹の足一つ入れたらんが如し。『毒気深入、失本心故』とは是なり」(同1040)
と、成仏の妨げとなる謗法に対しては、厳しく破折すべきことを御教示あそばされているのであります。
 まさしく、この御金言の如く、私どもは謗法を固く禁じ、謗法を破折しなければ真の幸せを招来することはできないことを、よくよく知るべきであります。
 今、宗門は来たるべき平成二十七年・日興上人御生誕七百七十年、法華講員五〇パーセント増を目指して、講中一結して破邪顕正の折伏に励んでいますが、誓願達成まであと半年間、誓願達成にとってこれからの戦いが極めて大事であります。
 どうぞ、皆様には異体同心・一致団結して必ず誓願を達成すべく、講中全員が立ち上がり、勇猛果敢に折伏を行じ、もって必ず全支部ともに誓願を達成されますよう心からお祈り申し上げまして、本日の挨拶といたします。

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

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日蓮正宗教学研鑽所

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大日蓮出版

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青年僧侶邪義破折班

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佐前佐後の法門

2014-10-03 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H26.10月 第129号)  

 日蓮大聖人は『三沢抄』に、
「法門の事はさどの国へながされ候ひし已前の法門は、たゞ仏の爾前の経とをぼしめせ」(御書1204)
と御教示のように、大聖人の御化導は大きく、文永八年九月十二日の竜の口の法難より、翌十月十日の佐渡配流を境として、佐渡以前(佐前)と佐渡以後(佐後)との二筋に分けられます。
 佐前の御化導は、法華経正意の立場から、念仏等の爾前権経の邪宗に対する破折と、法華経の題目の弘通が主に拝されます。
 大聖人が竜の口で発迹顕本される以前の御化導は、法華経に予証された上行再誕の立場としての身業読誦がその中心となり、『三沢抄』の御指南のように、爾前方便の御化導といわれます。
 佐後の御化導は、『開目抄』に、
「日蓮といゐし者は、去年九月十二日子丑の時に頸はねられぬ。此は魂魄佐土の国にいたりて」(御書563)
と仰せのように、大聖人が竜の口の頸の座において、上行再誕の迹身を払い、久遠元初自受用身・末法の御本仏として本地を顕わされた上からの御化導をいいます。

 佐後の法門の特色を三点にしぼって挙げると、第一に、立宗以来弘通されてきた題目の功徳が、法華経の本門寿量品の文底に秘沈された、久遠元初本因妙の本仏・本法に具わる題目の功徳として、その意義を示されたことです。
 第二に、漫荼羅本尊の御図顕が挙げられます。佐渡配流の直前、相州依智を発たれる前日、大聖人は妙法漫荼羅を書き顕わされ、以後佐渡において多くの漫荼羅を顕わされています。したがって、明らかに、竜の口の法難における発迹顕本が、御化導の転換期として重要な基点であったことが拝されます。
 そして第三に、三大秘法についての御指南です。佐前には三大秘法の名目すら挙げられていなかったのですが、佐渡御赦免の一ヵ月前に著された『法華行者値難事』の追伸に、「天台・伝教は之を宣べて本門の本尊と四菩薩・戒壇・南無妙法蓮華経の五字と、之を残したまふ」(御書720)
と、はじめて三秘を意味する語が示されました。

 しかし、佐渡期には、いまだご自身の身業読誦も終わらず、時機も到らないため、三大秘法に関する具体的な御指南は拝されません。
 大聖人の佐後の御化導は、佐渡御在島中よりも身延期、特に弘安元年以降の身延後期が重要であり、御一期の総要です。中でも熱原法難を機縁として、弘安二年十月十二日に御図顕あそばされた三大秘法総在、本門戒壇の大御本尊をもって、究竟中の究竟と拝します。この点を知らなければ、大聖人の仏法の眼目に迷うことになります。
 ただし、佐前・佐後の異なりがあるといっても、すべて御本仏の大慈大悲と仏意によって、自在に成就された御化導であると拝することが大切です。
 私たちは、佐前と佐後という筋目と、その意義をよく理解して御書を拝し、さらに極理の師伝の上から日蓮正宗の正しい教学を身につけていくことが肝要です。


平成26年10月度行事予定

2014-10-03 | 正林寺行事予定
◎10月1日(水)午後7時30分、御経日
 
◎10月4日(土)午後7時30分、支部活動者会。
 
◎10月5日(日)午前9時、広布唱題会。
 
◎10月6日(月)午後7時30分、唱題会。
 
◎10月8日(水)午後7時30分、唱題会。
 
◎10月11日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎10月12日(日)午後1時、御報恩御講。
 
◎10月13日(月)午後7時30分、唱題会。
 
◎10月15日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)。
 
◎10月18日(土)午後7時、役員・班長会。
 
◎10月19日(日)折伏活動日。
 
◎10月19日(日)午後1時、5時間唱題行。
 
◎10月20日(月)午後7時30分、唱題会。
 
◎10月22日(水)午後7時30分、唱題会。
 
◎10月23日(木)午後7時30分、色塗。
 
◎10月24日(金)午後7時30分、飾り付け。
 
◎10月25日(土)午後7時30分、御会式御逮夜。
 
◎10月26日(日)午前10時、御会式。
 
◎10月27日(月)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)。
 
◎10月29日(水)午後7時30分、唱題会。
 


 

一、平成二十六年の年間方針・『折伏貫徹の年』

二、平成二十六年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で誓願達成

 ②全講員で折伏実践

 ③明るい笑顔で支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同


正林寺法華講員手引書

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法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

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