筋トレブームに乗り順風満帆だったスポーツジムS社。
しかし新型コロナウイルスの影響で、室内での運動を避ける風潮が
強まりジム会員の退会が相次いだ。会員数はコロナ禍前と比べると
半減した。ジムでの運動習慣が途切れると、会員がふたたびジムに
戻ることは期待しにくい。ましては、感染収束だけを待っているだけ
ではジム経営が成り立たなくなる。
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趣味でスポーツタイプの自転車を愛用するS社代表の高橋さん。
インターネットでイーバイクの存在を知り、2020年秋に1台購入
してタイヤの安定感やモーターのパワーに驚いた。アウトドア人気
や脱炭素への注目度が高まるなか、日本でもイーバイクが普及す
ると確信した。
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しかし日本では法令で、電動アシストは時速24キロまでと定めて
いる。外国製のモーターや電動システムを輸入しても、速度設計が
異なる外国製をそのまま使うことはできない壁にぶち当たった。
課題解決で生きたのが、トレーニング機器の販売で培った他社との
提携を探るノウハウだった。海外企業との交渉や共同開発を進め、
1年をかけて電動アシスト機能を日本仕様に改めた。
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ペダルを踏み込むと、車体はぐいぐい前に進む。一見オートバイと
見間違えそうだが、「イーバイク」と称されるスポーツタイプの電動
アシスト自転車だ。スタイリッシュなデザインに、4インチの太いタイ
ヤと、大型のバッテリーで市街地だけでなく、山地や砂浜も走る。
今年4月に発売したところ、注文や問い合わせが相次いでいる。
事業は機転を利かせれば、回りにいくらでも転がっている。
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