弓道の初心者コース10回がようやく終了した。
午前の部には10名の初心者の人がいたが、コースが終了してもこ
れからも弓道を続けようとする人は4名に限定されたようだ。その4
名も、一般の会員さんと一緒に弓を引くようになった。
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矢が思うように飛んでいかずに左右、前後と回りの迷惑をかえりみ
ずに行き先は矢に聞いてくれと言わんばかりだが、たまにまぐれで矢
が的に当たると新人さんたちが「キャッ、キャッ」と大騒ぎをする。
私もそれを見て、笑いながら拍手を送る。
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3年前に私も同じ経験をしたので、新人さんの気持ちがよくわかる。
すると隣で弓を引いていたM先輩が、私に言った。
「児玉さんも、3年前はあんなだったのよ」
「そうですよね。私もちょっと前までは、あんなだったんですよね」
3年前初心者コースでは、M先輩から教えを受けた。
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弓道の基本は『射法八節』と言って8つの基本動作があり、これに
沿って弓道を教えてもらった。頭では理解しても、体が思うように動
いてくれずに悩み続けた。そして3年の月日が経ち、『射法八節』が
だいぶんわかるようになってきたものの、先輩たちから見たら私な
んてまだ「ひよこ」みたいなもの。
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でもかって教えを頂いたMさんには、冗談を言うことができる。
「Mさん最後の矢は、ばっちり当たったので晩酌がうまいですね」
「そうよね。今日のビールは最高にうまいはずよ」
冗談が言える先輩がいるということは、素晴らしいこと。私も4人の
新人さんから冗談が言える先輩にならなくっちゃ~ね。
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