明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

国会議員の世襲

2009年06月12日 | 平凡な出来事
昨日もニュースでやっていた国会議員の世襲問題。
天下り、世襲、公費の無駄遣いと、三悪の一つに取り上げられた世襲問
題ですが、どうやら自民党内の身内からも攻撃を受け、野党の民主党の
格好のターゲットになりつつあるようです。日本国民も世襲については
無関心だった人も、マスコミなどでこうも騒ぎ出したら感心をもたざろ
うえなくなってきました。一時期、民主党の小沢代表の献金問題で、
この度の衆議院選挙は、民主党不利の形勢になっていたようでしたが、
時が流れて、この問題も下火になってきたようです。
世襲がはたしてなぜいけないのか考えてみると、個人商店であれば当然
親が築いてきた財産をそのまま息子が受け継いで、仕事に打ち込んでい
くわけですが、世襲息子は競合他社と競争をしていきます。
力のない2代目、3代目の息子は努力して実力が付いてこないと競争に
敗れて倒産をしていくわけです。
国会議員の世襲息子も、当然親の財産を受け継ぐわけですが、個人商店
と違って世襲を受け継いだ段階で、競合他社がいないに等しい状態が多
い訳ですから努力をほとんど必要としません。こういう人が国を代表し
て政治を動かそうとするわけですね。一歩間違うと国が大変なことに
なりかねません。自民党の世襲議員は4割いるそうですが、この問題は
、今後ますます大きくなっていきそうです。今後も自民党の世襲無策が
続けば、大敗はまぬがれないかもしれません。

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