この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

夢のような映画館。

2014-01-21 22:41:56 | 雑事
 先日の『映画を観ない理由』という記事は思っていた以上にレスが伸びました。「映画の鑑賞料金の¥1800は高くない!」という記事の主旨に賛同した人もいれば、逆にブログ仲間のachiさんのように「映画は基本1000円でしか観ない」というコメントを付けた人もいました。
 そのコメントに対し、自分は「¥1000でしか観ないって昔の名画座じゃないんですから」というようなレスを返しました。
 今どきマクドナルドでもセットを注文すると軽く¥700以上かかる時代に¥1000ぽっちで劇場で映画を観ようというのは虫が良すぎるだろう、と思ったのです。
 が、すいません、自分が間違ってました。
 achiさんのいうところの「コンビニに行くような感覚で」鑑賞できる映画館が存在したのです。
 その映画館とは他でもない、『飯塚シネマセントラル』

 この『飯塚シネマセントラル』、何と月額たった¥1200で映画が観放題なのです。二回観れば¥600、三回観れば¥400、十二回観れば¥100ですよ。レンタルも驚きの低料金じゃあないですか。
 まさに夢のような映画館といっていいのではないでしょうか。

 などと煽っちゃったりしてますが、世の中そんなに美味しい話があるはずはないのです。

 オチを書くと、月額¥1200で映画が観放題というのは本当なのですが、その¥1200を十二ヶ月分前払いしないといけないのです。¥1200x12で¥14400ですよ。 一度に¥14400払うのは正直きつい、、、と思います。

 それでも上映される映画のラインナップが充実していれば問題ないのですが、これがまた微妙で…。
 今上映されている三本を紹介すると(つまり一日三作品しか上映されてないってことですが)、嵐の松潤主演の『陽だまりの彼女』は(客寄せ的に)わかるとして、残り二本がコリン・ファレル主演の『デッドマン・ダウン』とハエが主人公のインド映画『マッキー』というのはどの客層を狙っているのかまったくわからない、としか言いようがありません。
 ハエが主人公の映画を観に行くほど飯塚の映画ファンはマニアックじゃないだろ…。

 さらに問題なのは次回上映作品が一作しか紹介されてないこと。
 どこの映画館だってだいたい一ヶ月、二ヶ月先ぐらいの上映作品は決まっているものですけどね。
 公式サイトを見る限り、いつ閉館になってもおかしくない、瀕死の映画館にしか見えない…。
 とても前払いで¥14400払う気にはなれません。

 今述べたことはあくまで公式サイトを見ての感想です。実際その映画館で映画を観たら感想も変わるかもしれません。世の中こんなに素敵な映画館があったのか!みたいに。
 なのでいつか時間を作って飯塚シネマセントラルで映画を観てみたいなと思っているのですが、、、やっぱりラインナップ次第かな。
 『マッキー』や『デッドマン・ダウン』じゃイマイチ食指が動かない、、、まして『陽だまりの彼女』ではなおさら。

 そんなわけでやっぱり「コンビニ感覚で行ける」映画館は現実にはないのだなぁと思いました。
コメント (4)
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飯塚のギャラリーを巡ってきました。その2。

2014-01-20 20:34:22 | 旅行
 昨日の続きです。

 三十分ほどコンビニの駐車場で仮眠を取ってから、この日の最終目的地である《マサジアートギャラリー》へ向かいました。コンビニから五分の距離でした。
 この日訪れたギャラリーの中で初めて(外観が)ギャラリーらしいギャラリーでしたね。笑。

 この《マサジアートギャラリー》は現代アート作品の展示・販売をしているギャラリーなんですが、現代アートってしばしば他者の理解を拒むような作品も見かけるじゃないですか。何が表現してあるのか、表現したいのか、さっぱりわからないことも多い。
 でもこのギャラリーに展示してある、オーナーのそのだ正治さんの作品にはそんな難解なものはなく、ユーモアと温もりが見て取れましたよ。


   


 この人が作家兼オーナーのそのだ正治さん。ちなみにダリを気取っているわけではありません。笑。


   


