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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H26.6)

2014-07-03 | 日如上人御指南

 

平成26年6月度 広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成26年7月号 第821号 転載)

(大白法 平成26年6月16日 第887号 転載)

 皆さん、おはようございます。
 本日は、六月度の広布唱題会に当たりまして、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年も既に六月に入りましたが、皆様には僧俗一致・異体同心して、日夜、折伏誓願達成へ向けて御精進のことと存じます。
 再三、申し上げていることでありますが、第二祖日興上人の御生誕は、三月八日であります。
 したがって、我々は、日興上人御生誕七百七十年に当たる、明年平成二十七年三月八日までには、なんとしてでも折伏誓願を達成しなければなりません。
 誓願達成までは残りあと九ヵ月、この九ヵ月の戦いこそ、誓願達成の成否を決定するまことに大事な戦いであり、全国の各支部は、この戦いに必ず勝利すべく、僧俗一致の強固な態勢を整え、異体同心して唱題に励み、折伏に次ぐ折伏をもって、必ず誓願を達成しなければならないと思います。
 さて、大聖人様は『神国王御書』に、
「我が面を見る事は明鏡によるべし。国土の盛衰を計ることは仏鏡にはすぐべからず。仁王経・金光明経・最勝王経・守護経・涅槃経・法華経等の諸大乗経を開き見奉り候に、仏法に付きて国も盛へ人の寿も長く、又仏法に付きて国もほろび、人の寿も短かかるべしとみへて候。譬へば水は能く舟をたすけ、水は能く舟をやぶる。五穀は人をやしない、人を損ず。小波小風は大船を損ずる事かたし。大波大風には小舟やぶれやすし。王法の曲がるは小波小風のごとし。大国と大人をば失ひがたし。仏法の失あるは大風大波の小舟をやぶるがごとし。国のやぶるゝ事疑ひなし」(御書1301)
と仰せであります。
 すなわち、国土の盛衰を計り知ろうとするには、仏法の鏡に照らして見るに越したことはなく、法華経等の諸大乗経を見ると、仏法によって国も栄え、人の寿命も長くなり、また仏法によって国も亡び、人の寿命も短くなると説かれている。
 国家社会を教導すべき仏法が正しければ、人の生活も平穏であり、国家社会も安定して、人々は栄えていくが、仏法が正しからざれば、国家の指導も正しく行われず、かえって誤った仏法によって、人々は知らず知らずのうちに悪縁に誑かされて悪業を重ね、人心は極度に撹乱し、ために国家社会は安定を失い、破滅への道を歩むことになると仰せられているのであります。
 よって『諸経と法華経と難易の事』には、
「仏法やうやく顛倒しければ世間も又濁乱せり。仏法は体のごとし。世間はかげのごとし。体曲がれば影なゝめなり」(同1469)
と仰せられ、仏法の鏡に照らして見るとき、仏法と世法との関係は、まさしく仏法は体、世間は影であり、一国はもちろん、世界の治乱興亡はひとえに、正法の隆昌と衰退とにかかっていることを明かされているのであります。
 しかるに、世間の人々は、この仏様が透徹された知見をもって示された原理が解らず、ただ騒然として喧噪を極め、抜本的な解決策もないまま、右往左往して、ますます混乱をきたしているのが現状であります。
 特に、昨今の国内外の騒然とした様相を見るとき、この感を強くするのであります。
 されば、大聖人様はこうした混沌とした末法濁悪の世相を通覧され、『立正安国論』に、
「汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ。然れば則ち三界は皆仏国なり、仏国其れ衰へんや。十方は悉く宝土なり、宝土何ぞ壊れんや。国に衰微無く土に破壊無くんば身は是安全にして、心は是禅定ならん。此の詞此の言信ずべく崇むべし」(同250)
と仰せられているのであります。
 この御文につき、総本山第二十六世日寛上人は、
「『寸心を改めて』とは即ち是れ破邪なり。『実乗に帰せよ』とは即ち是れ立正なり。『然れば則ち三界』の下は安国なり」(御書文段 49)
と仰せられています。
 すなわち、広布達成、仏国土実現は「汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ」と仰せの如く、仏法の鏡に照らして、ただひとえに破邪顕正の折伏をもってする以外にはないことを知るべきであります。
 よって、大聖人様は同じく『立正安国論』に、
「仏道に入りて数愚案を廻らすに、謗法の人を禁めて正道の侶を重んぜば、国中安穏にして天下泰平ならん」(御書244)
と仰せられております。また、同じく『立正安国論』に、
「早く天下の静謐を思はゞ須く国中の謗法を断つべし」(同247)
と仰せられ、さらに『聖愚問答抄』には、
「今の世は濁世なり、人の情もひがみゆがんで権教謗法のみ多ければ正法弘まりがたし。此の時は読誦・書写の修行も観念・工夫・修練も無用なり。只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法をくだき、又法門を以ても邪義を責めよとなり」(同403)
と仰せられているのであります。
 されば、今、我々はこの御金言を心肝に染めて、一人ひとりが全世界の平和と全人類の幸せのため、仏国土実現を目指して、いかなる困難にも一歩も退くことなく、唱題を重ね、勇気凜々、破邪顕正の折伏を実践し、もって明年の日興上人御生誕七百七十年までには、必ず全支部が折伏誓願を達成すべく、晴れて仏祖三宝尊の御照覧を仰がれますように心から願うものであります。
 以上、皆様方のいよいの御奮闘をお祈り申し上げ、本日の挨拶といたします。
 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

