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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

御法主日如上人猊下「新年の辞」(H30)

2017-12-27 | 日如上人御指南

 

新年之辞

 

(大日蓮 平成30年1月号 第863号 転載)

 

 立宗七百六十六年の新春を迎え、御隠尊日顕上人猊下には御機嫌麗しく新年をお迎えの御事と慶賀の至りに存じ上げます。
 また、宗内僧俗御一同には、清々しく新年を迎えられ、決意も新たに、愈々の精進をお誓いのことと慶賀に堪えません。
 今、宗門は各講中共に僧俗一致・異体同心し総力を結集して、来たるべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の誓願達成へ向けて、力強く前進しています。
 是れも偏に、全国の法華講支部の指導教師並びに講頭をはじめ講員一同の強盛なる信心の賜物と御同慶の至りに存じます。
 さて、本年は「行動の年」であります。
 大聖人は『一念三千法門』に、
「百千合はせたる薬も口にのまざれば病も癒えず。蔵に宝を持てども開く事を知らずしてかつ(餓)へ、懐に薬を持ちても飲まん事を知らずして死するが如し」(御書110)
と仰せであります。
 この御金言の如く、何事も事を成すためには、行動を起こさなければ成るものも成らず、単なる空理空論に終わってしまいます。
 『大智度論』には、
「梯(はしご)は一の初桄(はしごの最初の横木)より漸く上るに、上る処高しと雖も、難しと雖も、亦た能く至ることを得るが如し」
とあります。
 何事も事を成すには、一歩一歩竪実に進むことが大事であり、肝要であると訓誡されています。
 折伏も同様、日々弛まぬ努力を続けていくことが最も大事なのであります。
 特に、折伏は自らが実践していかなければ功徳はなく、それは、あたかも他人が薬を服しても自らの病気は治することが出来ないのと同様であります。
 また『諸法実相抄』には、
「力あらば一文一句なりともかたらせ給ふべし」(御書668)
と仰せられ、日々普段の信心において、たとえ一言一句なりとも、一天広布を願い、相手の幸せを願い、また己自身の幸せを築くためにも、弛まなく折伏を行じていくことが肝要であります。
 されば、私共はこの御金言を胸に、今こそ講中一結・一意同心して、講員一人々々が老若男女を問わず立ち上がり、身軽法重・死身弘法の断固たる決意をもって、破邪顕正の折伏を実践していくことが最も肝要と存じます。
 各位には、一天広布・誓願達成を期して、全力を傾注して折伏を実践し、以って仏恩報謝申し上げられますよう心から念じ、新年の挨拶といたします。


 

新年の辞

立宗七百六十六年の新春を寿ぎ奉る

(大白法 平成30年1月1日 第972号 転載)

 