   


   


 立体の作品は主に鉄で出来ていました。
 一枚目の赤い金魚のオブジェもフツーに鈍器になるぐらいの重さでした。笑。
 三枚目の青いオブジェは実は椅子。座ってもいいと言われたので座らせてもらいましたが、座りにくかったです。


 こちらは藤中あきこさんの昔話をモチーフにした作品。


   


 引き出しが額というのが面白いですね。取り扱ってるお店があるのだとか。世の中何でも売ってるものなのだなぁ。

 そんなこんなでオープニングパーティが始まる六時になりました。
 パーティのお知らせのところには「※どなたでもご参加いただけます。」と書いてあったのですが、実際パーティの参加者でギャラリーの関係者でない、作家の知り合いでもない、縁もゆかりもない人間は自分だけでした。笑。
 知り合いのまったくいないパーティなんて居心地の悪いものだというのが相場ですが、この日はそんなことはまったくなくて、皆さん気さくな人たちばかりでしたよ。

 一品と飲み物を持参とあったので、とりあえずポテトチップスなどのお菓子を持って行ったのですが、それだけしか持って行かなかったことが申し訳ないぐらいのたくさんの料理(おでんやたこ焼き、おにぎり、サンドイッチ、ケーキetc)が持ち寄られて、お腹一杯になりました。

 九時ぐらいでお開きになるのかなと勝手に思っていたのですが、九時、十時になっても宴は一向に終わる気配もなく、AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』をみんなで踊り出すわ、即興劇は始まるわで、とても楽しい時間を過ごしました。

 十二時近くになり帰る人もちらほら出てきて、それに合わせて自分も帰ることにしました。
 パーティは毎月開かれるみたいです。正確には企画展が行われるときそれに合わせて開かれるみたいですが、その企画展が毎月行われるようなので、パーティも毎月開かれると思ってよいでしょう。
 お近くに住んでらっしゃる方、アートに興味がある方は、是非参加されては如何でしょうか。
 自分も是非また行きたいと思っています。


ps.途中みんなで別府までバス旅行に行こう!という話で盛り上がったんですが、マジレスさせてもらうと、温泉が目的であれば、別府よりも人吉の方がお薦めです。
 一泊するにしても人吉の方がはるかに宿泊代は安いし、人吉にはアート好きな人にお薦めのクラフトパークもあるからね。
 なんてことを書いても酔っ払ってる人ばかりだったから、バス旅行の話なんて誰も覚えてないかもしれないなぁ…。
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飯塚のギャラリーを巡ってきました。その1。

2014-01-19 20:44:20 | 旅行
 土曜日は映画を観た後、飯塚のギャラリーを巡ってきました。
 身体がバラバラになるかと思うぐらい疲れましたが、とても楽しかったです。

 
 まず最初に向かったのが『宮ノ上げんき』
 ここはオーガニック素材の販売所なんですが、カフェも併設してあるのです。
 カフェが併設してある販売所、そこまでなら珍しくないかもしれませんが、ここは2階がギャラリーなんですよね。
 ギャラリーの設置してあるオーガニック素材の販売所というのはさすがにそうはないだろうと思います。
 飯塚ってここに限らず、え?こんなところにギャラリーが?思うことが多かったです。


   


 店員さんと話をしていたら、その店員さんが最終目的地であるギャラリーで作品展を開く藤中あきこさんという作家さんだとわかって運命を感じました、、、というのは冗談ですが、個展初日にこんなところで店番をしていていいんですか?って言いたくなりました。笑。


 次に向かったのが坂本鷹也さんという作家さんの個展なのですが、個展が開かれているのがたこ焼き屋さんという…。


   

   


 世の中たこ焼き屋さんは数知れないと思いますが、ギャラリーが併設されてあるたこ焼き屋さんは日本広しといえどここ《たこ道楽》だけでしょう。空いてあるスペースをギャラリーとして提供しただけ、とも言えますが、それでもアートに理解がなければ簡単には出来ないことですよね。店番のおばちゃんもたこ焼きを買うではない自分を快くギャラリーに案内してくれましたよ。
 作品は油絵あり、フェルト人形ありとバラエティに富んでました。


