日蓮正宗(にちれんしょうしゅう)は、建長5年(1253)4月28日に、日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)が“南無妙法蓮華経”の宗旨を建立されたことにはじまります。
日蓮正宗の歴史
大石寺縁起
総本山大石寺は多宝富士大日蓮華山(たほうふじだいにちれんげざん)大石寺と称し、正応3年(1290年)10月、宗祖日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の法嫡(ほうちゃく)第2祖白蓮阿闍梨(びゃくれんあじゃり)日興上人(にっこうしょうにん)によって開創されました。
総本山大石寺境内全図
大石寺主要建築物
法華講(ほっけこう)
日蓮正宗には、日蓮大聖人の仏法を正しく実践するための信徒の集まりとして“法華講”があります。 法華講という名称は、日蓮大聖人が700年前に名づけられたものです。日蓮正宗の信徒は、この法華講の一員として、所属する寺院に参詣し、僧侶の法話や講員同志の体験などを通 じて自らの信仰を深め、社会に貢献する人材になるよう努めています。700年の伝統がある法華講は、昭和時代に創立した創価学会や顕正会とまったく異なります。
日蓮正宗への入信
入信(にゅうしん)とは、誤った宗教を捨てて、日蓮正宗の信徒になることをいいます。 入信にあたっては、謗法払いをしたのち、御授戒(ごじゅかい)を受け、御本尊(ごほんぞん)を下付(かふ)していただきます。再入信の場合は勧誡式(かんかいしき)を受けます。
信仰の実践
個人や家族の幸せはもちろん、社会の浄化など、すべての功徳・利益は、正しい御本尊に対する信仰によって生まれます。この信仰とは、信・行・学の実践をいいます。
信仰の功徳
信徒の心得
外護について
『日蓮正宗宗規』第二百二十条に、「檀信徒とは、本宗の教義を信奉し、寺院又は教会に所属して、葬祭追福を依託し、総本山及び所属の寺院又は教会の永続護持に努める者をいう」(平成十六年四月号 大日蓮698号40頁)
御会式とは 御会式奉読立正安国論並御申状
信心即生活の二十六ヵ条