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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(R6.10)

2024-11-02 | 日如上人御指南

 

令和6年10月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿  

(大日蓮 令和6年11月号 第945号 転載)

(大白法 令和6年10月16日 第1135号 転載)

 本日は、十月度の広布唱題会に当たり、皆様には新型コロナウイルス感染症の全国的な蔓延によって、何かと御不便のところ、信心強盛に参加され、まことに御苦労様です。
 既に皆様も御承知の通り、今、世界では末法濁悪の世相そのままに、混沌とした様相を呈しており、いつ大きな戦争に発展しかねない危険な状態にありますが、まさにかくなる時こそ、私どもは改めて『立正安国論』の御聖意を拝し、真の世界平和と全人類の幸せを願い、一人でも多くの人々に本因下種の妙法を下種し、折伏を行じ、一天広布へ向けて、なお一層の努力をしていかなければならないと思います。
 されば、大聖人様は『如説修行抄』において、折伏について御教示あそばされておりますが、今、要約して申し上げますと、
「仏滅後、正像二千年は、小乗教・権大乗教の流布の時である。末法の始めの五百年には純円一実の法華経、すなわち法華経本門寿量品文底秘沈の南無妙法蓮華経が広宣流布する時である。この時は闘諍堅固・白法隠没の時と定めて、権実雑乱の時である。よって、敵ある時は刀杖弓箭を持つべきである。敵なき時は刀杖弓箭は無用である。今の時は権教即実教の敵となり、一乗流布の代の時は権教が実教の敵となるのである。このような紛らわしい時には、実教よりこれを責めるべきである。これを摂折の修行のなかには『法華折伏』と申すのである。天台大師は『法華折伏破権門理(法華は折伏して権門の理を破す)』と仰せである。しかるに、摂受たる四安楽の修行を末法の今の時に行ずるならば、それはまさに冬に種子をまいて益を求めるようなものである。鶏が暁に鳴くような当たり前のことであるが、宵に鳴くのは物怪である。末法今日の如き、権実雑乱の時は法華経の敵、すなわち謗法を責めずして、山林に閉じ篭もって摂受の修行をするのは、法華経修行の時を失う物怪である。されば、末法今の時、法華経の折伏の修行を、だれか経文の如く行じておられるか。だれ人でもあれ、諸経は無得道、堕地獄の根源、法華経独り成仏の法なりと、音も惜しまず呼ばわり給いて、諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ」(御書672取意)
と仰せであります。
 すなわち、法華経本門寿量品文底秘沈の南無妙法蓮華経は、過去・現在・未来の三世の闇を照らす最高至善の偉大なる光明であります。
 されば、その妙法を受持信行することによって、十界互具する我が生命に内在する仏界が、大御本尊様の絶対の仏界と境智冥合して成仏に至るのであります。
 よって、私ども一人ひとりが大御本尊様への絶対の信を持って題目を唱え、その功徳と歓喜をもって妙法を説き、一天広布の達成へ向けて前進する、これこそが即身成仏の要諦であります。
 第二祖日興上人は『遺誡置文』のなかにおいて、
「未だ広宣流布せざる間身命を捨てゝ随力弘通を致すべき事」(御書1884)
と仰せであります。
 まさしく、折伏は御本仏宗祖日蓮大聖人様からの御遺命であります。よって、私どもは何を差し置いても、大聖人様の御遺命のままに破邪顕正の折伏を行じて、一人でも多くの人々の幸せを願い、悔いなく戦いきっていくことが今、最も肝要なのであります。
 されば今、一人ひとりが決意を新たに、妙法広布へ向けて力強く前進していくことが最も肝要であることを自覚し、全国すべての法華講中が僧俗一致・異体同心して、一天広布の達成を目指して精進され、もって自他共の成仏を果たされますよう心からお祈りし、一言もって本日の挨拶といたします。

 

日如上人猊下御指南目録(R4~)

 

日如上人猊下御指南目録(H27~R3)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南 

 

日蓮正宗公式HP  

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日蓮正宗教学研鑽所  

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大日蓮出版   

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青年僧侶邪義破折班 

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功徳無量無辺なり

2024-11-02 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R6.11月 第250号)