 次に向かったのが大野由加里さんと高松歩美さんという作家さんの個展が開かれているギャラリー《Key》。
 このギャラリー、商店街の裏通りにある下宿屋さんだか民家だかを展示会も出来るようにした建物にあって、やっぱり、こんなところにギャラリーが?と思いました。


   

   

 
 どっちが大野さんでどっちが高松さんの作品だったっけ、、、たぶんフクロウのイラストが大野さんだと思うけれど、違ってたらゴメンなさい!(調べたら合ってました)


 次に向かったのが武藤美穂さんという切り絵作家の個展が開かれている《ブルーメ》
 ここは観葉植物やガーデニングのお店なんですが、カフェやギャラリーも併設してあるのです。
 ほんと飯塚って街は油断してるとギャラリーが併設しているイメージがあります。

 作品はすごくよかったです。切り絵の概念を越えた作品でした。
 でも写真はなし。在廊されていた武藤さん本人からあまり近くからは撮らないでくださいと言われたんですよね。
 あの作品のすごさは離れて撮影した写真では伝えられないと思うので敢えて写真は載せません。


 次に向かったのが親子展が開かれている《noido》という雑貨屋さん。
 次に向かったのが、と文字にすると8文字なんですけど、見知らぬ街でカーナビだけを頼りに目的地に行くのも結構大変なんですよね。
 カーナビも目的地の目の前まで連れて行ってくれるわけではないので…。
 この《noido》もたどり着くまでに新飯塚の街の中をグルグルと周りました。
 写真はなし。店員のお姉さんは笑顔が素敵でしたよ。


 体力の限界が近かったので最終目的地である《マサジアートギャラリー》に行く前にコンビニの駐車場で一休みしました。
 これが一泊旅行だったら宿に着いて休憩するところなんでけどね。
 

 長くなったので今日のところは記事もここまでにして一休みすることにします。続きはまた明日…。
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何だかいろいろありえないなと思った『エンダーのゲーム』。

2014-01-18 23:41:38 | 新作映画
 ギャヴィン・フッド監督、エイサ・バターフィールド主演、『エンダーのゲーム』、1/18、イオンシネマ筑紫野にて吹替え版を鑑賞。2014年2本目。


 この『エンダーのゲーム』を観に行くことにしたのはぶっちゃけ他に観たいと思う映画がなかったからです。これを観なかったら、一月に観る映画が『インシディアス 第2章』だけになってしまう、、、まぁそれでも構わないといえば構わないことではあるんですけど、やっぱり一抹の寂しさを覚えたのです。

 あと一つ理由が挙げるとしたら、前売り券の特典が若干豪華だったんですよね。クリアファイルだけじゃなくてピンバッジもついてきました。豪華ってほどでもないか。笑。

 特典といえば、この映画、入場者特典までありましたよ。ポストカードがもらえました。


   


 洋画で入場者特典がもらえるのは珍しいような気がするなぁ。アニメだとよくありますけどね。

 そんなわけで、そこまで観たいと思って観た『エンダーのゲーム』なのですが(予告編がすごく微妙だった)、実際鑑賞しての感想は何だかいろいろありえないな、でした。

 まずSFとしての基本設定がヘンなんですよ。
 異星文明フォーミックの一回目の襲撃を人類は大気圏内で通常のジェット戦闘機で迎え撃ち、撃退します。
 恒星間航行が可能な敵をジェット戦闘機で迎え撃つというのも考えてみればかなりシュールな図なんてすけど、さらにおかしいのは50年後の二回目の戦闘が宇宙空間での艦隊戦なんですよね。
 たった50年の間に何があったんだ、人類は。
 たぶん長大な原作ではそこら辺のことも上手く説明されてるとは思うんですけど(原作は未読)、映画では思いっきり端折られているので、ありえないだろ、としか思えないんですよね。

 次にディティールも首を傾げたくなることが多かったです。
 主人公エンダーの同期の訓練生に女の子がいること自体は当然アリだと思いますが、訓練期間中は女の子も含めて訓練生が全員同室というのはないだろうと思いましたよ。
 原作でもそうなんですかね?
 そんなところに引っ掛かっている自分がおかしいの?

