山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

雪山は楽しかりけり

2014-02-12 00:10:39 | 山歩き.散歩
ちょいと不謹慎かもしれないけれど先週末の大雪には何時になく心がときめいていた。
熊さんに電話して津久井道志方面の道路状況を聞くとどうやらノ-マルタイヤでも走れそうだ。

さっそくオ-ちゃんを誘って山で呑むことにする。
せっかく登るのなら誰も歩いていない山を選びたい。
登山口にいたオバちゃんに聞くと今度の大雪は腰まで積ったという、それはちと大げさか?
ここから入山した人はいるかと尋ねると、こんな日に山に入る大バカはいないと一笑に付された。
こんな日に山で呑もうとやってきた僕たちは、オバちゃんから見ればやはり大バカなのだろうか?







上空には厚い雲が垂れ込め、風が強く吹き、雪がちらついている。
積雪はここで45センチ、行く先にトレ-スはついていない。
勾配がきつくなるにつれてラッセルもきつくなるけれどトレ-スのない山を行くのは何よりも嬉しい。







途中からVル-トに入って周囲を俯瞰できる小ピ-クを目指す。
傾斜は更にきつくなり積雪も80センチを超えて厳しいラッセルに汗が噴き出す。
この小さな平に辿りつく頃には風も雪も止んで快適な山飯日和となりそうだ。







先ずは雪で腰かけとテ-ブルをしつらえる。
雪が深いとこんなことも難なくできてしまう。
遠くの山々を眺めながらやる酒もまた爽快そのもの。








 
 



最後に1.5合の鬼ころしを熱々の燗酒にして1本づつ飲み干すと一気に酔いがまわってきた。
お互いに休みなく仕事を続けてきた疲れも、一日山に浸ることで少しずつ癒されていく。







午後3時を過ぎると気温は急降下して体の芯まで冷えてくる。
ふらつく足で快調に下山して、冷えた体を温泉で温めてまたビ-ル。







あぁ、今日もまたいい骨休めができました!






コメント (26)
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