塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り ピカ・ボコ 窯変天目釉茶碗

2015-12-08 05:43:16 | ミュージアム巡り_2015
 次の陶器作品は、清水卯一さん(1926~2001)の「窯変天目釉茶
碗」(1966年、Tea bowl、tenmoku style with yohen)。
 窯変天目(曜変とも言う)は、800年前の中国・建窯で誕生し、鎌
倉時代に日本に伝わり、時の権力者を魅了した器。
 その頃の高級なお茶は、白色をした白茶が主流で茶映りが良いこ
とから黒色の黒釉が好まれた。
 窯変天目は、見る角度によって表情を妖しく変え、鮮やかな光彩
が七色に変化して神秘的な器でもある。

 この作品、側面はハッキリ見えなかったが、内側の窯変天目が彩
りが素晴らしく、ほんのつかの間だが魅了されていた。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
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