 でも一番ありえないだろ、と思ったのはクライマックスでの提督たちの判断ですかね。クライマックスにドンデン返しっぽいものが用意されてるんですが、それがまったく説得力がない。いくらエンダーに司令官としての資質を見出したとしてもあの判断はありえなさすぎる。前回の訓練でエンダーはミスを犯しているというのに…。
 
 とはいえ、エンダーの「異星文明であっても対話は必要だ」という考え自体は共感しうるものだったので、作品自体を否定する気はないんですけどね。
 まぁでも続編が作られたとしても観に行かないと思います。


 お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。


 次回鑑賞は『ザ・イースト』の予定、期待度は★★★★です。
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ドレスコード/ヒゲ。

2014-01-17 20:40:21 | 日常
 明日の土曜日、映画を観た後は、新年会に呼ばれるなどの用事が特にない限り、飯塚のマサジアートギャラリーで行われる【むかしむかしあるところに展】のオープニングパーティに参加してこようかと思っています。

 作家さんにもオーナーさんにも全然面識はないのですが、このギャラリーは気になってたんですよね。いい機会だから行ってみようと思ってます。

 それで、そのオープニングパーティ、ギャラリーの公式ブログでこんなふうに案内されてるんですよ。


   【オープニングパーティ】
  日時/18日18時~
  参加費/一品と飲み物を持参
  ドレスコード/ヒゲ
  ※どなたでもご参加いただけます。


 誰でも参加できるのはいいとして、参加費が一品ってのは???
 それにドレスコード/ヒゲって???
 元々自分はこの手のパーティに参加したことがなかったので、「ドレスコード」って言葉の意味もよくわからなかったんですが、それは検索してだいたい意味が分かりました。
 入店の際の服装の決まりごとってことですよね。
 だとしてもドレスコード/ヒゲの意味がわからないなぁ。
 まぁでもわからないなりに面白そうだと思ったから、このパーティに参加してみようかと思ったんですけどね。

 朝ヒゲを剃らなければ夕方にはそれなりに無精ヒゲが伸びているとは思うんですが、それだとさすがに無精すぎるかと思って、自分でヒゲを作ってみましたよ。


   


 一部分だけ切り取った腰蓑みたいな感じになっちゃいました。笑。イメージ的にはサンタクロースのヒゲだったんですけどね。
 なかなかイメージ通りには出来ないもんだね。
 明日、100円ショップでパーティ用の付けヒゲを買っていこーっと。。。


ps.まささん、携帯電話のアドレスを間違って削除したので、よかったらメールしてください。よろしくお願いします。
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ラジー賞に乾杯♪

2014-01-16 22:09:10 | 新作映画
 今年もラジー賞の候補作品が発表されましたね!こちら
 と、その前にラジー賞とはなんぞや?という人のためにごく簡単に説明。
 その年の最高の映画を選ぶのがアカデミー賞だとするならば、その年の最低の作品を選ぶのがゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞なのです。

 世の中にはベストテンを選ぶことには積極的でも、ワーストテンを選ぶのは否定的な人もいるぐらいで、ラジー賞なんて大嫌い!という人も多いかと思いますが、自分は好きなんですよね、ラジー賞。

 なぜラジー賞が好きなのか、、、まず何かを貶すことが好きなんですよね、っていうと誤解を受けそうだけど。笑。

 えっとですね、誰かを褒めるのって案外簡単だと思うんですよ。
 テキトーにいいところを見つけて、テキトーに褒めておけばいい。
 例えテキトーであっても人間、褒められて嫌な気分はしない。お世辞だとわかってはいても、褒められるとついつい嬉しくなってしまいます。

