コロッケ先生の合格術

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10ヶ月で偏差値20アップの勉強法(1)

2013-04-10 13:18:25 | コロッケ先生の受験日記
今年度、偏差値30台から20以上の偏差値を上げて、
合格した例を3例あげさせてもらいます。

最初に、8ヶ月の勉強で偏差値36から昭和女子大学 
生活科学部管理栄養学科に合格したHSさんについてお話しします。

彼女に最初に会ったのは、昨年の6月3日のことです。
私は、この偏差値から合格するのは非常に困難だという話をしました。
ただかつて、もっと下の偏差値から合格した生徒がいたので、
まったく絶望ではないことも話しました。
ただ道は相当困難であり、8ヶ月で20前後の偏差値を伸ばす戦いは、
尋常ではないことを詳しく説明したのです。
彼女は、それでも受験をすると決意をし、戦いを開始しました。

まず、本校の過去問10年分を徹底的に分析し、
何をどれだけやれば合格点を獲得できるのかを明確にしました。
彼女の英語の実力は、中学生程度だったので、
最初に難関高校入試受験で使われる112の英語の構文から勉強を開始したのです。

高校受験の構文とはいえ、結構レベルの高いものでした。
これをわずか1ヶ月で完全にクリアしたのです。
そして、次に大学受験用の英文法3種類のうち
の入門編について学習していきました。
入門編の英文法は、偏差値でいうと55程度の大学が目安であるため、
本校のレベルとちょうどマッチしていました。
入門編は、98のレッスンになっていますが、
これを2ヶ月で理解し、完全暗記をしていったのです。

英文法入門と同時に、英単語1134と英熟語516を10年間の分析から選び出し、
ひたすらこれを完全暗記していきました。
毎日、英単語は20個、英熟語は10個、例文と共に暗記し試験が待っていました。
私の場合、英語の暗記に関しては、
全て英文とともに行うことを鉄則としています。
したがって、英文法入門に関しても全て英文と共に英文法の内容を暗記するので、
一日50英文程度を頭にインプットするようになります。
毎日テストがおこなわれるため、講義が終わった後、
これをひたすら暗記するのですが、
これがわずかな短い時間で偏差値を大きく上げるコツなのです。
皆さんもこれをおこなうと英文法、英作文、英文解釈が飛躍的に伸びるでしょう。
ぜひ、実行してみて下さい。

こうして彼女は、2か月間で1600もの英文を頭にインプットしました。
当然のごとく、講義が終了した後も毎日範囲を決めて、
この1600の英文のテストを行っていったのです。
また、本校で必要な英語構文を118選び抜き、それを1か月間で完全制覇しました。

いよいよ最後の仕上げの英文解釈の段階に入り、
3行程度の英文を300用意し、徹底的に英文解釈の勉強を行いました。
一英文30回以上の音読をかし、
英文を見たらスーッと日本語が出てくるまで鍛え上げたのです。
こうして、12月の最後の模試の段階において、
30台だった英語の偏差値も59まで伸びていました。

この他、現代文と生物についても同様の訓練を
徹底的に繰り返し、本校のレベルを超えていたのです。
本番では、余裕をもって受験することができ、
試験が終了した段階で、合格に対して確信を持っていました。

こうして、彼女は合格したのですが、ここで大切なのは、
やり方次第で20の偏差値は8ヶ月で伸びるということです。
現在の自分の位置をしっかり見つめ、
そこから偏差値20アップの大学を目指してください。
必ず突破できます。

最後に、一つ付け加えておきますが、偏差値30そこそこで、
10か月間で早稲田や慶応を受験したいという人がいますが、
私の経験からそれは無謀な戦いだと思います。
20アップを目安にしてください。

ただいま、入塾相談を行っています。
対象は、中学生、高校生、高卒生です。
詳しくは、こちらをご覧ください。

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