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日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

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青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm


身の貧しきことをなげくべからず

2014-07-03 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H26.7月 第126号)  

 現在、不自由なく幸せな生活ができていても、時として何かが災いし明日にでも我が身が貧しくなる可能性を秘めた世の中が末法の現代に生きる私たちの立場であります。
 現実に身が貧しくなるということは、お金がなくて貧しい生活をしなくてはならない状態や、病気で体が弱り身体が衰えるということです。
 もし、現実に身が貧しくなった時には、その貧しさに嘆くことなく、信心で貧しさを克服して、まずは前向きな気持ちで明るく生きていけるように心を維持していくことが大切であります。
 第二十六世日寛上人は『松任治兵衛殿御返事』に、
「かならず、かならず身のまづしきことをなげくべからず。ただ信心のまづしき事をなげくべけれ」(金沢法難を尋ねて 84頁)
との金沢法華講衆に宛てられたお手紙において御教示であります。身の貧しさを嘆くよりも信心の貧しさを嘆くように心がけて行くことが大事です。信心が貧しくなれば、身の貧しさを克服するための術を失うこととなります。そのために信心が貧しくならないように日々の仏道修行が生活の中には欠かせません。

 信心が貧しくなるとは、どのようなことでしょう。御本尊に向かって数珠を掛けて手を合わせることができなくなること。知恩報恩を忘れて勤行や題目を唱えなくなる姿のことです。御本尊へのお給仕を疎かにすることも信心が貧しい証拠です。さらには、寺院への参詣や本門戒壇の大御本尊在す総本山への登山が大事であると思えなくなる気持ちが信心の上では貧しいことになります。
 もし、少しでも信心の貧しさに当てはまる気持ちがある場合は、すぐに反省して信心の貧しさを悔い改めるべきであります。
 悔い改めて信心を中心とした生活を基本としていけば、御本尊から御加護を頂いた人生を過ごしていくことが叶います。
 しかし、悔い改めることなく信心の貧しさを顧みずに、雪山の寒苦鳥のように眼前だけの幸せに翻弄されたり、身の貧しさに嘆くばかりの生活を過ごせば、さらに身の貧しい人生が未来にあることを忘れてはならないでしょう。

 真の天下泰平国土安穏には、依正不二の原理に基づいた、多くの人々が身の貧しさを嘆かずに、雪山の寒苦鳥のような生活スタイルを改めて、信心の貧しさに気が付くことにあります。そして信心の貧しさを悔い改められた世の中が現実になることにより本当の幸福が世の中に生まれます。

 これからの人生において我が身が貧しさに晒されるような現実が訪れた時には、思い出し信心が貧しくならないように、信心で苦難を克服していけるよう御本尊を信じて有難いお力を頂きながら、しっかりと手に数珠を掛けて祈るところ身の貧しさを乗り越えていくことができるでしょう。


平成26年7月度行事予定

2014-07-03 | 正林寺行事予定
◎7月1日(火)午後7時30分、御経日
 
◎7月5日(土)午後7時30分、支部活動者会。
 
◎7月6日(日)午前9時、広布唱題会。
 
◎7月12日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎7月13日(日)午後1時、御報恩御講。
 
◎7月16日(水)午後7時、広布推進会(高崎・勝妙寺)。
 
◎7月19日(土)午後7時、役員・班長会。
 
◎7月19~20日、第5期夏期講習会(総本山・大石寺)。
 
◎7月21日(日)折伏活動日。
 
◎7月21日(日)午後1時、5時間唱題行。
 
◎7月25~26日、総本山第34世日真上人第250回遠忌法要(総本山大石寺)。
 
◎7月26~27日、中高等部合宿登山(総本山大石寺)。
 
◎7月28日(月)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)。
 
※7月中は毎日、午後7時30分から唱題行。 
 


 

一、平成二十六年の年間方針・『折伏貫徹の年』

二、平成二十六年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で誓願達成

 ②全講員で折伏実践

 ③明るい笑顔で支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同


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