野良犬の赤ちゃん

２月に入ったばかりというのに、日中暖かい日が続いています。
先週九州の西海上沖で低気圧が発生して、ぐずついた天気が続き雨が降
ったりして暖かくなりました。今日もまた同じように、九州の西海上沖
で低気圧が発生しそうです。この雨の降り方と気圧配置は、春によくみ
かけるパターンで、先週に引き続いて同じような雨になりそうです。
春はもう近くにきているのかもしれません。
昨日いつものように早朝散歩をしていると、照明下で何かが動いていま
した。遠くからだから、はっきりとはわかりませんが２０～３０センチ
ほどの生き物のようです。散歩の方向でどんどん近づいていくから少し
ずつわかってきました。大きさと形から子猫かな思い、さらに近づくと
子猫ではありません。あちらの生き物も、私に気づきこちらをじっーと
見ています。さらに近づいていくと、あちらにいた生き物が動いたので
わかりました。それは子犬だったのです。人間になれてないらしく５ｍ
程の距離になったら一目散に走って逃げていきました。草陰に隠れてい
たもう一匹もつられて走って逃げました。大きさから生後３ヶ月程の小
さな子犬ですが、やせているんです。子猫と間違うほどですからそのや
せ方はかわいそうなほどでした。子犬といえば丸まると太ったものしか
見たことがありません。何かの事情があって、きっと母親のおっぱいを
飲んでいないのでしょう。母親がいなくなった赤ちゃん子犬２匹はどう
やって生きていくのでしょう。人間にしっぽを振って近づいてくれば、
誰かに拾われて飼ってもらえるのに、あの様子なら無理なようです。
これも赤ちゃん野良犬の定まった運命なのかもしれません。

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