goo blog サービス終了のお知らせ 

ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

台湾産のコーヒーのみを扱うカフェ

2016-11-29 20:36:11 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 台北市のMRT北門駅から北へ10分ほど歩いたところに、このような建物が建っています。この建物は昔、台湾で初めての喫茶店だったそうです。



 この辺りは昔からの商店が多いのですが、この建物もその一つ。今回はこの建物に入っている「森高砂咖啡館」にお邪魔しました。



 更に北隣には「大千百貨」という建物もあります。ここは台湾初のデパートだった建物。今はもうデパートではなく、修復中の建物となっています。近い将来、リニューアルされるんじゃないかと期待しておりますが・・・・・



 店内はそんなに広くありません。テーブル席以外にもカウンター席があって、一人だったので、このカウンター席に座りました。



 カウンターの奥。シックな雰囲気ですね。



 お店のスタッフの人たちが、注文を受けたコーヒーをせっせと淹れていました。



 入り口から入ってすぐのところにも、かんたー席があります。こちらは外の景色が見えます。



 ちょっと古典的なシャンデリア。


    
 レジのところには、台湾各地で生産されたコーヒー豆が販売されています。


    
 こちらがメニューです。ご覧のように、南投、嘉義、花蓮、台東などでとれたコーヒー、つまりすべて台湾のコーヒーなんですね。産地によって、微妙に味わいが違うらしく、メニューにその特徴が書いてありました。


    
 安心してください!英語、日本語のめにゅーもありますよ!
 



 カウンターには自家製パウンドケーキや、自家製キッシュがスタンバイ。



 この日はアイスコーヒーを注文しました。コーヒーの酸味が苦手なので、酸味の少ないものをとお願いしたら、お店の人は花蓮縣瑞穂のコーヒーを勧めてくれました。こういうふうにガラスの容器で登場です。


    
 氷の入ったグラスに注いでみると、なかなか絵になります。



 自家製パウンドケーキもいただきました。中にドライマンゴーが入っていて、おいしい~。


    
 さて、また別の日にも「森高砂」へ来て、今度はホットコーヒーを飲んでみました。中秋節の前だったので、中秋節オリジナル深煎りコーヒーと、屏東縣泰武郷産のコーヒーの2種類を注文。



 このお店でホットコーヒーを頼むと、すべてこのように出てきます。試験管に入っているのは、アイスでお試し飲みの分。



 氷の入ったグラスに注ぐと、お酒みたいな感じになりますね。



 ホットコーヒーは大きめのぐい吞みみたいな器に入れていただきます。う~ん、おいしいですよ~。

森高砂咖啡:台北市大同區延平北路二段1號1F 電話:(02)2555-8680
      MRT北門駅から北へ徒歩約10分


 

豪快!豪華!豪勢!宜蘭の創作料理レストラン

2016-11-22 22:17:59 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 知り合いの皆様に連れて行っていただいた、宜蘭にある「銭塘江」というレストランについてお伝えいたします~。



 広いお庭の小道を通ってお店に入ります。なんとも素敵な店構えですこと!!



 予約していた2階席に通されました。テーブルはこんな感じでいたって普通ですが・・・



 ジャーン!最初に登場したのは前菜の3品。



 小皿に乗ったホタテ、イチゴ、パイナップル、オクラのサラダ風寄せと、スプーンによそわれた一口ゼリー、そして食欲を刺激するフルーツビネガー。



 かわいいというか、お洒落というか、面白い演出です。


    
 前菜が終わったら、ドーンとお出ましなのがこの刺身の盛り合わせ!盛り付けがオーバーなんじゃありませんか!?と行っちゃうくらい豪快!すごい迫力で登場です。



 タイ、イカ、サーモンなどですね。わさびに刻印された「銭」という文字が面白いですね。



 写真じゃわかりにくいかもしれませんが、このサラダの器もでかいんですよ。レタス、トマト、コーンのサラダの上に添えられているのは飴がけの糸ざます!



 お次は一人に一皿のご飯もの。紫米のご飯でした。上に乗ってるのは桜エビとキュウリです。



 カボチャのスープが出てきました!少し小さめのカボチャをそのまま使っていますので、白いお皿が大きいってことがおわかりでしょ?



