ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

モダンレトロな町、旗山

2009-07-22 00:01:35 | 町を訪ねて
 高雄縣旗山鎮にやってきました~~~!


       
 古くから開けた町だという旗山。まずは中心となる中山路を歩いてみました。すると、おおおおおおお!!ここは老街じゃあないですか!


       
 バロック式の建物が並び、よい眺めです。今もこれらの建物が店舗として使われているんですねえ。女兒牆と言われる飾り屋根のレリーフがやっぱりス・テ・キ!


             
 ここの女兒牆にはローマ字が彫られています。屋号だったのでしょうか??それにしてもどっしりとした造りですねえ。


       
 ここは「武徳殿」。日本統治時代には日本人がここで武道を練習していたんだそうな・・・ガイドブックによると、今ではレストランに改装されたということだったので行ってみると・・・お店はなんとつぶれていました。う~ん、残念・・・


       
 中山路を南に下りていくと、こんな風景が目に飛び込んできました。わあああ、素敵な亭仔腳です~!石で造られたなんとも重厚なアーチ型に引きこまれてしまいました。


             
 この亭仔腳は復新東街へとつながっています。亭仔腳のコーナーの所は喫茶店になっていました。ここのコーヒーとバナナティラミスケーキは看板メニューなんだそうです。


       
 喫茶店のテーブルを見てみると、あら、あら、あらあらあら、足踏みミシンを改造したものですね。レトロチックな雰囲気がよろしいわあ。


       
 向かい側にも「老街珈琲」の看板が。このおうちもずいぶん古そうですね。


       
 中山路の南の突き当たりに建物があるようですが、塀に囲まれていました。工事中なのかな?


       
 塀の隙間から中を窺うと、「旗山車站」と書いてあるのが見えました。ここはかつて精糖鉄道として使われていた駅だったようです。サトウキビで栄えた旗山の町には欠かせない鉄道だったのでしょう。高雄の九曲堂から美濃までの路線だったらしいですね。今はもうこの駅舎は使われていませんが、修復中とのこと。ずいぶんモダンな感じの駅舎です。


             
 こちらはとっても有名なお店「枝仔冰城」。旗山自慢のバナナなどの果物を使ったデザートが充実した甘いもの屋さんです。定食もあり、食事もできますよ。旗山のお土産も1階で販売しています~。


       
 これは旗山のサトウキビ工場の跡地です。今は公園になっていて、バナナアイスキャンディーなど、各種アイスクリームも販売しています。。この跡地に、昔使われていたサトウキビ列車が置いてありました。可愛い汽車ですね。

旗山への行き方:
高雄からなら高雄客運バスで約70分
左営からなら高雄客運の高旗号が出ています。
台南からなら高雄客運、興南客運、屏東客運のバスで約1時間半。
屏東からなら屏東客運バスで約1時間

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