トリッキーな動きのあと小さな尻っぱねをして、私の様子を
みているのがうかがえる。私がちょっとでも恐れれば、その小
さな動きでも敏感に感じ取ることができる。小さなハエが止ま
れば、その止まった皮膚の一部をふるわせて追っ払うことが
できるほど馬は敏感で繊細な動物なのだ。
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小さな尻っぱねをしたので、久しぶりに拍車を腹に当ててグリ
グリと刺激をあたえた。するとそのお返しといわんばかりに、
又小さな尻っぱねをする。完全に私をなめきっているのがわか
ったのでこれではダメだと、今度は頭の中がひっくり返るほど
拍車を使って「バシッ」と一発蹴っ飛ばした。
・
すると又小さな尻っぱねをしたので、間髪を入れずに拍車で又
一発「バシッ」。このやり取りを3回続けると、クリは白旗を
揚げて尻っぱねをしなくなり私の指示どおりに駈歩を始めた。
この攻防はわずか2分程だっただろうか私が完全に勝利した。
これ以降、私の指示に逆らうことなく素直に動いてくれた。
・
前回のことがあったので、クリが本気で尻っぱねを連発すれば
耐えられるかと心配ではあった。そして以前の私だったら、尻
っぱねをしたら3発ほど連発していたが一発だけしかしない。
そこには、私とクリの『人馬関係』があるので冷静にお互い自制
することができたようだ。本日の乗馬が終わったあと、体をお
湯で洗ってあげる時に「よしよし、今日は頑張ったね」と、
いつも以上にほめてあげた。
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