家の部屋にはドア、片引き戸、引き違い戸などがついている。
寝室にはドアがついているのだが、毎年この時期になるとある異変が起
きる。それはドアを開け閉めするときに、「キッキッキッー」と音を発
するようになる。おそらく梅雨の湿気で、ドアが膨張してその加減で
音が発生するのだろう。
音が「キッキッキッー」発生するとき、足のつま先で敷居をちょっと
踏んであげると音は消える。ある日の夜中にトイレに行った時、音が
したのでいつものように敷居をつま先でちょん。ところがどうしたこと
か、音が消えるどころか「ギッギッギッー」といつもより大きな音が
発生した。寝ぼけて加減を間違ったのだろう。
そこで何とかして音が出ないようにしようと考えました。
明くる日の朝、敷居を押さえれば音はしないだろうと思い、敷居にビス
を一本打ち込んでみました。すると音は確かに消えました。
しかしそれもつかの間、またもとのように音がするようになりました。
ちょっとしたさじ加減は、ビス一本ではできないのです。長い梅雨の期
間、この音を辛抱すればことは済むのだが、手を加えたからには何とし
ても音が出ないようにしたい。
ある日、敷居から柱に向けて細目の一本の釘が少し浮いているのを発見
しました。釘が浮いているということは、細目の釘が効いていないとい
うことになります。だめでもともとと思い、小さめのかなづちを持って
きて浮いた釘をトントン。するとどうだろう。あのうっとうしい音が
完全に消えてしまったのです。原因は、細目の釘が2ミリほど浮いてい
たことにあったのです。たかが2ミリ、されど2ミリ。
ものごとの本質を見つけだすのは難しいものです。
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