私が子供の頃にNHKでやっていた人形劇に「新・八犬伝」というのがありました。坂本九さんの黒子が面白くて好きな番組でした。その後、児童文学書の「里見八犬伝」を買って読みました・・・それ以来この話にはどうしても惹かれてしまいます。原作の「南総里見八犬伝」は話の複雑さ登場人物の多さなど・・・調べれば調べるほど面白さが増してきます。
さて、この正月番組で「里見八犬伝」がドラマ化されました。前編を見る限りは期待以上の出来です・・・ポイントになるエピソードもある程度おさえてるし、玉梓役の菅野美穂がとってもいいです。後編も期待しちゃいます。・・・ただ、もちろん原作どおりにしてたら何時間あっても足りないのはよく判ってるつもりなんですが、なんで『八房』が出てないの?『八房』が出ないと、八犬士の意味が弱くなるじゃないの・・・これ読んでる方、『八房』って知ってます・・・よね。
私も、NHKの八犬伝が(殆ど覚えてませんが)大好きでした。「玉梓が怨霊」が恐くて、でもその台詞回しが大好きでよく真似してましたね~
今回の八犬伝は、私はちょっと…でした。というか、後編はNHKの「土方歳三最後の一日」の方が面白くて、つい番組の作りの比較をしちゃっていたのかも…。菅野美穂は、こういうこわこわな役は秀逸ですよね♪
「玉梓が怨霊」・・・このセリフを言うときの人形が怖くてねぇ・・・。
今年は正月からドラマ三昧(相棒とか古畑とか女王蜂とか・・・)なんですけど、「土方~」は見てなかったりする・・・。