 立宗七百六十六年の新春を迎え、御隠尊日顕上人猊下には御機嫌麗しく新年をお迎えの御事と慶賀至極に存じ上げます。

 また、法華講大講頭・法華講連合会委員長星野浩一郎氏ほか全国法華講員御一同には、清々しく新春をお迎えの事と存じます。
 今、宗門は来たるべき平成三十三年宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年法華講員八十万人体勢構築の目標達成へ向けて、全国的に折伏弘通の気運が高まり、僧俗一致・異体同心の団結と各人の身軽法重・死身弘法の強盛なる信心によって大きく前進しつつあります。
 これも偏に、各支部が指導教師・講頭を中心にして、一致団結し、誓願達成への一念に燃えて、寧日なく勇猛果敢に折伏戦を展開してきた結果であり、誠に歓喜に堪えません。 本年「行動の年」は、各支部共に更に一段と団結を図り、持てる力を存分に発揮して、更なる大折伏戦を展開し、全支部が折伏誓願達成へ向けて大前進を図られますよう、衷心よりお祈り申し上げるものであります。
 そのためには、講中が一結し志を同じくして、折伏戦に臨むことが肝要であります。
 大聖人は『異体同心事』に、
「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶ふ事なしと申す事は外典三千余巻に定まりて候。殷の紂王は七十万騎なれども同体異心なればいくさにまけぬ。周の武王は八百人なれども異体同心なればかちぬ。一人の心なれども二つの心あれば、其の心たがいて成ずる事なし。百人千人なれども一つ心なれば必ず事を成ず。日本国の人々は多人なれども、同体異心なれば諸事成ぜん事かたし。日蓮が一類は異体同心なれば、人々すくなく侯へども大事を成じて、一定法華経ひろまりなんと覚へ候」(御書1389)
と仰せであります。
 正しく、異体同心の団結こそ勝利の秘訣であります。
 即ち、勝利のためには、先ず講中全体が志を同じくして誓願達成の強い目的意識を持ち、異体同心の団結を以って、全員参加の折伏を実践していくことが何よりも大事であります。
 つまり、講中が共通の目的意識と異体同心の団結を以って、全体行動を起こしていけば、如何なる障魔にも負けない強固な団結の輪が出来、堅牢にして活動的な講中を構築して誓願を達成することが出来るのであります。
 『中庸』に、
「人一たびにして之を能くすれば、己は之を百たびし、人十たびにして之を能くすれば、己れ千たびす」(漢籍国字解全書一四 517)
とあります。
 他人が一度で能くするならば、自分はこれを百度する。他人が十度して成し遂げるならば、自分は千度くり返してそれをする。ということでありますが、何事においてもこのようにすれば、例え愚鈍な者でも、また、どんな柔弱な者でも、大事を成し遂げることが出来ると言っているのであります。
 今、私達の信心において、特に折伏においては、この言葉通り、人が一たびするところを十たびしているであろうか。人が百たびするところを千たびしているであろうか。よくよく自照すべきではないかと思います。
 今、全国の法華講は、来たるべき平成三十三年宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の慶事を晴れてお迎えするために、全力を傾注して折伏に励み、力強く前進をしております。
 この時に当たり、各位には異体同心・一致団結して全員が折伏に立ち上がり、全講中が折伏誓願を達成され、以って仏祖三宝尊の御照覧を仰がれますよう心からお祈りし、新年の挨拶といたします。 


 

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行動の年

2017-12-27 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H30.1月 第168号)  

 

 宗門の平成三十年、年間方針は「行動の年」です。

 「行動の年」とは、御法主日如上人猊下より賜った、
「一、平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までに、法華講員八十万人の体勢を築くこと。」(平成二十一年七月二十六日七万五千名大結集総会の砌
と御指南の御命題達成に向かっての四年目となり、誓願達成の期限まで残り三年となる勝負の年です。
 御命題は、法華講員が八十万人を上回り、御講参詣者、登山者が増え、大御本尊様の功徳に浴して、歓喜に満ちた信仰生活を営む地涌の友が増加しなければ名実ともに達成されたことにはなりません。
 その鍵は、折伏と育成に倦まず弛まず(※飽きたり気をゆるめたりしないで。物事をなす際の心がけを言う。)コツコツ動く、地道な「行動」が全てです。たとえ初めは僅かな人数でも、ともに励まし合って常に動き、参加者を増やしていくところからはじまります。
 その相乗効果が、良い結果へつながり笑顔があふれ、その歓喜と感動が講中全体に波及していけば、組織が組織としての機能を発揮し躍動します。
 「行動の年」は、折伏と育成に徹底して歩き、良い結果を出し、良い影響を与え、良い循環が動き出すよう、全講員が参加できる活動計画を立てて組織戦を展開し、御命題達成に向かって僧俗一致異体同心して前進いたしましょう。

 

 平成三十年の年間実践テーマ

 

 年間実践テーマは、信行の根幹をなす実践指針で御命題達成の要諦になります。一年365日、毎日必ず意識していくべき大切なテーマになります。

 

①勤行・唱題で折伏達成

 

 日々の生活における功徳の源泉は、朝夕の勤行と唱題にあります。勤行・唱題を怠って未入信者と同じ生活に堕さないよう、時間を決め、家族そろっての勤行・唱題を心がけましょう。
 勤行・唱題の際には、講中一結して折伏誓願目標を達成することをご祈念申し上げ、活動に参加する時間を作り出して折伏と育成に動き、誓願完遂に向かって前進いたしましょう。
 なお新入講者の方には、御本尊御安置を推進していくことが必要です。

 

②みんなで声がけ御講参詣

 

 御講は、宗祖日蓮大聖人の仏恩に御報恩謝徳申し上げ、自らの罪障消滅と折伏成就をご祈念する重要な法要であり、年間を通して日時(毎月第2日曜日)が決まっています。法華講員として御講に優先すべき用事はありません。
 御講参詣の意義と功徳を繰り返し教化するとともに、常日頃から、電話、FAX、電子メール、SNS、家庭訪問等において、みんなで声をかけあい御講参詣を推進いたしましょう。
 参詣者を迎える側の総代・講頭をはじめ支部役員の方は、入念な準備を行ない、準備に携わる人を増やし、御講日の会合は、効率良く有機的に運営できるよう、内容や終了時間を明記するなどして参詣者に配慮するように勤めます。
 御講日を大切に考えて、各家庭の最重要行事とし御報恩御講に参詣する良い習慣が定着するよう努力するところに、御本尊の有難い御威光に照らされた生活につながります。

