山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

河原貴族たちの夜会

2016-12-12 01:02:10 | 川飯.B級グルメ
12月の寒空の下、津久井の河原に山と渓の同好の士が集まりました。
毎年恒例の河原乞食集会も今年からは河原貴族の夜会と呼ぶにふさわしい美味しい一夜となりました。




シ-ズン中は殆どが単独行の山屋や釣り師が年に一度、一堂に会して親交を温め合えるだけでも充分に幸せなのに
盛大な焚火を囲んで旨い酒と絶品の川飯の数々を味わいながら過ぎ行く1年の成果を語り合えることがこんなに至福の一夜となろうとは、、、

とろけそうな馬刺し、コリコリの新鮮なレバ刺し、カシラの網焼き、出来立ての燻製、もうのっけから強烈な一撃に昇天です。

 
 




付知川で釣った鮎の一夜干し、アゴで出汁を取った鶏大根、空っぽになったキムチ鍋、ほっこり温まります。

 
 

熊さんの大型の鉄鍋が焚火に映えてます。





充分に熱した鉄鍋に牛筋肉を投入、次に鶏肉と根菜類を投入してじっくり煮込んでてきたのが本格シチュ-、絶品でございました。

 



次から次に供される絶品料理に満腹で野菜ス-プと鶏野菜味噌鍋の出番はありませんでした。
釣りや山の話は尽きることなく、焚火が熾きになり日付けが変わる時刻まで語り合ってしまいました。



来シ-ズンも安全に山や渓を楽しみ、またここで相まみえることを楽しみにしています。






僕とオ-ちゃんは、いやしの湯で体を温め、燻製のような匂いのついた体を清めてから
つねっさで蕎麦前をやりながら今冬の雪山の相談をして大人の時間を過ごしたという次第です。




江戸打ちの研ぎ澄まされた蕎麦とツユは、立ち寄る度に進化しています。




さあ今年に残されたあと20日間、悔いなく過ごして良い年を迎えられますように!
コメント (30)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする