本試験直前対策(15)

早・慶・上智・明・青・立・法・中　――要旨選択問題

要旨選択問題とは、問題文の結論と
同じ内容の選択肢を選択させる問題である。

①一番最後の文または冒頭の文に結論が書かれていることが多い。
この時、結論を暗示する語句（in　short、　in　brief、
in　a　word、　after　all、　therefore、
thus、accordingly、　consequently、　
finally、　as　a　result、　
in　conclusion、to　sum　up）を中心に結論提示文を探す。
選択肢の中から、結論提示文と同一内容の選択肢を選ぶ。
しかし、内容が完全に一致する選択肢がない場合には、
結論提示文と内容的に遠い選択肢から消去していき、最終的に一つの選択肢を選択する。

②①の方法で解けない場合には、
具体的な選択肢を消去し、一般的で抽象的な内容の選択肢を正解とする。

③正解の選択肢には、本文の際頻出抽象名詞が、必ず含まれている。

④否定するだけの内容の選択肢は、誤り。
これは、筆者は本文で、
建設的な意見を述べようとしているので、
単に何かを否定しているだけの選択肢が
本文の要旨となることは、ほとんどない。