セブン買収撤回

セブン＆アイ・ホールディング買収計画が幕引きとなった。
カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールの提案
撤回により突然の幕引きとなった。昨年７月の提案から約１年
に及んだ協議で、双方の主張は最後まで折り合わなかった。
・
クシュタールは声明で「誠実で建設な協議に応じなかった」、
セブン側の姿勢を繰り返し避難した。「ガバナンス（企業統治）
体制に強い懸念を抱いている」とも強調した。一方、セブン側
はこうしたクシュタールの避難に対し「想定したものと受け止
めている」とコメント。両者の隔たりが浮き彫りになった。
・
「友好的な買収提案」とするクシュタールに対して、セブンは
当初から警戒感を示していた。協議が平行線をたどる中、クシ
ュタールは「協議が米国の規制関連の話題に限定され残念に思
う。いらだちが募っている」とこぼした。
・
７兆円規模に上がる巨額買収に、クシュタールの業績が影響を
及ぼした可能性もある。主力市場の米国でインフレが進む一方
、ガソリン価格の低下などもあり２０２５年４月期の決算は減
益だった。当初は買収資金の確保のメドがあるとしていたクシ
ュタールだが、「業績が悪化する中で資金調達が難しくなった」
とみる向きもある。
・
セブンは８月、新経営陣が中期経営計画を発表する予定だ。
低迷する株価の上昇には、単独での企業価値向上に向けた道筋
を示すことが欠かせず、市場が納得する施策を早急に打ち出す
ことが求められている。






今日のブログがよかったらクリックしてね
　　　 　　　　　 　　 ↓　↓　↓　↓
下松市賃貸情報　　　　http://www.sennenhome.sakura.ne.jp