山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

一瞬にして幻想的な世界へ!

2016-03-13 17:03:12 | 山歩き.散歩
奈良倉山で富士を眺めてからほぼ2か月、脇目も振らずに仕事に没頭しておりました。
燃え尽き症候群とでも言うのでしょうか身も心も抜け殻状態で、おまけに足の筋力も驚くほどに落ちています。
それでもリハビリを始めなければと久しぶりにオ-ちゃんを誘ってふるさとに帰りました。

いやあ早春の渓はいいですねえ、しかも長年親しんだふるさと渓は格別なものでございます。
オ-ちゃんはロッドを振ってヤマメと遊びますが、まだ釣欲の湧かない僕は里山の小道をそぞろ歩きます。





なんか久方ぶりに色のある世界に触れたようでとても新鮮な気分です。





蕗の薹の優しい色合いに春の息吹を感じて年甲斐もなく涙が出そうになるのです。





陽だまりを見つけて少し早めの山飯を頂きます。

と、、、、、、、、、辺り一面が見る見るうちに霧に包まれていくではありませんか、、、、








8度あった気温が一気に2度まで急降下して底冷えのする寒さに包まれてしまいます。





すごいなあ、山は一瞬にして幻想的なモノクロ-ムの世界へと塗り替えられてしまいました、、、、





ワクワクする思いで辺りを歩き回り、霧氷を眺めては感動しきりです。
霧氷のついた木々の下にいると、まるで雪がふるようにはらはらと霧の結晶が降りそそぎます。





午後4時過ぎ、いやしの湯のぬるめの温泉にゆっくり浸かって冷え切った体を温めてから
来週の山の予定を語りながら味わう蕗の薹の天ぷらとビ-ルでようやく人心地つきました。




今年も期せずして幸運に恵まれたことに心から感謝したいと思います。

ところで皆さんはもう解禁を迎えられたのでしょうか?

コメント (24)
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