 一方、貶すのはどうかというと、テキトーに貶したって駄目なんですよね。テキトーに貶すだけではただの悪口に過ぎず、人格が疑われるだけです。
 何かを貶す場合は理路整然に、きちんとどこがダメなのか、分析した上で指摘しなければならない。
 貶したり、ダメ出ししたり、酷評したりするのは、ただ褒めることの100倍は難しい、そう思います。理路整然とダメ出しで切る人はよほど頭のいい人なのだと思います。
 だから、柳下毅一郎氏の『皆殺し映画通信』は大好きなんですよ。
 といっても、有料会員じゃないのでいつも半分ぐらいしか読めないのですが(何だ、そりゃ)。

 話をラジー賞に戻すと、ラジー賞はそこまで本気になってダメ出ししている賞ではないような気がします。どちらかというと半ばジョーク、半ばお祭りの賞というか(それで選出されるのもたまらないでしょうけれど)。
 
 なぜそう思うかというと、最低作品賞にノミネートされた作品がそこまで悪い作品だとは思わないからです。
 といっても、観たのは『アフター・アース』と『ローン・レンジャー』だけなので、その二作に限っていえば、ですけどね。

 まず『アフター・アース』ですが、確かにそんなに面白い作品ではないです。でも逆にそこまで酷い作品でもない。
 正直採点するのであれば、同時期に観たトム・クルーズ主演の『オブリビオン』とどっこいどっこいぐらいでしたよ。むしろ『オブリビオン』の方が「何じゃ、そりゃ」感は強かったような?
 たぶん、『アフター・アース』が選ばれたのは、ラジー賞の選考委員が(選考方法は知りませんが)監督であるM・ナイト・シャマランのことが大好きだからじゃないですかねぇ。
 と思いますけれど、真相はよくわかりません。笑。

 で、もう一作の『ローン・レンジャー』なんですが、こちらは最低作品どころか、個人的には2013年に観た61本の映画の中で7位という高順位でした(こちら)。
 確かに盛り上がるまでにやたら時間がかかり、ジョニー・デップ扮するトントがジジィになってからのエピソードはごっそりいらないとは思いますが、クライマックスでの盛り上がりがハンパじゃない!あの列車チェイスは映画史に残る出来栄えだった、と思いますよ(まぁ完成したばかりの線路がすでに複線なのはなぜか?とか疑問はありますけど)。

 そんなわけで、ラジー賞はアカデミー賞に選ばれなかった作品の中から自分が好きな賞を選ぶ賞なんじゃないかと思ったりもします、、、違うかもしれませんが。笑。

 まぁともかく、ラジー賞も楽しめたら、って思っています。
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映画を観ない理由。

2014-01-15 23:56:10 | 戯言
 映画代が高い、という話をよく聞きます。こちら
 劇場で公開されて半年後にはDVD化されて、その半年後には旧作になって¥100で借りられちゃうのですから(作品にもよりますが)、映画代の¥1800は高いと言いたくなるのでしょう。

 が、しかし。

 言わせてもらうと映画代が高いと言っている人たちは映画を安く観る努力を一切していないように思えます。
 自分は去年61本劇場で映画を観ました。そのうち『ゼロ・グラビティ』はIMAX3Dで鑑賞したので鑑賞料金が若干お高めでしたが、それ以外で¥1800払って映画を観たことは一回しかありません。
 あとは前売り券を購入したり、レイトショーや映画の日に観たり、たまっていたポイントを使ったり、試写会に応募したりして、最大限に安く観る努力をしています。
 一回の鑑賞料金は平均すると¥1200ぐらいじゃないかな(計算が面倒しいので正確なところはわかりません)。
 映画代が高いという言葉は映画を最大限に安く観る努力をした上で言え、って言いたいです。

 さらに言えば、映画代が高いと言ってる人たちはおそらく映画好きではないのでしょうから、観るとしてもせいぜい月に一本か二本程度でしょう。
 月に一度の¥1800の出費がそこまで痛いの?あなたの家はそこまで貧乏なの?
 映画代が高いという言葉はせめて月に三本以上映画を観てから言え、とも言いたいです。

