昭和29年・・・今から60年前の作品のデジタルリマスター作品。
１作目にして最高傑作のこの作品・・・なにがいいって、ちゃんとメッセージがあって、終戦後９年の状況がちゃんと描かれていて、ゴジラ自身に迫力がある・・・それにゴジラ襲撃後の悲惨な様子が、少女たちのコーラスでより胸にしみてくるところがいい！
最後の山根博士の台詞・・・まさか６０年経った今もゴジラがまた出てくるとは思いもよらんかっただろうに・・・。
しかし、オキシジェンデストロイヤーの平和利用って何が考えられるんだろう？
毛が生えない高1男子と毛深い高1女子・・・同じ水泳部の2人に生まれた秘密・・・。
須賀健太がこういう役柄が出来るようになったんですねぇ・・・それに刈谷友衣子もなかなかきわどい役柄で・・・ちょっと変わった青春映画ですけど、よく出来てる作品だと思いますよ。
だんだん狂っていく須賀君はなかなか良しです。
視界に入った人間を操ることが出来る男とその男が唯一操ること出来ない男。この２人の出会いから始まる不幸な出来事。
一応これ中田監督のホラーなんですよね・・・まあいろいろとツッコむところがあるんですけどね、この決着をどう着けるんだろ？
藤原竜也も山田孝之も石原さとみも他に出演作が多すぎて・・・キャラがしっかりしてないのは残念。
怪人からの侵略に対抗するため、結成された女子だけの戦隊「女子－ズ」。でもなかなか５人揃わない・・・なぜならそれが女子というものだから・・・。
またまた福田監督ではあります・・・今回は勇者ヨシヒコテイストではありますが・・・福田監督×佐藤二郎に外れなしではあります。
それにしてもこの女子たちの人選が微妙でいいですなぁ・・・特に高畑充希と有村架純は絶妙ですな・・・。
ラストのオチもわかりきってて良しです。
鹿児島の寂れかけた商店街の和菓子屋で六月燈の時期に起こった家族の物語。
吹石一恵・吉田羊・徳永えり・・・この三姉妹はいい。それに佐々部監督だから外れるわけがない・・・しかし、佐々部監督はまだ拓郎にこだわってるのかなぁ・・・。
舞台でも出来そうな作品ではありますが、鹿児島の協力があってこその作品ではあります。
