海賊とよばれた男

早くから石油に目をつけて、その販売をしていた國岡鉄造の青年期と終戦後の老年期を描いた作品。

青年期の描写が思ったよりも少なくて、全体的に老けた岡田准一しか見ていないイメージがあるんですけど、話自体はおもしろいんですけどね・・・。海賊とよばれた頃の話がもっともっとあれば社員の一体感に共感できたんだろうけど・・・。

綾瀬のシーンも少なくって・・・より男らしい話になってしまったねぇ・・・。

古都

川端康成原作の「古都」の後日を描いた作品。主人公の双子もそれぞれに家庭を持ちそれぞれの一人娘は将来を描けない日々・・・。

川端先生の原作を読んでなければ、百恵ちゃん主演の映画も観ていないんでね、基の話を知らんのは痛手です。でも松雪さんは二役をしっかり演じてますし、成海・橋本ともそれぞれの存在感を見せてます・・・惜しむらくは二人の絡みがほとんどないこと・・・。特に橋本はまたなんか一段上に行った感じのする演技でした。

これ、もっと宣伝してもらいたい作品ですね・・・。

RANMARU 神の舌を持つ男

正式なタイトルが「RANMARU　神の舌を持つ男　酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー！略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編」ですけど、まあだいたいこんな話です。

まあラストで「とと姉」と同じ関係になるとは思わなかったけどね・・・堤監督作品にしては小ネタがすべってたねぇ・・・。