ハウステンボスの改革

ハウステンボスが今年３月の中間決算で、黒字達成をした。
１９９２年にオープンして、１９年目にしてはじめての偉業達成だ。
大型リゾート施設ハウステンボスが、旅行業大手ＨＩＳ傘下で新装開業
して、間もなく１年半。
従業員は開園時３０００人いたが、現在は１０２０人。営業敷地８０ヘ
クタールの内１５ヘクタールを無料化ゾーンとして解放して新しい分野
に取り組む企業などを誘致している。
黒字達成の決めては、新企画による集客だ。遊覧船のほか、アイドルグ
ループＡＫＢ４８のライブ、家電大手シャープと組んだ特殊映像施設の
導入などを矢継ぎ早に打ち出している。
そのスピード感は「以前は提案から１ヶ月以上かかっていた企画が、
今は数日で決まる」とベテラン社員も驚く。逆に目玉企画も、人気が出
なければ短期で撤退する。オープン時に清水国明さんのライブや、プリ
ンセス天功さんのマジックはわずか３ヶ月で衣替えとなった。
東日本大震災で海外客の激減に直面するとアジアから国内に宣伝ターゲ
ットを振り向けた。他の観光施設の苦戦が長期化する中、ハウステンボ
スの集客は４月中には上向いた。
社員の意識改革も着実に進み、販売と食事といった縦割りを廃し、エリ
ア別にチームを組み集客や売上げを競う。社員同士が商品陳列などの様
々な改善策を話し合うようになり、それがサービスにつながっている。
社長が目指すのは「観光ビジネス都市」。英語公用語ホテルに続き、観光
と健康増進を組み合わせた医療観光事業が今秋始まり、大型アウトレッ
トモールも構想中という。これからどう事業を展開していくのか、ハウ
ステンボスから目が離せない。

モール前不動産(千年ホーム)　http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.htm

スタッフブログ　http://nanappemame.blog108.fc2.com/

リフォーム実例　http://www.geocities.jp/sennenhome/f6.html