台北MRTの中正紀念堂駅のほど近くに、新しい紀念館がオープンしていたので、ちょっと見学してみました。
その名も孫運璿科技・人文紀念館。
入り口には在りし日の孫運璿氏を描いた絵が飾られていましたが、そもそも孫運璿ってどなた?
説明を読むと、なんとなくわかりました。台湾の科学技術者であり、高級技官であった方のようです。
展示室には展示品以外に、映像、音声ナビなどの資料が設置されていました。
現代的な展示方法も多く取り入れられています。
台湾科学技術の生みの親、科学技術の礎を築いた人物のようです。
紀念館は孫運璿氏の自宅だった住居で、日本式建築と洋風建築のふたつを取り入れた設計になっています。そのつなぎ目が、この廊下の突き当り。
来賓と接見する部屋はかなり広く、
2006年に亡くなるまで、この住宅で過ごしたそうです。使われていた机と椅子、そして晩年に使っていたのであろう分厚いルーペ。
脳溢血で体が不自由になってからは、この車椅子で活動していたそうです。
来賓と接見する部屋はかなり大きく、できるだけそのままを再現したあるそうです。
2階には図書室もありました。
住宅の裏手は庭になっていてけっこう広く、住居の外観が見て取れます。
屋根の瓦や窓などを見ると、日本風なのがわかります。
同じ敷地にもう一つ別の建物がありますが、こちらはレストランになっています。
こちらでランチをいただきました。
孫運璿科技・人文紀念館:台北市重慶南路二段6巷10號 10:00~17:00 月曜休館
孫運璿氏について詳しく知りたい方はこちらのWikipedia でどうぞ。