 映画代が高いということ以外にも、劇場で映画を観ない、様々な理由があります。
 例えば、劇場ではマナーの悪い人たちがいて、不愉快な思いをすることがあるから、といったものです。
 でもそれを理由に劇場で映画を観ないというのはやはり間違っているような気がします。
 もしマナーの悪い人たちがいるから(正確にはいるかもしれないから)という理由で劇場で映画を観ないのであれば、同様に球場にはマナーの悪い人たちがいるから野球はテレビで見るってことになりますし、コンサート会場にはマナーの悪い人たちがいるから歌はCDで聴くってことになります。

 実際には野球であれ、コンサートであれ、ライブでしかわからない楽しさがあるはずです。映画に関しても同様で、家でDVDで観るだけではわからない面白さが劇場での鑑賞にはあると自分は思います。

 他にも映画泥棒のCMを観たくないから映画は劇場で観ないという人もいたりしますが、だったら、本上映に合わせて館内に入ればいいのでは?と思いますね。映画館のスケジュールの上映開始時刻は予告編も含まれていますが、窓口で聞けばちゃんと本編の開始時刻も教えてもらえますから。

 別段、映画鑑賞こそ至高の趣味だ、なんてことを言ってるわけではないのです。
 映画よりも楽しい趣味があるなら、それを優先するのは当然だと思います。
 ただ、映画を劇場で観ない人たちの、映画を劇場で観ない理由が、しばしば理由になっていないような気がするんですよね。
 そんな理由で映画を劇場で観ないのは損をしてるんじゃないの?って言いたくなるのです。

 劇場で映画を観ることのメリットの一つに周りに観客がいることが挙げられます。
 もちろんそれは同時にデメリットにもなりかねないことではあるのですが、でも自分は周りの観客の反応を見ることも映画を観ることと同じぐらい面白く思える時があります。
 例えば『タイタニック』などのお涙頂戴映画のエンドロールが流れているとき、自分的にはしら~とした気分なんですが、周りの女性がボロボロと涙を流しているのを見ると、いいもん見た!って思えますもん。
 あれ、そういうのって自分だけ?笑。

 ともかく、映画代の¥1800が高いか安いかは、単純に観た映画の面白さだけではなく、最終的にはその映画をどれぐらい楽しめたかにもよるんじゃないでしょうか。
 まぁそれは何事にも言えることなのかもしれませんが。
コメント (11)
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福袋乞食になって福袋をもらいまくってみました。

2014-01-14 21:54:47 | 日常
 年明けの新聞に入っている、自動車販売店のチラシに「ご来場のお客様に福袋をプレゼント!」って書いてあるじゃないですか。
 そのチラシを見ていて、福袋の中身ってお店によって違うものなのだろうか、一日でどれぐらい福袋をもらえるものなのか、ちょっと疑問に思ったので、福袋乞食になって、久留米市市内の自動車販売店から福袋をもらいまくってみました。


 まずは別の日に行ったホンダカーズ中央佐賀鳥栖元町店から。
 ここは車検や十二ヶ月点検など今一番お世話になっている販売店なんですけど、今年は年始の挨拶の年賀状が送られてこなかったなぁ。もうお得意様とは思われてないってことでしょうか。涙。
 福袋はこちら。


   


 ボックスティッシュ、キッチンペーパー、洗剤の詰め合わせ。まぁ平均的な福袋と言ってよいでしょう。タダでこれだけのものがもらえたら充分ですよね。


 さて、この日最初に訪れたのは福岡トヨタ自動車株式会社久留米店でした。
 福袋はこちら。


   


 スパークリングユンケル190mlx6本、カルピス450mlx1本など食料品がメイン。今回結構な数の福袋を入手しましたが、その中でもダントツに中身が豪華な福袋でした。キング・オブ・福袋の称号を与えたいと思います。


 次に向かったのがネッツトヨタ福岡株式会社久留米櫛原店。
 福袋はこちら。


   


