「春が２階から落ちてきた」で始まり、同じセリフで終わる・・・・・ただその間にあった出来事は、兄弟の絆をより強めるものになった（私の解釈です）。
確かに、家族の物語でもあり、弟を巡るサスペンスと謎解きでもある・・・。で、ここに何か書くだけでネタばらしにないかねない・・・。
しかし、渡部篤郎の憎たらしい演技は素晴らしい。もちろん加瀬と岡田もいいが、小日向さんのお父さん役は実にいい。
原作とは微妙に違うんだろうが、伊坂幸太郎の作品にハズレが少ないねぇ・・・。
『ナースのお仕事』のスタッフ・キャストで送る、出産エンタテイメント。
まあハッキリ言って終盤までは面白くないんですよ・・・というか筋がありきたりすぎて。別に映画にするほどでも・・・なんですけど、出産シーンは面白て、ちょっと泣けてと・・・。
これね、お母さんと一緒に行くと、えらく感動出来ると思いますよ・・・特に小学生高学年くらいの女の子なら・・・。
殺しても殺しても死なない友人がいます・・・。
正直、ちょっとわからない作品でした。変った形の友情物語？なんでしょうけど、凸やんは何がしたかったんだろ？
クドカンだし、戯曲賞も獲ってる作品の映画化ですんで、期待したんですけど、舞台では良かったんでしょうけど、映像にすると・・・っていう感じの作品でした。
もっと、舞台的にやってみた方が良かったんかもしれません。
アパートの隣同士ながら、顔を合わしたことがない2人。でも、お互いの生活の音が好きで・・・。
いい映画でした・・・脚本がいいんですけど、それ以上に出演者がピッタリはまってるというか、主役の岡田・麻生はもちろんのこと、谷村・岡田義徳・とよた・市川そしてレオさんとピッタリの配役でした。
まあ私がこういうストーリーが好きというのもあるんですが、ラストに向けての2人の関係が意外なものだったし、ラストも後日談的な会話があったりでかなり満足度が高い作品になりました。
しかし、あんなに隣の会話が聞こえるってのも・・・。
探偵事務所「５」の最新作。（って言っても、最初の劇場版は見たけど、あとはネット配信だから見てないし・・・）
暗号解読に長けた探偵「５０７」が挑む、難解な暗号・・・それは、日本軍の埋蔵金に繋がるものだった・・・。まぁシリーズ物だし、監督が林海象だし細かいことを気にすることはないんですけど、舞台を上海にしたのをいいことにちょっと無茶しすぎじゃないですかね＾＾；
主役の尾上菊之助には珍しい現代物でしたね、前から思ってたけど顔がキレイというかなんか作り物のような感じがして時代劇にはものすごく向いてる感じがしてたけど、今回はちょっとレトロテイストなんでしっくりいってましたね。暗号を解くあたりの雰囲気は良かったです。
そしてなんといっても松方弘樹とエースの錠（あえてこう書きます）！監督も好きだねぇ＾＾こんな世界が・・・。