 

③支部総登山で育成推進

 

 総本山は、本門戒壇の大御本尊が厳護される最勝の地であり、大聖人の御魂と、破邪顕正の精神が脈々と受け継がれています。支部総登山に参加して、その霊域に身をおくことにより身心が浄化され、信心が深化されていきます。
 講中組織の充実強化をはかる支部総登山は、広布の人材育成のバロメーターとなります。登山の推進に携わり、登山に参加し、登山による功徳と不思議な体験を共に語り合うことは、そのまま人材育成につながり、登山者にも、登山を勧める方にも功徳がそなわります。全講員が支部総登山の推進に関わることができるように、具体的な計画を立てて実施いたしましょう。
 
 平成三十年の年間方針「行動の年」の意義と三項目の年間実践テーマの趣旨を心に刻み、布教区別広布推進会、寺院の行事、法華講連合会や講中の諸活動へ積極的に参加して、三項目の年間実践テーマを着実に実践いたしましょう。
 もって、平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節における「法華講員八十万人体勢構築」の御命題を達成すべく、以上の実践テーマを念頭に「行動の年」を僧俗一致して勇猛精進しながらスタートいたしましょう。 


平成30年1月度行事予定

2017-12-27 | 正林寺行事予定
◎1月1日(月)午前0時、初勤行会。

◎1月1日(月)午前9時、広布唱題会。

◎1月1日(月)午前10時、元旦勤行会。

◎1月2~3日、法華講新年初登山。
 
◎1月6日(土)午後7時30分、支部活動者会。
 
◎1月8日(月)成人式。
 
◎1月13日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎1月14日(日)午後1時、御報恩御講。
 
◎1月20日(土)午後7時、役員会。
 
◎1月21日(日)第1回 支部総登山。
 
◎1月25日(木)午後7時、折伏活動者会。

◎1月27日(土)午後7時30分、支部活動者会。

◎1月30日(火)午後6時45分、群馬布教区僧俗指導会(前橋・覚王寺)。
 
※1月中は唱題行が毎日午後7時30分から行われます。
 終了後、総本山第六十七世日顕上人猊下御教示「すべては唱題から ー 唱題の功徳と意義 六十一ヵ条 ー」を拝読いたします。
 

 

 


 

一、平成三十年の年間方針・『行動の年

二、平成三十年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏達成

 ②みんなで声がけ御講参詣

 ③支部総登山で育成推進

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 

 

大白法号外
 

 

 



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折伏と育成の心得

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第68世御法主日如上人猊下御指南(H29.12)

2017-12-26 | 日如上人御指南

 

平成29年12月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成30年1月号 第863号 転載)

(大白法 平成29年12月16日 第971号 転載)

 

