塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 棗のエトセトラ 縞黒檀金線象嵌大棗

2019-03-20 05:38:59 | ミュージアム巡り_2019
 次の作品は、川北良造(1934〜 )さんの「縞黒檀金線象嵌大棗」
(制作年不明、品黒檀・挽物、Large tea caddy、gold-line inlay on
edony)。
 川北さんは、山中塗りの生地職人であった父親の浩一から挽物技
術を学び、松田権六と氷見晃堂から塗技法を習得。1994年に木工
芸で人間国宝に認定。
 胴部分は4つのくびれを持たせ、金による縮れ象嵌が施され他の
作品と一線を画する。蓋と胴の杢目が揃っており、高度な挽き技術
が伺える。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
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