塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 動物集合 乾漆溜塗喰籠 亀甲

2017-08-04 05:38:19 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、増村益城(1910〜96)さんの「乾漆溜塗喰籠 亀甲」
(1991年、漆・乾漆、Tortoiseshell-shaped food container、
tamenuri、kanshitsu)。
 漆芸家の増村さんは、乾漆や髹漆技法で1978年に人間国宝に認
定。髹漆とは漆芸技法のひとつで、立体的な造形と漆の漆肌の味わ
いや光沢を生かして創り上げる技術のこと。名前の益城は郷里の熊
本県益城町から付けられている。
 この作品をジックリ眺めると、蓋の縁にある亀甲枠の中に細かい
亀甲文がちりばめられている。素晴らしい。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミュージアム巡り 動物集合... | トップ | ミュージアム巡り 動物集合... »
最新の画像もっと見る

ミュージアム巡り_2017」カテゴリの最新記事