山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

なんとか生きてます!

2017-03-06 01:19:54 | 蕎麦、うどん、ラーメン
10年後、AI(人工知能)に仕事を奪われるらしい職業のTOP10に僕の仕事も入っているという。
コンピュ-タ1機が人間10人分の能力を遥かに超える仕事をしてくれているというのに仕事は一向に減る気配もない。
これだけ忙しいと、AIよ、好きなだけ仕事を奪ってくれと懇願したいほどであるがそれはまだ先のことになるのだろうか?

幼馴染のオ-ちゃんと呑んで語り合ってから2週間も過ぎると平日と週末の境界線もなくなってメリハリも無くなってくる。
これではイカンと2週間ぶりに陽の光を浴びながら『お鷹の道』を歩いて武蔵国分寺辺りを散策して気分転換した。





この山門をくぐると由緒正しき武蔵国分寺。
万葉の花を愛でようと境内を散策してみたけれど時期尚早で咲いていたのは木瓜(ぼけ)と沈丁花だけであった。





長い石段を登り八幡神社を通り抜けて大通りを10分ほど進むと





お蕎麦の名店『潮』
このお店はこれから蕎麦打ちを始めようとする人たちがお手本とするお店の一つなのだそうです。
午前11時半、開店とほぼ同時刻に暖簾をくぐるとカウンタ-には既に女性がふたり座って玉子焼きとそばぎりを注文した。
左端に腰を落ち着けた僕は『そばぎり』の大盛りを、蕎麦前をやりたいのは山々なのだけれどそれは2軒目のお楽しみということで。





先に出されたのは濃い目のツユに薬味はワサビのみ
ほどなく運ばれたお蕎麦は緑がかった細切りの十割蕎麦で、コシ、歯ごたえ、のど越し申し分なし!
料理自慢のこのお店はやはり夜の部、蕎麦懐石を囲んでまったりとお酒と会話を楽しまないともったいないですね。





大盛の『そばぎり』を一気に手繰って午前11時45分、
お鷹の道をのんびり歩いても12時開店の『きぬたや』には十分に間に合う。





12時きっかりに『きぬたや』の暖簾をくぐると店内には3人掛けのカウンタ-に2人のみ、ここでゆっくり蕎麦前を楽しもう!
中央のテ-ブルには予約席の札があったので残された窓際の小さなカウンタ-に腰を落ち着けてメニュ-を眺めていると
店主が慌てて駆け寄ってきて『せっかくいらしてくださったのに申し訳ありませんが本日は予約で満席でして、、、』と申し訳なさそうに、、、




人生なんて所詮こんなものである。
それとも、まだ仕事が残っているのに呑んでいる場合ではないぞという神のお告げか?
あゝ、こんなことなら潮で蕎麦前を楽しんでおけばよかった、、、というのは後の祭り
図らずも見事な落ちがついちゃったという訳でございます!
コメント (24)
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