山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

69歳になりました

2021-04-05 01:32:46 | 独り言
2021年4月5日、本日ぼくは69歳になりました。
今年も仕事に追われて溪の解禁もままならず衰えた筋力でまともに山も歩けずに迎えた誕生日
こんな状態で69歳を迎えたことが果たしてめでたいことなのかどうか素直に喜べない心境なのですが
気力体力脳力が極端に衰えても何はともあれ大事なく69歳年間生きてこられた奇跡に先ずは感謝する次第でございます



さて穏やかな日和の土曜日、春の女神に逢いたいと登山口の牧馬峠に向かいますが
例年のことながら峠道に数珠つなぎに並んだ車列を見るとげんなりしてしまいます
ふるさとの石砂山が年に一度だけ岐阜蝶目当ての登山者で賑わうのはとても嬉しいことなのですが
子供の頃から親しんだ山はやはり独り占めしながらのんびり山飯したいものなんですよねえ!

という訳で舞姫との再会は潔く諦めて野草と山菜摘みに変更です
今年は温暖なためかいつもの場所の蕗の薹はすっかり伸びきっていたので山梨まで車を走らせます
フキ味噌用の蕗の薹は沢山摘めたのですがタラの芽はあと1週間後が盛期だったようでたったの2個だけした



今日は孫たちが二人だけで来ているので早めに帰宅すると息子夫婦が用意してくれたプレゼントが、、、



プレゼントには小3と小1になる孫たちの嬉しいメッセ-ジが添えられていました



プレゼントは車中泊用の枕、入浴剤、大好きなカレーセット、そして孫たちからのお菓子が一袋

 

孫たちはさっそく枕で遊び始めます、何でも遊びのネタにしてしまうのは子供たちの才能なのでしょうか?

 

ばあばの手ほどきを受けながらイチゴ飴とトマト飴を楽しそうにハンドメイドしています

 

子供たちはこんな風にして一つひとつ新しい発見と経験を重ねながら成長していくものなんですね~



さて孫たちが帰ったら、道の駅で見つけた行者ニンニクで一杯やりましょう



今日はお手軽にお浸しで、しゃきしゃきの食感とほのかなニンニクの香りを味わえました



この春、小3と小1になる孫たちは家から国分寺駅まで電車に乗って二人だけで来られるようになりました
こんな孫たちの成長を見ながら生きられるのもじいじとばあばの喜びのひとつでもあるのでございます

さて、じいじはと言うと孫たちの成長と反比例するように強烈に衰えを感じ始めています
登りたい山と登れる山、悲しいことではありますがこの大きな差も痛切に感じるようになりました
今年はムリせず歩ける範囲で山と山釣りを楽しめることができればいいかなと
少々ハードルを下げる心の準備を始めた次第でございます。

コメント (22)
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