赤間が関、つまり下関を訪ねる。
天気はよく、手の届くような所に門司の町が見える。
こちらが本州で向こうが九州、結んでいるのが関門橋
本当によい眺めである。この景色のなかには新聞記事に
出て来るあの‘凶悪’は無い。平和である。
海なのに河のように流れが速いのには驚きである。
赤間神宮に参拝後日清講和条約調印の館を見学。
赤間関 薮 弧山
長風破浪一帆還
碧海遥回赤間関
三十六灘行欲尽
天邊始見鎮西山
読み
長風浪を破って一帆還る
碧海遥かに回る赤間ヶ関
三十六灘行く行く尽きんと欲す
天辺始めて見る鎮西の山
意解
遠い彼方より風に乗って浪を破って
一隻の帆船が帰って来る。碧の海が
遥かに廻っているところが赤間が関である。
瀬戸内の多くの灘は船の行くに従って
尽きようとしている時、彼方に九州の山々を
望み得た気持ちは格別である。
号 萋孝
天気はよく、手の届くような所に門司の町が見える。
こちらが本州で向こうが九州、結んでいるのが関門橋
本当によい眺めである。この景色のなかには新聞記事に
出て来るあの‘凶悪’は無い。平和である。
海なのに河のように流れが速いのには驚きである。
赤間神宮に参拝後日清講和条約調印の館を見学。
赤間関 薮 弧山
長風破浪一帆還
碧海遥回赤間関
三十六灘行欲尽
天邊始見鎮西山
読み
長風浪を破って一帆還る
碧海遥かに回る赤間ヶ関
三十六灘行く行く尽きんと欲す
天辺始めて見る鎮西の山
意解
遠い彼方より風に乗って浪を破って
一隻の帆船が帰って来る。碧の海が
遥かに廻っているところが赤間が関である。
瀬戸内の多くの灘は船の行くに従って
尽きようとしている時、彼方に九州の山々を
望み得た気持ちは格別である。
号 萋孝