 正直、福岡トヨタ自動車株式会社久留米店の福袋に比べたら数段落ちますが、ここはもらえる福袋が数種類あり、どの福袋がもらえるのかはくじ引きで決まりました。自分がもらったのは当然末等。涙。特等だとどんな福袋がもらえるのか、気になるところです。


 次はカローラ福岡櫛原店。
 実はここが一番期待していたんですよね。なぜかというとチラシには「ドラえもんグッズ入り福袋をプレゼント!」と書いてあったから。
 で、実際もらったのがこちら。


   


 ボックスティッシュが一箱。どうも福袋はすでに配り終えてたみたいです。まぁそれは文句を言っても仕方ない。
 でも営業マンもあまりやる気があるようには見えませんでした。


 次はホンダカーズ福岡久留米店。
 実はここ、今乗っているフィットを購入したお店なんですよね。でも買ったその日から不誠実な対応をされました。この日も営業マンが対応してくれる気配はなし。当然福袋もなし。
 このお店で車を買ったらきっと後悔すると思いますよ。


 次は福岡日産自動車株式会社久留米店。
 ここも営業マンが対応してくれる気配はなし。福袋もなし。
 自分が日産の自動車を買うことは生涯ないでしょう。


 さらに次は福岡トヨペット櫛原店。
 ここも福袋はもらえなかったのですが、営業レディの方がとてもハキハキと応対してくれて、思わず薦められたプリウスを買っちゃうところでした。笑。
 福袋をもらえなくても、ちゃんとした対応をしてくれたら不愉快に思うことはありません。


 次は福岡スバル櫛原店。
 ここも福袋はなかったですけど、対応は悪くなかったですよ。


 次はネッツトヨタ西日本ユーロード百年パーク店。
 ユーザー寄りの意見を持っている営業マンが対応してくれました。
 福袋はこちら。


   


 最初手に持った時、「軽っ」と思ったのですが、中身はトートバッグや旅行用のお風呂セット、メモセットなどかなり充実していました。
   

 最後に九州マツダ久留米合川店。
 この日訪れた販売店の中で一番盛況だったのがここでした。若手の営業マンが熱心に対応してくれましたよ。
 福袋はこちら。


   


 駄菓子の詰め合わせ。もらっといていうのもなんだけど、駄菓子ばかりもらってもなぁ。「大人」と書いてるけど、子供用だったのかもしれません(それは「大入」だよ!)。


 たかだか福袋ですが、中身が豪華だと、本サービスの方も充実してるだろうって思っちゃいますよね(もちろん福袋は豪華だけど、本サービスはお粗末という可能性も否定できませんが)。
 少なくとも自分は、もし今プリウスを買うとしたら、福岡トヨタ自動車株式会社久留米店で買うと思います。
 その予定は今のところありませんけどね。笑。


 この企画、自分では面白かったので来年もやりたいと思います。
 今年は結構行き当たりばったりで回ったのですが、来年はより計画的に、より効率的に、より多くのお店を回ってみるつもりです。
 各自動車販売店の皆様、ご迷惑かとは存じますが、福袋以外のこともきちんと評価したいと思っているので、どうかよろしくお願いします。
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作りの上手さに感心する『インシディアス 第2章』。

2014-01-13 20:22:01 | 新作映画
 ジェームズ・ワン監督、パトリック・ウィルソン主演、『インシディアス 第2章』、1/13、Tジョイ久留米にて鑑賞。2014年1本目。


 2013年は劇場で61本映画を鑑賞しました。
 が、それはさすがにきつかったです。11月なんて9本見ましたが毎週吐きそうでした。
 今年はもう少しペースを落とすつもりです。1月は2本かな。でも2月は5本ぐらい観るつもりだけど。笑。

 さて、2014年記念すべき最初の映画は『インシディアス 第2章』、2011年に公開された第1作のストレートな続編です。
 ホラー映画なので怖いことは怖いし、鑑賞中幾度となく「わっ!」と声を上げて驚かされましたが、鑑賞後残ったのは作りの上手さでした。

