明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

金融にITの大波

2017年10月30日 | 不動産世間話

みずほ銀行は10年間に1万9千人の人員削減を行う。
これは国内外グループ全体の従業員数約3分の1に相当する。
「フィンテック」の広がりで、金融業以外の新興企業が台頭し事業
環境は厳しくなることが予想されている。このため、大規模な構造
改革に着手して先手を打つ必要があると判断した。
新規採用の抑制や退職者を含め、全体の人員を現在の約6万人か
ら4万人へと段階的に縮小し、800店舗の削減も行う。

みずほ銀行は、店頭で客に対して資産運用などを説明するロボ
ットを開発した。実用化していげば、今までは店員が行ってい
た業務もロボットに置き換えられる。
三井住友銀行は一部の店舗で、振込や入金の手続きに書類を使
わずタッチペンや電子署名で済むペーパーレス化を始めた。
本社部門の書類作成の一部もロボットにさせ、組織再編も進め
将来的に年間1000億円の経費削減効果を目指す。
三菱東京UFJ銀行もAIを活用し、銀行員の手助けなしに来
店者がサービスを利用できる店舗を作る計画だ。

日銀の導入した金利政策の影響で、貸出金利は極めて低い水準
になって利ざやが乏しく、融資などの既存の業務だけでは収益
を拡大しにくくなってきた。また、ITを武器にした新興のフ
ィンテック企業が競合他社として金融業に次々参入して競争が
激化している。決済や送金などの身近なサービスではスマート
フォンなどで気軽に実施できる新興企業が浸透してきた。
金融業界でデジタル化が進むことについてある頭取は「変化
のスピードは想像以上。既存の金融業はもうない」という。
いずれこの大きな波は不動産業界にもやってくる。

 

今日のブログがよかったらクリックしてね
                                     ↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報    http://www.geocities.jp/sennenhome/

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しっかり者 | トップ | 飲酒高齢男性 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

不動産世間話」カテゴリの最新記事