 本日は、本年度最後となる十二月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。

 本年「折伏育成の年」もいよいよ十二月に入り、残りあとわずかとなりましたが、各支部ともに誓願を達成すべく、懸命に頑張っているものと思います。
 皆様も既に御承知の通り、折伏は今日の如き五濁乱漫たる末法の世を救い、苦海に没在して不幸に喘ぐ多くの人々を幸せに導く最善の方途であります。
 大聖人様は『唱法華題目抄』に、
「末代には善無き者は多く善有る者は少なし。故に悪道に堕せん事疑ひ無し。同じくは法華経を強ひて説き聞かせて毒鼓の縁と成すべきか。然れば法華経を説いて謗縁を結ぶべき時節なる事諍ひ無き者をや」(御書231)
と仰せであります。
 この御文は、今時末法の本未有善の衆生に対しては、強いて妙法を説き聞かせて「毒鼓の縁」を結ばせるべきであると仰せられているのであります。
 「毒鼓の縁」とは、皆様も既に御承知のことと思いますが、涅槃経に説かれている話であります。つまり、毒鼓とは毒薬を塗った太鼓のことで、これをたたくと、その音は聞こうとしない者の耳にも届き、聞いた者は皆、死ぬと言われているのであります。これは、謗法の衆生に対して法華経を説き聞かせることは、たとえ相手が聞こうとする心がなくとも、これを聞けば法華経に縁したこととなり、それが成仏の因となって、法を聞信せずに反対しても、やがて逆縁によって成仏得道できることを毒鼓、すなわち毒を塗った太鼓に譬えているのであります。
 大聖人様は『上野殿御返事』に、逆縁成仏の例を挙げられて、
「昔、インドに非常に嫉妬深い女人がいて、夫を疑い憎むあまり、ことごとに当たり散らし、家の物を壊すなど荒れ狂い、あまりの腹立たしさに怒りを露わにして、眼は日月の光のように異様に輝き、口は炎を吐くが如く、その姿はまるで青鬼・赤鬼のようで、その上、亭主を憎むがあまり、亭主が毎日読んでいた法華経の第五の巻を両足で散々に踏みつけたのであります。その後、当然の如く女人は地獄に堕ちましたが、両足だけが地獄に入らず、獄卒が杖をもって打てども、どうしても両足だけが地獄に堕ちなかった」(御書1358趣意)
と仰せであります。
 これは、両足で法華経を踏みつけたことが逆縁となって、地獄に堕ちなかったという話であります。つまり、成仏得道のためには、たとえ逆縁であっても法華経に縁することが、いかに大事であるかを教えられているのであります。
 故に『一念三千法門』には、
「妙法蓮華経と唱ふる時心性の如来顕はる。耳にふれし類は無量阿僧祗劫の罪を滅す。一念も随喜する時即身成仏す。縦ひ信ぜずとも種と成り熟と成り必ず之に依って成仏す。妙楽大師の云はく『若しは取若しは捨、耳に経て縁と成る、或は順或は違、終に斯に因って脱す』云云(中略)此の娑婆世界は耳根得道の国なり」(御書109)
と仰せであります。
 「耳根得道」とは、仏法を聞いたことが縁となり、成仏得道することを言うのでありますが、私どもの折伏も同様、たとえ相手が私どもの話を拒み、聞こうとせず、反対したとしても、妙法に縁したことが因となって、やがて成仏に導くことができるのであります。
 されば、私どもは謗法の者に向かっては、常に下種を心掛けて仏縁を結び、折伏をしていくことが、極めて大事なのであります。
 よって、同じく『一念三千法門』には、
「此の経は専ら聞を以て本と為す。凡そ此の経は悪人・女人・二乗・闡提を簡ばず。故に皆成仏道とも云ひ、又平等大慧とも云ふ。善悪不二・邪正一如と聞く処にやがて内証成仏す。故に即身成仏と申し、一生に証得するが故に一生妙覚と云ふ。義を知らざる人なれども唱ふれば唯仏と仏と悦び給ふ。『我即歓喜仏亦然』云云」(御書110)
と仰せられているのであります。
 つまり、涅槃経には「一切衆生悉有仏性」とあり、一切衆生には皆、仏性が具わっており、正法を聞き、発心修行することによって成仏することができると説かれています。
 なかんずく、末法の本未有善の衆生は、三大秘法の南無妙法蓮華経の御名を聞いて仏縁を結び、これが因となり、成仏得道に至ることができるわけでありますから、
「とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし。信ぜん人は仏になるべし、謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり」(御書1316)
と仰せのように、謗法の者に対しては、とにかく強いて妙法を説き、下種折伏をしていくことが肝要なのであります。
 すなわち今、末法は謗法が充満し、ために多くの人々が知らず知らずのうちに悪縁に誑かされ、邪義邪宗の害毒によって不幸の境界から脱することができずにおります。こうした人々を救済していくためには、正像過時の如き摂受ではなく、破邪顕正の折伏をもってするのが唯一最善の方途であり、折伏こそが末法の一切衆生救済の最高の慈悲行であります。
 なかんずく、昨今の騒然とした国内外の様相を見る時、私どもはその原因がすべて邪義邪宗の謗法の害毒によることを知り、今こそ持てる力を充分に発揮して、一人ひとりの幸せはもとより、世界中のすべての人々の幸せのため、また己れ自身の幸せのためにも、一天四海本因妙広宣流布達成を目指して、破邪顕正の折伏を断固として実践していかなければなりません。
 本年も残り少なくなりましたが、各講中ともに異体同心・一致団結して唱題に励むとともに、あらゆる可能性を信じて折伏に立ち上がり、なんとしてでも誓願を達成し、晴れて仏祖三宝尊の御照覧を仰がれますよう心からお祈りし、本日の話といたします。

