山口県長門市の白木屋グランドホテルが破綻しました。
創業150年といいますから、江戸時代末期から続いてきたことにな
りますが、時代の流れに乗り切れなかったのだろうか。
平成3年の最盛期には売り上げが20億円あったものの、昨年は売り
上げが1/3に減り6億円まで落ち込んでいた。
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現在の経営者の白木社長は7代目のなるのだが、テレビでみた感じで
は70才ぐらいになるだろうか。ということは現社長は今から23年
前の最盛期の時は50才位でその時も経験したことになる。
当時は企業が利益を出し、大半は企業の団体客で客室が満室になり
個人客は少なかった。
ところが最近はもうかっている企業が減ったからだろうか、団体客が
なくなり個人客だけになってしまった。
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しかし団体客が減ったとはいえ0になったとは考えにくい。
全盛期の時それに慢心することなく、団体客にそれなりの手を打って
いれば状況は変わっていたのかもしれない。
客層が団体客から個人客に変わったのであれば、今までのやり方では
通用しなくなるので新しい手を打つ必要が出てくる。
長門市の隣には萩市があり、全国的にも有名な松蔭神社、歴史の街な
どがあるので客層をあちらにもっていかれた可能性もある
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いずれにせよ色々な要因が重なり合って破綻したのだろうが、負債総
額が20億円を超え、たくさんの従業員のいく末のことを考えたら
経営者の眠れない夜はこれからも続く・・・。
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