ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

元宵節だー!放天燈だー!

2007-03-07 22:28:32 | 台湾の風習
 台湾では旧暦の1月15日を元宵節と言います。元宵節には台湾中でランタン祭りや爆竹祭りや花火大会など、各町ごとに華やかな行事が行われますが、台北市内では中正紀年堂でランタンの大展示会があったり、台北縣の平渓という町では天燈という紙風船(?)を夜空にとばす“放天燈”の行事があったりします。この紙風船飛ばしに参加するのがかねてからの願いだったんだけど、平渓まではちょっと遠いんで娘を連れて行くのは無理か~と諦めていた私。が、しかし、灯台もと暗しっていうか、うちのすぐ近くの碧潭という河原でそれをやっているというではあーりませんか。それでは、いざ行かん!!ってんですっとんで行きました。

 

 行ってみると、あー、みんなやってる、やってる!うちもひとつ200元の天燈を購入。天燈はまさにちょうちんのごとく薄い紙でできています。紙の色は赤、ピンク、薄紫、レモン色、黄緑などいろいろ。うちはピンクのを選びました。

 さて、やり方ですが、まず、その紙を広げ、願い事をたくさん書きます。書けたら2~3人で天燈の形を整えながら持ち上げ、下の部分の針金を十字に組み、針金の中央にあるフックに油のよく染みこんだ紙の束を引っかけます。(油紙は天燈購入時にもらえます。)で、そっと天燈を持ち上げ、それに火をつけます。この時紙全体にまんべんなく火をつけないと、傾いたりしてうまく飛ばないとのこと。左上の写真は火をつけているところです。近くにいたお兄さんたちの助けもあって、スムーズに点火OK!火がついたら下の針金のふちを押さえ、天燈内の空気が暖まって自然に浮いてくるのを待ちます。(右上の写真)やや浮いてきたら、バランスよく飛ぶようにそろそろと手を離します。うまく飛んで空高く舞い上がったら書いた願い事が叶うと言われているので、ここは慎重に。さあ、どうかな・・・・うまく飛んでね・・・・・・

        

 やったー、飛んだ、飛んだ、夜空にふわ~っと我が家の天燈が旅立ちました!!
(上の写真)おおおおおぉぉ~成功だあー、万歳、万歳!!うーーん、感激です!

 周りを見ると大勢の人が天燈を飛ばす準備をしています。(最後の写真)どの天燈も途中で落ちることなく、大空に放たれてほしいものだと願わずにいられない元宵節の夜でした。

            

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