 

 

 

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白鳥は法華経の如し、白馬は日蓮が如し

2017-12-24 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H29.12月 第167号)  

 

 宗祖日蓮大聖人は『内房女房御返事』に、

「白鳥は法華経の如し、白馬は日蓮が如し」(御書1494)
と仰せであります。
 それは釈摩訶衍論に出典されている、輪陀王と馬鳴菩薩の白馬と白鳥にまつわる話からはじまります。
 この話は昔、輪陀王が千羽の白鳥を飼っており、この白鳥が声を出せば大王は徳を増し、声を出さない時は徳を損なうと信じていました。これらの白鳥は白馬を見れば声を出すのですが、あいにくどこを探しても白馬を見つけることができませんでした。そこで大王は世間一般に知らせを出し、もし外道の者がこれらの白鳥の声を出すことができるならば、仏教を棄て外道を優遇するであろうし、もし仏教徒がこれらの白鳥の声を出すことができるならば、外道を廃し仏教を信じることにしようとなりました。その時に一人の菩薩がいて、神通力によって千頭の白馬を現し、千羽の白鳥を鳴かせ、正法を盛んにし断絶することのないようにしたという話であります。この因縁により馬を現じ白鳥を鳴かせたことから、その菩薩を馬鳴菩薩といいます。

 

 この因縁から大聖人が『曽谷殿御返事』に、
「日蓮が一るい(類)、いかなる過去の宿じう(習)にや、法華経の題目のだんな(檀那)となり給ふらん。是をもてをぼしめせ。今梵天・帝釈・日月・四天・天照太神・八幡大菩薩、日本国の三千一百三十二社の大小のじんぎは過去の輪陀(りんだ)王のごとし。白馬は日蓮なり。白鳥は我らが一門なり。白馬のな(鳴)くは我等が南無妙法蓮華経のこえ(声)なり。此の声をきかせ給ふ梵天・帝釈・日月・四天等いかでか色をまし、ひかり(光)をさか(盛)んになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべきと、つよづよ(強強)とをぼしめすべし。」(御書1386)
 現代的に訳した場合、総本山大石寺に在す、本門戒壇の大御本尊に縁し、地涌の菩薩の流類であることは、どのような過去からの宿習により、法華講衆となられたのであろうか。よく考えると、今、諸天善神である梵天・帝釈等は、過去の輪陀王のことであり、白馬は日蓮大聖人であり御本尊である。白鳥は我ら日蓮正宗の僧俗である。白馬が鳴くのは、その僧俗が唱える南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞かれた梵天帝釈等の諸天善神がどうして色つやを増し、輝きを強くされないはずがあろうか、どうして、その僧俗を守護されないはずがあろうかと、強く思われるがよい、との意味に拝せられます。

 

 大聖人の御書には白鳥について『内房女房御返事』『曽谷殿御返事』『上野殿母尼御前御返事』に拝せられます。

 

 正林寺近くには境内地からも見ることができる多々良沼があり、白鳥が毎年越冬のために飛来してきます。例年11月下旬から姿を見せます。今年の初飛来は11月16日で「多々良沼の白鳥を守る会」の観察によると、5羽が確認されました。正林寺がある場所は群馬県のため、群馬とは白鳥が馬の群がる所を求めて飛来し、輪陀王と馬鳴菩薩に因縁深き土地柄とも感じます。

 

 この群馬の地におきまして、折伏により多くの法華講衆となる白鳥が多くなり、白馬の声である題目の声が広がれば、諸天善神の色つやが増して、輝きを強くし、群馬の僧俗が大御本尊の有難い御威光に照らされて守護されていくことを確信いたします。その御威光を倍増していくためにも、折伏が必要であります。

 

宗祖日蓮大聖人『月満御前御書』に曰く、
「天台の云はく『声仏事を為す』等云云。」(御書462)

 


平成29年12月度行事予定

2017-12-24 | 正林寺行事予定
◎12月1日(金)午後7時30分、御経日。
 
◎12月2日(土)午後7時30分、支部活動者会。
 
◎12月3日(日)午前9時、広布唱題会。
 
◎12月6日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)。
 
◎12月9日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎12月10日(日)午後1時、御報恩御講。
 
◎12月16日(土)午後7時、役員会。
 
◎12月17日(日)午後1時、年末大掃除。
 
◎12月20日(水)午後7時、折伏活動者会。

◎12月23日(土)午後7時30分、支部活動者会。
 
◎12月24日(日)午後1時、五時間唱題行。
  
◎12月31日(日)正月準備。

 

