ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

百年客家苗栗故事館

2008-11-20 17:06:01 | レストラン、喫茶店、茶芸館
       
 苗栗縣は銅鑼でございます。銅鑼駅前にはドラではなく、こんな球体のモニュメントがありました。


            
さて、お昼ご飯を食べたいんだけど,どこかに良さそうな食堂はないかな~とぶらついておりましたら、おっとこんな看板を発見!「百年客家苗栗故事館」と書いてあります。博物館かしら?


       
 しかし、入り口は普通のお店風。‘牛肉麺’とか‘客家菜’とか書いてあります。はてな?何はともあれ入ってみましょう!


       
 なんとここはいろんな骨董品を飾った客家料理のレストランでした。客家の人が昔使っていた生活道具などが展示されていました。

 老板の黄さんは骨董品を集めるのが趣味で、10年以上かけていろいろな物を集めてきたということです。それのジャンルは幅広く、絵、ポスター、玩具、インテリア、柱時計、看板、食器、銅像・・・・とにかく何でもコレクションしているという感じでした。しかし、お店に展示してあるのはコレクションのうちのほんの一部なんだとか。


       
 これはいろんな看板です。金属のやら木製のやら、日本語で書いてあるものもありますね。


            
 このケースにはお人形がズラーリ。なんと『大同』の人形がたくさん!年代別に並んでいます!


       
 これは農薬のポスターだそうです。日本統治時代に使われていたものらしいですね。


       
 これも日本統治時代のもの。どうやら地主や米穀物の生産者に向けて、品質のよいものを作るようにという御上からのお達しのようです。


       
 これも当時の日本政府からのお達しでしょう。国力強化のため国民は貯蓄に励みましょう、というようなことが書かれています。


       
 このお店には壁にたくさん柱時計が掛けられていました。その中の一つ、これは五角形の鏡になった時計です。今は止まっていますが、動いている時は女の子の目がキョロキョロしていたんだそうです。可愛いんだか、気持ち悪いんだかわかんないなあ。


       
 受付台のショーケースの中には瀬戸物がいっぱい!ケースの上には駄菓子屋さんみたいに棒付きキャンディーが。


            
 こんな黄さんのコレクションに囲まれながら食べるお料理は客家スタイル。炒板條や客家湯圓などを注文しました。客家のお餅も最初に出てきます。また、古早味のアイスキャンディーもこのお店の名物のようです。アズキ味の昔懐かしい風味が今もウケています。

老板はじめ、お店のスタッフの方々は皆親切でした。子ども連れだったので、アイスキャンディーや、飴をおまけにくださいました。(謝謝!)銅鑼に行ったら是非是非立ち寄ってみてください。

百年客家文物苗栗故事館:苗栗縣銅鑼郷中正路192号
           (037)981-736
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