 「功徳無量無辺なり」とは、三大秘法の大御本尊を絶対信で題目を唱え奉り、宗祖日蓮大聖人仰せの「臨終只今にありと解り」(御書513)、さらに総本山第二十六世日寛上人の「多年の行功に依り三宝の加護に依り」(『臨終用心抄』富要3-267)と御指南である信行によって成就する絶対的幸福のことであります。
 大聖人は『崇峻天皇御書』に、
「蔵の財よりも身の財すぐれたり。身の財より心の財第一なり。此の御文を御覧あらんよりは心の財をつませ給ふべし。」(御書1173)
と仰せのように、心の財を多く積むことにより「功徳無量無辺なり」との「安心立命」の境地に至ることが叶います。
 以上のことを心がけた御本尊への唱題により、大聖人は『法華初心成仏抄』に、
「一度妙法蓮華経と唱ふれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯(ただ)一音に喚び顕はし奉る功徳無量無辺なり。我が己心の妙法蓮華経を本尊とあがめ奉りて、我が己心中の仏性、南無妙法蓮華経とよびよばれて顕はれ給ふ処を仏とは云ふなり。」(御書1320)
と仰せである現証が実現するとの教えであります。
 日蓮大聖人は、三大秘法である本門の本尊を信じて本門の題目である南無妙法蓮華経を唱えれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を一声に喚び顕される功徳が無量無辺であるとの御指南であります。
 大聖人の我が己心の妙法蓮華経を本尊とあがめ奉ることにより、末法本未有善の我が己心中の仏性は、南無妙法蓮華経とよびよばれて顕はれ即身成仏させて頂けるとの御教示であります。
 このことを心得た唱題により、大聖人は『法華初心成仏抄』に、
「一音に喚び顕はし奉る功徳無量無辺なり」(御書1320)
と仰せであります。その功徳無量無辺なりとは、まさに法華経や御書に説かれる功徳が莫大であるため、無量無辺との表現がなされています。
 その表現について『題目功徳御書』には、
「法華経の題目の功徳は十方の土のごとし、(中略)題目の功徳は大海のごとし。(中略)題目の功徳は金銀のごとし。(中略)題目の功徳は日月のごとしと申す経文なり。」(御書1673)
と、題目の功徳について仰せであります。
 そして、功徳無量無辺を実現するためには、誡めるべきことがあります。
 大聖人は『法華初心成仏抄』に、
「仏になる道には我慢偏執の心なく、南無妙法蓮華経と唱へ奉るべき者なり。」(御書1321)
と仰せのように、我慢偏執の心をなくして御本尊に題目を唱えるところに、功徳無量無辺なりとの現証があります。
 その我慢偏執の心をなくすためには、日寛上人の『法華取要抄文段』に説かれる教えを根底に置くことが大切であります。

「文底の真秘。謂く、内証の寿量品に於て顕露彰灼に三箇の法を説き顕す。故に文底の真秘と名づくるなり。(中略)文底の真秘は雲を払って月を見るが如し。『雲晴れて後の光と思うなよ 本より空に有明の月』等云云。故に今、文底の行者は久遠元初の月を見るなり。当に知るべし、久遠は今に在り、今は即ち久遠なり云云。(中略)
一大秘法というは即ちこれ本門の本尊なり。この本尊所住の処を本門の戒壇と名づけ、この本尊を信じて妙法を唱うるを本門の題目と名づく。故に分ちて三箇の秘法と為るなり。また本尊に人あり、法有り、戒壇に事有り、理あり。理は謂く、義理なり。題目に信、行有り。故に開して六義と成す。この六義、散じて一代五十年の説法と成る。また蓮祖一期の弘法と成る。(中略)
この本門の本尊をまた『三大秘法総在の御本尊』と名づくるなり。(中略)
然れば則ち釈尊一代五十年の説法の功徳及以蓮祖一期の弘法の功徳、皆悉く本門の本尊に結帰するなり。故に本尊の功徳無量無辺にして、心の及ぶ所に非ず、言の宣ぶる所に非ず。
 故にこの本尊を受持すれば、則ち祈りとして叶わざることなく、福として来らざることなく、罪として滅せざることなく、理として顕れざることなし。故にこの本尊信受の輩は但受持の一行のみにして尚成仏すべし。何に況や本尊の妙法を読誦せんをや。『我が滅度の後に於て、応に斯の経を受持すべし。この人仏道に於て決定して疑い有ること無けん』とはこれなり。」(御書文段539)
との御指南を心肝に染めて、我慢偏執を払拭することが大事であります。その仏法と申す道理から大聖人は『法華取要抄』に、
「諸薬(しょやく)の中(なか)に南無妙法蓮華経は第一(だいいち)の良薬(ろうやく)なり」(御書735)
との変毒為薬へとつながる良薬の意義が存することになります。