 現在と過去、今作と前作が絶妙にリンクし、入り混じる作品なんですよ。二つの場所で物語が同時進行で進んだりもします。
 でもだからといって観ていて混乱するということもなく、続編ではあっても前作の鑑賞が必須という感じもしません(もちろん前作を観ていた方がお話は理解しやすいですが)。
 時系列通りに物語が進んでもイマイチお話がよくわからない映画も少なくない中、これは評価すべきことなのではないでしょうか。

 唯一わかりづらいなと思ったのは、主人公のジョシュが四十歳ぐらい、ジョシュの母親であるロレインが五十歳ぐらいに見えたので、二人が親子に見えなかったことぐらいかなぁ。まぁそれも見た目の問題であって、実年齢だと問題ないのかもしれません。

 それにしても監督であるジェームズ・ワンは『SAW』シリーズの第一作を劇場で観たときは(自慢じゃないけど『SAW』シリーズは全作劇場で観ています。まぁ別に自慢することでもないけど。)、粗削りで、一発屋で終わるんじゃないかと思ったものですが、ここまで出来のよいホラー映画を作れるようになるとは…。
 そんな彼も本作をもってホラー映画は卒業するとのことです。
 彼なりに思うところがあって、そう宣言したのだとは思いますが、観る側の期待に応えるのもクリエイターの務めだと思うので、非ホラー映画の製作が一段落したら、またホラー映画を作って欲しいものです。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。


 次回鑑賞は『エンダーのゲーム』(1/18公開)の予定、期待度は★★★です。
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折り紙教室に参加してきました。

2014-01-12 21:38:47 | 折り紙・ペーパークラフト
 今日は日本折り紙協会筑後支部、通称『NOAちくご』主催の折り紙教室に参加してきました。

 場所は久留米市の久留米市高牟礼会館。自分は久留米で働いていて配達に出ることもままありますが、こんな施設があるなんてつゆとも知りませんでしたよ。
 旧有馬藩士の馬番をされていた方の別邸だと聞きましたが、馬の番をするだけでこんな豪奢な邸宅を建てられるものなのですか。いや~、驚きです、ヒヒーン。
 それにも増して驚きなのが、こんな重要文化財並みの歴史的建築物が低料金で一般に貸し出されているってことですかね。
 そんな話、聞いたことない、、、まぁ自分が聞いたことないだけなのかもしれませんが。

 今日の教室の作品のテーマは『朱竹』。おめでたいものらしいです。
 完成品はこちら。


   


 完成品といっても、先生が完成させたもののカラーコピーですけどね。笑。自分の作品は完成しませんでした。大量の笹を折らなければならず、それには時間が足りなかったのです。

 ぶっちゃけ、自分が求める作品ではなかったかな。
 何だよ、普段から似たようなものを作ってるじゃん!と言われる方もいるかもしれませんが、確かにその通りなんですが、微妙に方向性が違うというか。
 紙を三角に切って、笹の葉の形に折って、台紙に張る、というのが自分の好みではないのです。だったら最初から笹の葉の形に紙を切ればいいのでは、って思っちゃうんですよね。
 もちろんそれはあくまで自分の好みの問題です。


 今日、午前中にNOAちくごの折り紙教室があること、そして午後から定例会と研究会があることはある親切な方から教えていただきました。
 ただ、そのことが一切HPで告知されていませんでした。
 なぜ折り紙教室のことがHPで告知されないのか、一般向けの教室ではないのか、もしかしたら閉鎖的な協会なのかとかいろいろ考えてしまって、それで今日のところは折り紙教室にだけ参加してみて、その上でNOAちくごに入会するかどうか決めようと思っていたのですが、教室に参加したら自然な流れで入会することになっちゃいました。笑。
 まぁ別段絶対に入会しない!と思っていたわけではないので、それはそれで構わないのですけどね。
 結局自分の疑問は解決されなかったのですが、たぶんHPで告知されなかったのにも深い理由はないのでしょう。

 そんなわけで2014年は折り紙に割く時間が少しだけ増えそうです。
 よい出会いがあるといいなぁ(いや、別に若い女性と、という意味ではないですよ?笑)。
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