明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

はかない軍艦島

2009年04月23日 | 平凡な出来事
昨日のテレビで、長崎県軍艦島の観光案内をやっていました。
かっては石炭の島ということで栄えて、長さ1.2キロの小さな島には
3,600人の住民が生活をしていました。この島の人口密度は、東京
都以上だったそうですね。小さな島にこれだけのたくさんの人が住もう
とすれば、高層住宅がなければ生活できません。でもそれだけでも生活
が出来るというわけでもありません。小学校も必要ですし、スーパー、
散髪屋、書店、飲食店など一通りの生活が出来るためにありとあらゆる
業種のお店も建ち並んでいたはずです。でも日本の生活の流は、石炭産
業から石油産業に変わり、島の役割が終わりをつげました。
そして、この島で石炭を掘っていた人、その人をサポートする様々な業
種の人達が、日本本島に戻り軍艦島は36年前に無人島になりました。
この島に立っていた高層住宅などは、廃墟と化して窓ガラスはほとんど
割れて、荒れ果てているようです。この島で最後に生まれた人が今36
才になり、この島でバリバリ働いていた人は、どんどんいなくなり廃墟
と化した島を見ることで、人は人生のはかなさを感じてしまうのかもし
れません。観光地といえば、美しいことや、楽しいことばかりのようで
すが、人生のはかなさが詰まった軍艦島をみることもまた素晴らしいこ
となのかもしれませんね。テレビ放送されたことで、たくさんの人がこ
れから訪れに行きそうです。36年前から時代が止まってしまった軍艦
島ですが、いずれは建物も崩れてしまい数百年先、数千年先には人が住
んでいた形跡すらなくなってしまうんでしょうね。

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