 車エビとパンの揚げビーフン添え。



 まだあります。カニの入ったミルク鍋!これも豪勢、豪快!



 お鍋がうまい具合に煮えました~。うわああ、おいしそう・・・



 驚いている場合ではありません、またごっつい盛り付けで5人前のキッシュが登場です。



 何が入っているのかイマイチわからなかったんですが、ハムが入っていたような・・・・・


    
 まだ続きがありまして、カニのスパイシーフライはこのお店の名物だそうで、とってもおいしかったんですが、確かに辛い!!!



 これで終わりかと思ったら甘かった!昆布を使って蒸し焼きにした白身のお魚も登場!



 最後にデザートのフルーツと、ゼリーでやっとおしまい。
 なんとも贅沢なお食事でしたが、意外とお高くないんですよ、これがそんなに!台北でこれくらいいただいたら、とってもお高いんですが、宜蘭の創作レストランではリーズナブルにいただけます。


錢塘江:宜蘭縣冬山鄉廣興村廣興路90巷61~1號 電話:03-9611099‧03-9516998
    メニューはなくて、すべてお任せのコース料理になります。要予約。
    コースは一人600元、800元、1000元となっています。予約時にどのコースなのか選びます。ちなみに上記のコースは800元。
    

老舗の揚げサワラ麺

2016-10-31 20:36:01 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 お馴染みの廸化街の一角に、古くから庶民親しまれている麺のお店があります。場所は永楽市場のすぐ前、飲食店が並ぶ向かって一番右側。



 最近、昔の古めかしかった看板が取り外され、新しいものに替えられていました。しかも日本語で「昭和46年に設立されました」なんて書いてありますねえ。日本人のお客さんも多く来るのでしょう。「土魠魚」(魚へんに土)は日本語では鰆のこと。一口大にカットした鰆のフライをとろみスープの麺にのせた一品が人気メニューなんです!(一杯65元)



 見てください、この艶やかなスープの色!



 一つは麺をビーフンで注文してみました。鰆のフライも臭みなどなく、美味しいです!衣もサクサク~!



 もう一碗は普通の麺にしてもらいました。カラッと揚げた鰆ととろんとしたスープがよくマッチしています。かつお節だしベースの汁なので、日本人の口にもすっごく合いますよ!



 メニューはこの看板メニューの鰆フライ麺以外にも、汁なしビーフン、汁なし麺、魯肉飯(豚肉そぼろかけご飯)、茹で野菜などがありますが、ここに来ているお客さんのほとんどが、揚げ鰆とろみスープ麺を食べていました。ちなみに、鰆フライのとろみスープ麺は麺がビーフンか普通の中華麺の2択となります。ごはんにもしてもらえるようですね。ごはんにしたら丼になるなあ。

台南土魠魚焿:台北市民楽街1号(永楽布市場前)営業時間は7:30~20:30

ATT4の甜蜜(スイーツ)王国

2016-10-26 20:09:41 | 飲食五花八門

 台北市信義区にあるATT4というビルの4階は「甜蜜王国(スイーツ王国)」というエリアになっています。


    
 不思議の国のアリスをモチーフにしたような仕掛けがたくさん!



 通路の上から霧のスモークが出てきて、それをスクリーンにして、いろいろな絵が浮かび上がる仕組みになっています。



 エリアの中央部分にあるソファーに腰かけているのは昼の女王。



 ショートケーキの模型なんかがあったりして、写真撮影には人気の場所。



 コーヒーカップもありますが、遊園地じゃないんで回りません。



 しかし、こちらのデコレーションはくるくる回っていました。



 女の子にはうれしいスポットです。



 こちらはもう一つの中央広場。シャンパングラスが積み重ねられた池には船が浮かべられており、そこには黒ずくめの女性の人形が・・・



 彼女は夜の女王なんだそうです。ちなみにこのシャンパングラスのタワーは定時にライトがつきます。



 うさぎさんたちが乗っている車には、白のアフタヌーンゾーンと夜のミッドナイトゾーンの物語についての説明書きがあります。



 このように4階は、昼の国と夜の国の二つのゾーンに分かれているような仕組みになっていて、ちょっぴり夢の国に訪れたような気分にさせてくれます。



 この三日月型の時計も面白いんです。針が逆回転で回ります。



 ところで、この「スイーツ王国」にはスイーツのお店やレストランが集まっているんです。



 イギリス式のアフタヌーンティーのレストランや・・・・・



 バームクーヘンのお店やら・・・



 この時期ならではの、ハロウィーン関連のセットメニューがあるお店とか・・・



 ワッフルのお店も、なんとまあカラフルなこと!



