平成29年度 関西医科大学献体登録者の会 “白菊会” の総会が大学枚方学舎加多乃講堂で有った。
毎年同じ、決まった式次第。
開会の辞に始まって全員起立して此の一年に亡くなった会員さんと献体成願者への黙祷。
(去年の献体成願者数は38、)
(去年の新入会者数は42人、)
その後白菊会の歌を医学生コーラス部の先導で全員で歌う。
♪♪限りある身をいさぎよく
捧げて悔いぬその願い
医学の進歩 発展に
資するつどいの白菊会♪♪
続いて関西医科大学の学長と白菊会会長の挨拶があった。
会長は二年程前から女性に変わっている。
介助サービス会社をやって居ると自己紹介されてた。
此方より1000番程登録が早いお方のようだ。
登録時の会長は男性、面会して貰った時の元気ハツラツだった会長、挨拶は敢えてマイク無しで大きな声でやるって言ってた。
あの会長は今??
当時でも可なり高齢だったし体調崩されたとは聞いたが後の情報は入って来ない。
此の会の会員相互の横の関係は全く無い、必要としないのだろう。
次に一年間の行事と会計報告、卒寿者へのお祝い記念品の贈呈式が行われた。
今年は在籍者の90歳は19人のようで、この日の総会出席者の3人に代表として贈られた。
肉体的、気持ち的にもアチコチいろいろ起きて来てはいるが其れは仕方がないこと、やっぱり自分もあと13年、90歳位迄は生きたいと思っている。
が、これだけは、まぁ~分からないわなぁ~
その後全員の記念写真、と云うか客席全体の写真撮影。
前の方なら兎も角、殆ど誰だか分かりません写真
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第二部は堂迫千草オンステージ
旦那さんがピアノ弾かれてた。
仲の良い円満夫婦であるのは千草さんの語りで分かる。
二曲程は会場皆で歌う場面もあった。
今回、枚方浄土宗正念寺の住職だと云う86歳のサックス奏者が参加されてた。
凄い肺活量でなければ吹けない、健康そのもの。
好きなことが有り、続けることが健康年齢を伸ばす要因で有る。
と見せつけられた場面だった。
堂迫千草さんも献体登録者で副会長さん
最後に会長さんから
『皆さん、来年も元気に会いましょう』
とお別れの挨拶が・・・ほんとホントに……
先日5/31、歴史小説家の杉本苑子(そのこ)さんが老衰で亡くなられた。91歳。
「私は葬式も墓も無用、骨は海にでも撒いてしまって欲しい。使ってきた広辞苑を1冊埋めてくれ」の遺言だったらしい。
宗教的な教え、だとか…
生きてるものの先人を敬う気持ちだとか……
いろいろで有ったりするのだろうが死んだら全て終り、無、無、無、全てが無、だと思う。
此岸も彼岸も無い、冥土も無い。
何故かフッ❗と思った。
6/3