 御法主日如上人猊下は、
「法華経本門寿量品文底秘沈の南無妙法蓮華経は、過去・現在・未来の三世の闇を照らす最高至善の偉大なる光明であります。
 されば、その妙法を受持信行することによって、十界互具する我が生命に内在する仏界が、大御本尊様の絶対の仏界と境智冥合して成仏に至るのであります。
 よって、私ども一人ひとりが大御本尊様への絶対の信を持って題目を唱え、その功徳と歓喜をもって妙法を説き、一天広布の達成へ向けて前進する、これこそが即身成仏の要諦であります。」(大日蓮 第945号 R6.11)
と御指南あそばされております。

 最後に、「功徳無量無辺なり」とは「多年の行巧こそ大切なり」との信行により「始中終す(捨)てず」(御書1392)に精進する信心修行にあります。その功徳の体験を持って折伏させていただくところに折伏誓願を成就する要諦があります。このことを意識された異体同心・講中一結するところに、法界をも動かす絶大な御本尊から無量無辺の功徳を賜ることを確信いたしましょう。

 

宗祖日蓮大聖人『法華取要抄』に曰く、
諸病しょびょうなかには法華経ほけきょうぼうずるが第一だいいち重病じゅうびょうなり。 諸薬しょやくなか南無妙法蓮華経なむみょうほうれんげきょう第一だいいち良薬ろうやくなり。 一閻浮提いちえんぶだい縦広じゅうこう七千しちせん由善那ゆぜんな八万はちまんくにこれり。 正像しょうぞう二千年にせんねんあいだいま広宣流布こうせんるふせざる法華経ほけきょう当世とうせいたって流布るふせしめずんば、 釈尊しゃくそん大妄語だいもうごほとけ多宝仏たほうぶつ証明しょうみょう泡沫ほうまつおなじく、 十方分身じっぽうふんじんほとけ助舌じょぜつ芭蕉ばしょうごとくならん。 」(御書735)


令和6年11月度行事予定

2024-11-02 | 正林寺行事予定
11月1日(金)午後7時30分、御経日
 
11月2日(土)午後7時30分、活動対策会議
 
11月3日(日)午前9時、広布唱題会
 
11月6日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)
       
11月9日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
11月10日(日)午後1時、御講
 
11月15日(金)午後7時30分、目師会・七五三
 
11月16日(土)午後7時、役員会(寺報「正林」発送準備)
 
11月17日(日)午後1時、5時間唱題行
 
11月20~21日、宗祖日蓮大聖人御大会(総本山大石寺)
 
11月23日(土)、第3回支部総登山(総本山大石寺)
 
11月24日(日)午前10時、法話会・仏道修行実践かるた大会
 
11月30日(土)午後7時30分、活動対策会議        
 
※月曜日・水曜日の唱題会終了後、「日蓮正宗聖典」を拝読いたします。
        
 

 

一、令和6年の年間方針・『折伏前進の年

二、令和6年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で歓喜の活動
 ②講中一結して折伏実践
 ③支部総登山と寺院参詣で人材育成

 

富士年表(宗祖御在世)

富士年表(宗祖滅後)

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 

創価学会員のみなさんへ

 

創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 


あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す

 

創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す

 

正林寺御住職指導過去ログ集

御書五大部手引

正を立てて国を安んずる「立正安国論」
人本尊開顕の書「開目抄」
日蓮当身の大事「観心本尊抄」
末法の時を撰ぶ「撰時抄」
三大秘法への知恩報恩が大事「報恩抄」

 

 正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

末寺の年中行事

お天気情報他

日蓮正宗の仏具店

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【本日の御聖訓】(メール配信)

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