塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 和食 サザエさんに見る食生活

2024-04-30 03:24:14 | ミュージアム巡り_2024
 長谷川町子の漫画「サザエさん」は、昭和21年(1946)から同48年
(1973)まで朝日新聞で連載された。そこには磯野家を通じた日本の食
事情が映り出されていた。

 1952年頃から日本は高度経済成長期へ向かい、TVの料理番組では
和総菜以外に洋風や中華風の総菜も紹介される。58年にはインスタン
トラーメンが発売され、台所事情も変化してくる。

 磯野家でも終戦後はご飯はかまどで炊き、七輪が活躍していた。51
年になると、ご飯は電気コンロで炊き、55年には電気炊飯器が登場。
62年になると電気冷蔵庫を購入し、プロパンガスが普及され、70年に
は台所に換気扇がつけられ炒め物や揚げ物が普及していく。

 磯野家では時代に反映した食事をしながら、出前や外食も利用する。
メニュー構成は和風7割、洋風2割、中華1割の割合で、昭和時代の暮ら
しが反映されている。

NMNS(台東区上野公園7-20)

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