明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

横綱の品格

2017年12月03日 | 不動産屋のブログが一番

日馬富士の暴行に関して本人の引退で一件落着?
しかし、その前の白鵬の言動に違和感を感じた人が多くいた。
「力士代表としておわびする」「真実を話しうみを出し切る」
「日馬富士関と貴ノ岩関を再びこの土俵に上げたいと思う」。
相撲協会、横綱審議委員会、さらには鳥取県警がこの問題に関
して実態を解明するために必死で情報収集をしたり会合をして
いる最中に何ということを言うのか。

朝青龍の素性が問題視された頃、白鵬は優等生横綱としてもて
はやされていた。ところが、一昨年初場所で33度目の優勝を
飾って大鵬の記録を抜いた頃から、言動に変化が現れ始めた。
それは言動ばかりでなく、相撲の取り口にも出ている。
左上手まわしを引く横綱相撲だけでは、相手力士が研究をして
限界を感じるからだろうか格闘技ともいえる技を使い出した。
右肘を相手の顔面やあごに打ち付ける一撃必殺の荒技が目立っ
たきたのだ。相撲禁じ手には肘打ちは入っていないが、これを
やられた力士は恐怖心から萎縮してしまうようになる。

今場所優勝を決めた14日目の遠藤戦では、左張り手で顔を上
げさせておいて右肘を放った。腰が砕けた遠藤は、戦意喪失の
まま土俵を割った。相撲技でやぶれたのなら仕方がないが、格
闘技で使う技で負けた遠藤は、今後の横綱戦に恐怖心から黄色
信号がともることになる。それを見越して白鵬は肘打ちをして
いるようにもある。もし本場所で下位の力士が白鵬に肘打ちを
放とうものなら稽古場で烈火のしごきが待っているだろう。
禁じ手ではない荒技をまじえて40度の優勝を飾っても、相撲
ファンから見離されて行く日は遠くはないのかもしれない。

 

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