 Potager Gardenという日本のお店もあります。野菜料理がメインだそうです。お店のテーブルです。まあ素敵、可愛らしい!



 たくさんお店があって、どこに入ろうかしばらく迷っちゃいましたが、結局ここにしました。



 シャーベットの創作スイーツのお店「冰果甜心」です。スイーツだけじゃなく、洋食メニューもあるようなので入ってみました。入り口には看板メニューのシャーベットと、温かいスイーツが置いてありました。



 これは見本で食べられないのですが実物大でした。かなり大きいです。一人では食べきれないサイズ!



 では、メニューを拝見!



 日本語も印刷されていますが、メニューの名前は中国語と英語でした。


    
 シャーベットはパワフルですねえ。



 結局パスタを注文。スイーツがメインのお店ってことで、料理はイマイチでした。



 グリーンサラダのほうがパスタよりおいしかった・・・・・



 ミニマフィンパンのスイーツはまあ普通。フランベするところを間近で見られるのかと思ったら、そうじゃなかったので残念・・・


    
 ジュースが一番まともだったような・・・・・記念すべき、スイーツ王国最初のお店がハズレだったので、次回また来ます・・・



 最後にトイレに行って帰りましょう。お手洗いへと続く壁には白うさぎさん。



 トイレの中も可愛かったです。
 
甜蜜王国:台北市松壽路12号(ATT 4 FUN の4階です)営業時間は11:00~22:00
     MRT「台北101/世貿」駅の4番出口から徒歩5分

油飯(追加記事あり)

2016-10-21 20:53:51 | 飲食五花八門
 台湾にお越しの際は、是非、油飯(ヨウファン)を食べてみて!日本人の口にも合うおいしさだと思いますよ!

 醤油味のおこわなんですが、中には椎茸、豚肉の細切り、栗、干しエビ、イカなど更においしくする具材が入っていて、コクと風味がほんわり、いい匂いがふんわり、なのです。

        

 じゃあ、どこに行けば油飯があるのかって?そうですねえ、市場や夜市などの屋台街にはたいていあると思います。上の写真は基隆の廟口夜市の油飯屋さんですが、このようにお櫃にてんこ盛りになっていますから、すぐわかりますよ!

        

 油飯は日本のお赤飯のように、おめでたい時には必ずと言ってもいいほど食べるもの。ですから、結婚披露宴のご馳走や宴会料理にも登場します。こういう「宴席」の油飯にはカニ入りが主流です。豪華でしょ!

        

 また赤ちゃんが生まれたら、その1ヶ月後にお祝いをいただいた方へお返しをする(満月のお返し)という風習がありますが、この時も油飯を使います。最近では油飯ではなく、お菓子のセットでお返しをするのも流行っていますが、伝統的な習慣では油飯と鶏もも肉と赤く塗ったゆで卵をセットにした折り詰め(上の写真参照)を贈るのです。なかなかかわいいセットでしょ?


    
 台北でも有名な油飯、「林合發」の油飯詰め合わせをいただきました。知人の息子さん夫婦に男の赤ちゃんが生まれたので、ここの油飯をいただいたのですが、コクのある濃い味付けと、もちもちしたもち米の食感がいいと評判です。「彌月」とは赤ちゃんの満1か月という意味らしいです。



 蓋を開けてみると、ほ~ら、お弁当箱にどっさり油飯が入っていました。この干しシイタケの味もおいしいんですよ!鶏もも肉と殻を赤く色づけしたゆで卵、そして沢庵もついています。


    
 おいしくいただきました。



 別紙に油飯の保存方法が書いてありました。「当日作ったもので、防腐剤など使用しておりませんので、その日のうちに食べ終わらなかったら、ふたを開けて風通しよくしてください。そして完全に冷めてから冷蔵庫に入れますと(冷蔵で3日、冷凍で7日)腐りにくくなります」とのことでした。 

 とってもおいしい油飯ですが、結構カロリーがあるので、食べ過ぎには注意してくださいませネ!