 


 

一、平成二十九年の年間方針・『折伏育成の年』

二、平成二十九年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏完遂

 ②御講参詣で人材育成

 ③講中みんなで支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 

 

大白法号外
 

 

 



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折伏と育成の心得

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第68世御法主日如上人猊下御指南(H29.11)

2017-12-03 | 日如上人御指南

 

平成29年11月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成29年12月号 第862号 転載)

(大白法 平成29年11月16日 第969号 転載)

 

 皆様、おはようございます。

 本日は、十一月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 既に御承知の通り、今、宗門は来たるべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築達成へ向けて、僧俗一致・異体同心の団結をもって力強く前進をしておりますが、いよいよ本年も残りあと二月、これからが誓願達成へ向けて最も大事な時期であります。
 さて、大聖人様は『法華初心成仏抄』に、
「仏になる法華経を耳にふれぬれば、是を種として必ず仏になるなり。されば天台・妙楽も此の心を以て、強ひて法華経を説くべしとは釈し給へり。譬へば人の地に依りて倒れたる者の、返って地をおさへて起つが如し。地獄には堕つれども、疾く浮かんで仏になるなり。当世の人何となくとも法華経に背く失に依りて、地獄に堕ちん事疑ひなき故に、とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし。信ぜん人は仏になるべし、謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり。何にとしても仏の種は法華経より外になきなり」(御書1316)
と仰せであります。
 皆様も御承知のように、この御文は逆縁の功徳について述べられ、妙法を耳に触れた者は、たとえ信ぜず反対する者であったとしても、その人の心田に仏種が植えられたことになり、それが種となり、熟となり、必ず成仏に至ることができると仰せられているのであります。
 それ故に、天台大師も妙楽大師も「此の心を以て、強ひて法華経を説くべ」きであると仰せられているのであります。
 つまり、末法当今の本未有善の衆生は、直接、法華経を誹謗していなくても、知らず知らずのうちに、謗法の害毒によって、法華誹謗の罪を犯しているわけでありますから、私どもは「とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし」と仰せのように、とにかく謗法を破折し、法華経を強いて説くことが大事なのであります。
 故に、大聖人様は『十法界明因果抄』に、
「慳貪等無き諸の善人も謗法に依り亦謗法の人に親近し自然に其の義を信ずるに依って餓鬼道に堕することは、智者に非ざれば之を知らず。能く能く恐るべきか」(同208)
と、いかに善人であっても謗法の人に親近して折伏もせず、何もしなければ、いつの間にかその影響を受けて謗法に与同してしまうことがありますから、それを避けるためにも私達は、法華経を強いて説くことが肝要であると仰せられているのであります。なぜならば、信ずる人は仏に成り、たとえ謗ずる者も毒鼓の縁となって成仏するからであります。また、己れ自身も与同罪を受けることなく、成仏得道の道を歩むことができるのであります。
 もちろん、ここで「法華経」と仰せられているのは、法華経の肝心たる本門寿量品文底秘沈の南無妙法蓮華経のことであります。
 故に、大聖人様は『観心本尊抄』に、
「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す。我等此の五字を受持すれば自然に彼の因果の功徳を譲り与へたまふ」(同653)
と仰せられ、さらに『聖愚問答抄』には、
「此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に、功徳として来たらざる事なく、善根として動かざる事なし」(同408)
と仰せられているのであります。
 今、宗門は僧俗一致・異体同心の団結をもって、来たるべき平成三十三年・法華講員八十万人体勢構築の目標達成に向けて、各支部ともに昼夜を分かたず、果敢に折伏戦を展開しております。
 この時に当たり、私どもは大御本尊様に具わる広大無辺なる功徳を、絶対信をもってこれを拝し奉り、また、ただいま拝読いたしました御文を銘記し、御本仏大聖人の弟子檀那として、大聖人の御命のままに一切衆生救済の大願に立ち、百折不撓の断固たる決意を持って、講中一結・異体同心して死身弘法の折伏戦を展開していくことが、最も大事であります。
 本年も残りあと二月、皆様にはいよいよ信心強盛に、必ず本年度の折伏誓願を達成し、もって御本仏の御照覧を仰ぎ奉り、一生成仏を期されますよう心からお祈りし、本日の挨拶といたします。

 

 

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